子ども医療費 3〜15歳「月3000円まで自己負担→「1500円」へ2019
京都府は、子ども医療費助成について、現在「3〜15才は月3000円まで自己負担」となっていることについて、「月1500円まで」に負担を引き下げる方針、9月実施予定を発表しました。
私は、昨年12月府議会の代表質問、6月の一般質問で。「どこに住んでいてもお金の心配なく受診できるようにしてほしい」「京都市だけ、大きく遅れているのはおかしい」などママ・パパ達の声を届け、歯科医師のみなさんの声も紹介して、「府制度として窓口負担を中学卒業まで無料にすべき」と求めてきました。
・・・そこから見ると、今回の「負担軽減」は、うーん、一歩(いや半歩?)前進ではありますが、京都市は依然「上乗せ、拡充はしない」としており、やはり大きな負担と格差が残ることに、くやしい思いです。でも、だからこそ、地域でも議会でも引き続きがんばらなくては!と感じます。
そもそも、「赤ちゃん、乳幼児医療費を無料に」という課題は、長年の新ふじんや医療関係者のみなさんの運動と、日本共産党の議会論戦により、とりあげられ、前に進んできました。
党議員団が府議会で最初にとりあげたのは1972年。そして、20年かかって、1993年に、0〜1才は200円負担ですむ制度としてスタート。2003年には、入院は就学前まで200円負担に、通院は3才から就学前まで月8000円自己負担に。さらに2007年からは、8000円➝3000円に自己負担が軽減され、2012年にはこれが小学校卒業まで、2015年には中学卒業まで対象に拡充されました。
けれども、その間に、京都市以外の市町村はさらに独自財源を上乗せするなどし、中学や高校卒業までなど対象拡充や無料化を進めてきました。私の周りのママたちの「京都市だけが3歳から重い負担とは、おかしい!」という声は当然です。
私は、12月代表質問で知事に「2000円とか1500円とか、中途半端な負担軽減にとどまるのではなく、中学卒業まで完全無料に決断を」と提案しましたが、やっぱりまだ中途半端ですよ。
京都府と京都市が、真剣に協議し、府民・市民の声に、こたえるべきではないでしょうか。
・・・「要求が実現するまで、絶対あきらめない」のが日本共産党議員団ですから、引き続き、2月府議会でもがんばります!