イオン桂川オープン 交通量調査を行い府警に対策要請
17日に「グランドオープン」となる「イオンモール桂川」ですが、住民からは交通渋滞・事故や地域の商店街への影響を心配する声などが寄せられています。
そこで、日本共産党として、住民のみなさんと一緒に京都府・市に対策を要請(9月29日)するとともに、交通量調査にとりくむことにしました。さっそく、「プレオープン」後の最初の土曜である11日に、洛西ニュータウン境谷本通からイオン桂川を結ぶ3箇所で、@午前11〜12時、A午後1〜2時、B午後5〜6時、の3回に分けて1時間の通過車両(イオン方面行き)を数えました。
結果は、境谷本通・福西東通交差点 で午前11〜12時674台、午後1〜2時684台、午後5〜6時874台。同様に、物集女・御所海道交差点で、736、756、840。南区「高田町」バス停前で、924、761、727となりました。
イオンモールに最も近い調査地点、「高田町」バス停では、午前の1時間に1000台近い車両が通過し、自家用車の他、マンション工事車両やイオンの商品搬入車もありました。
また、「プレオープン」は主に近隣に知らされているためか、歩行者や自転車が非常に多く、横断ができないイオン西北側交差点やエレベーター付歩道橋がごったがえし、右往左往しておられる方々の姿も見られました。
他、「国道171からイオン方面への右折・左折が渋滞で動かない」「物集女もいつもより混んでいる」などの情報も寄せられました。
★交通渋滞・事故の対策を〜京都府警にききとりと要望
この調査結果も受け、河合ようこ市議、由良ひろみさんらとともに、本日、京都府警に交通渋滞・事故対策についてききとりを行ないました。
交通規制課の担当者は、「各所に人を配置し、イオンにも意見を述べて対策を行っている。しかし交通は“生き物”なので、今後どうなる、どう対策をとればいい、というのは難しく、数ヶ月かけて落ち着くと見ている」とのこと。
しかし住民のみなさんにとっては、生活道路で交通渋滞や、ましてや交通事故が起これば取り返しがつきません。「対策は事故の後」では困ります。
…私たちは、ひきつづき18日にも交通量調査を行い、行政やイオンに対策の強化を求めていきたいと思います。ぜひみなさんのご意見や情報をお寄せ下さい。