16年10月15日(土)
米軍の福知山での実弾訓練やめよ!防衛省に申し入れ2016
日本共産党府会議員団と京丹後市議団は13日、京丹後米軍レーダー基地による住民被害の根絶と、福知山自衛隊駐屯地での実弾訓練計画の中止を、防衛省に申し入れました。井上哲士参院議員、山内健5区国政委員長も同席しました。
京丹後の米軍と住民との間で起きた交通箏故では、「公務外」を理由に住民が泣き寝入りさせられている実態をつきつけ、被害の根絶を要求。防衛省は「公務外でも対応する。事故根絶へ努力したい」と答えました。
また、米軍・軍属が、新たに自衛隊福知山駐屯地で実弾射撃訓練を計画・要請していることにつ
いて、「沖縄では米軍の流れ弾で住民や子どもが大けがをするなど被害が多発している。京都北部の住民全体の安心・安全に関わることであり、容認できない」と中止を要請。
私は、「そもそも2010年の日米合意で、防衛省は、全国の自衛隊施設で米軍との共同使用を検討するとしている。リストには、西京区・桂自衛隊駐屯地もあがっている。今回の福知山以外にも米軍の要請はあるのか、検討しているのか」とただしました。
防衛省は「具体的な要請はない」と答えました。しかし、福知山での米軍訓練の具体化は、事実上の“米軍基地の拡散”を許すことになります。
…安倍政権は、戦争法(安保法制)による「新たな任務」の付与で海外へ送る自衛隊員を危険にさらし、同時に、国内でも日米軍事一体化を推進。こんな道を許すわけにはいきません!