16年8月21日(日)
日本母親大会in石川・福井に参加2016
「子どもを戦争に送らない、暮らしを守ろう」…お母さんや女性の願いをつないで開催されてきた日本母親大会は、今年で62回目を迎えます。20・21日、石川・福井へ、京都から100名を超えるみなさんとともに参加させていただきました。4歳の息子も一緒です。
1日目の問題別集会は、「食・農業・TPP」に参加。アジア太平洋資料センターの内田聖子さんが講演され、「TPP交渉会場に足を運んでみると、米国などのグローバル企業が大勢来ていて、『じゃまなルールをなくせ』と活発なロビー活動をしている。こんな大企業の利益のために壊されるのは、私たちの暮らしや安全のセーフティーネットです」と強調。
また、「限りなく緩やかは米国ルールでは、パスタ、ポテト、干しブドウなどに“ウジ虫やゴキブリが少々混入していてもOK。遺伝子組み換えOK”となっている」との話には、会場の女性から「え〜!うそ〜!?」と悲鳴があがりました。…秋の臨時国会で批准なんてさせない!という運動と世論が必要です。
2日目は全体会。『琉球新報社』の島洋子さんが記念講演に立ち、沖縄での米軍属女性殺害事件や高江でのヘリパット工事強行、それに対する県民のたたかいの広がりについて述べ、「自民党の勉強会では、政府に反対する沖縄2紙をつぶせ、と言われたけれど、つぶされるわけにはいきません。これが民主主義の国?と問うたたかいをご一緒に」と全国に呼びかけられました。
…沖縄に連帯した民主主義をとりもどすたたかい、そしてTPP許さない、京都からもさらに広げていかなければ!と思います。