成まりブログ2016年06月
16年6月19日(日)
リリコとレイ(19)ライオン注意!001r)リリコとレイ 2016
16年6月14日(火)
安心できる介護に 介護事業所訪問2016
「誰もが介護を安心して受けられるようにしてほしい」…いま、多くのみなさんの切実な願いになっています。
ところが安倍政権は、「介護離職ゼロ」を掲げながら、昨年は事業所への介護報酬を大幅に引き下げ、利用料を一部2割負担にし、特養ホームなどへの入所は「要介護3以上」に限るなど制度を連続改悪。さらに、「要支援1・2」の方への訪問介護・通所介護を介護保険から外して、市町村の「新総合事業」への置きかえを進めています。京都市では、来年4月から新事業へ移行するとしています。
これらの問題で、西京区にある介護事業所を河合ようこ市議とともに訪ね、現場の実態やご意見をうかがってきました。
デイサービスや訪問介護の事業所では、「新事業では今より事業費が減らされると聞くが、とても続けられない」、「介護はマンパワーなので事業費はこれ以上削りようがない。新事業に参入するかどうか思案中です」、「結果として、いまの利用者さんで今後は受けられなくなる方が出てしまうと心配している」など声が共通して寄せられました。
また、総合的な事業所でも、「職員確保が大変。介護職全体の給料が低いうえに、大手の株式会社の参入などで、給与水準ではとても太刀打ちできない」、「厚労省は『ため金(内部留保)がある。使ってしまえ』などと言うが、事業の拡大や安定して運営するためのもので必要」、「行政が推進する『地域包括ケア』で、以前は福祉事務所がやっていた介護相談・支援も丸投げされている。実態は独居や老々介護、虐待など深刻で、もっと行政が責任をもってほしい」などの意見もお聞きしました。
…利用者も安心して受けられ、働く人や事業所も安心して続けられる介護制度へ、社会保障を解体するようないまの政治の抜本的転換こそ必要と感じます。みなさんのご意見をさらにお寄せいただき、ご一緒に力を合わせましょう。
*こちらもぜひお読みください⇒「大河原としたかの介護提言〜安心して老後が暮らせる社会へ 介護制度の抜本的見直しを」
16年6月10日(金)
伝統文化財 守る技術と職人の存続を〜文化財保護懇談会2016
党府会議員団は、伝統文化財の保存に関わる方々との懇談会を開催しました。宮大工、瓦職人、かやぶき職人などをはじめとした社寺建築などにかかわる建築業のみなさん、自治体関係者など、約80人が参加されました。
最初に、工学院大学客員研究員の菅澤茂さんが、議員団とともに行なった事業者アンケートに触れて、「府が宮大工を直接雇用するなど京都ならではの文化財行政があるが、技術の存続、材料の調達など危機的状態」と報告。
続いて、議員団から原田完府議が、文化財保存・修復の事業を、技術や後継者が引き継がれるように仕事量でも予算でも行政が補償すべきことなどを提案した「第一次提言」について報告しました。
さらに、ゲストスピーカーとして、日光東照宮などの修復を手掛けている小西美術工藝社社長のデービッド・アトキンソンさんが発言。アナリスト出身のアトキンソンさんは、技術を継承するには安定した雇用や経営が必要なことを強調。また自らの財務省とのやり取りにも触れ、文化庁の移転をめぐる問題、京都の文化財行政について独自の問題を提起されました。
会場からも貴重なご意見をいただきました。