16年5月10日(火)
ライブ嵐山が閉店へ “買い物難民”対策が必要です2016
「嵐山東学区にたった1つしかないスーパー、『ライブ嵐山』が閉鎖されるらしい!」と住民から声が寄せられ、さっそく、河合ようこ市議らとともに、関係者やご近所の方々にお話を聞きました。
「ライブ嵐山」は専門店による協同組合運営ですが、現在、組合員が6軒にまで減っているといいます。老朽化した冷蔵庫などの設備改修が必要になる一方、客数や売上げが減り続け、近年はイオンモールや、マツモト、フレスコなどの大手・中堅スーパーの相次ぐ出店の影響が大きく、また消費税が10%増税となれば「軽減税率」対応のレジへの入れ替えに1000万円近い出費が必要となるなどのなかで、組合として「店の存続はできない。6月末に閉鎖」を決めたといいます。
一方、地域のみなさんからは「毎日の買い物ができなくなる」「高齢者の利用が多く、閉店されたら地域で暮らせなくなる」「薬の処方と配達までしてもらって助かっている。これからはどうすればいいのか」「2階会場を利用しているのに」「いまの店が存続できないなら、買い物施設を誘致してほしい」など、切実な声が寄せられました。
…私もこの間、イオンモール桂川の出店などをめぐり、府議会で「大型店の出店規制をすべき。地域の商店街や小さなスーパーにこそ手厚い支援を」とくり返し求めてきたところですが、いままた新たな事態が進んでいることを痛感しました。
さらにみなさんの声を聞き、行政にも施設の存続や誘致など買い物難民を生まないよう、思い切った支援を求めていきたいと思います。ぜひみなさんのご意見をお寄せ下さい。