15年5月11日(月)
竹の里・大蛇ケ池公園 痛ましい事故くり返さないために2015
連休中の5日、竹の里学区にある大蛇ケ池公園で、小学校2年生の男の子が池に落ちて亡くなるという痛ましい事故が起きてしまいました。
事故を受け、河合ようこ市議、由良ひろみ福祉まちづくり委員長らとともに、現地調査を行い地域住民の声を聞きました。
管理者である京都市では、事故直後に、北部みどり管理事務所と学校関係者、地域住民での協議が行われ、池から流れ出る上里川へ降りられるハシゴ(足掛け金具)の撤去、子どもたちと住民への啓発などがすすめられているところです。
公園でお聞きすると、清掃ボランティアの方々は、「30年前にも子どもが溺れる事故が起き、フェンスをつけてもらったが、また同じような事故が起きて私らも残念だ」「『魚釣り禁止』と看板には書いてあるが、子どもは漢字が読めない。ひらがなで、池が深いことを図解するなど工夫がいるのでは」とのご意見。
また、ご近所の方は、「大人のマナーが悪い。フェンスを乗り越えて釣りをしている姿を、子どもは見ている」「地域で子どもの安全を見守ろうとしているが、インターネットなどで遠くからも釣り人が来て入っている。どうすればいいのか」と悔しさをにじませながら話して下さいました。
・・・残念ながら失われた命が戻ることはありませんが、こうした事故が2度と起きないように、みなさんの声をしっかりと行政に届け、さらに対策をつよめていかなければと思います。