14年10月10日(金)
米軍基地はいらない!」〜岩国でも広がる世論と運動2014
8・9日、党議員団の調査で、「殴りこみ部隊」とされる米海 兵隊など約5000人を抱える岩国へ行ってきま した。
8日には岩国市当局から説明を受けましたが、米軍関係者による様々な事件や事故などが、表面化し ているだけでも毎年何件も発生していること、7年前には隣の広島市において、岩国基地所属の米兵4人により10代の女性が集団暴行されるという許せない事件まで起きていること(しかも不起訴処分!)に、あらためて驚きました。
しかも安倍政権のもと、沖縄県から空中給油機kc130(写真)などが移駐、さらに神奈川県厚木基地からは空母艦載機部隊までが転入する予定とのこと。市は「米軍はよき隣人」となるよう求めたり交流事業を進めているといいますが、住民感情からは程遠い話ではないかと感じました。
9日は、県議候補である松田一志さんや平和委員会の吉岡委員長に基地周辺を案内いただきながらお話を聞きました。政府の進める米軍再編により、岩国が東アジア最大の米軍基地にされようとしていること、住民からは「もうこれ以上、米軍はいらない」との声があがり、世論が大きく変わりつつあるとのこと。
それを示すかのよう に、何百という黄色いノボリが立つ、新たな米軍住宅計画地。自治会ぐるみの取り組みになっているそうです。
しかも岩国基地では、「テロ攻撃」に備えた避難訓練やガスマスクの採寸・配布までされているということで、まさに基地の存在によって、テロや戦争の危険に住民がさらされるのです。
…やっぱり、京都にも、岩国にも沖縄にも、米軍基地はいらない!とつよく感じました。