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14年2月13日(木)

責任転嫁、ひらきなおり連発!?…代表質問知事答弁2014

 4月の知事選挙を目前に控え、2月府議会が7日から始まりました。

 昨日と今日は代表質問。日本共産党からは原田完議員が、安倍内閣の暴走と一体で消費税増税、原発再稼働、米軍基地建設などをおしすすめ、暮らしや平和を壊す山田府政の問題点をただしました。…驚いたことに、山田知事は“トンデモ答弁”を連発。

 京都経済の深刻な実情を示し、「消費税増税中止こそ、本当の景気対策だ」と追及すると、知事は「税と支出の均衡の問題。 税がなくなれば良くなるというのか」とねじまげ 答弁。原発再稼働については「新規制基準で安全審査し説明を」と推進の姿勢をしめし、京丹後への米軍レーダー基地設置には、「ミサイル防衛のため」「国防は国の問題」「(反対を言う共産党は)国と地方の区分がわからない」と、住民の反対の声に背を向け、あらためて国に協力する立場を表明。

 府民の暮らしや営業について、京都府の事業所減少率が全国ワースト1(被災地除く)になっている責任をただすと、知事は「京都は飲食店、キャバレー、バーが多い」と言い訳し、「イオンモール桂川」など大型店を呼び込んできた府の責任、商店街や“買い物難民”がいっそう深刻になろうとしている問題には、「生協の戸配や(ネット通販の)アマゾン」のせいだと責任転嫁。

 また、京都府が非正規雇用率で全国ワースト3の原因は「大学生が多いから」、少子化(合計特殊出生率)ワースト2は「女子学生が多い」とし、市町村合併、地域振興局、土木事務所、保健所の統廃合をすすめてきた責任をただすと、「市町村が振興局はじゃまと言ったから」とこれも責任転嫁。

 はては、「かつての府政で経済が停滞し、いまだに苦しんでいる」などとし、自民党府政になって36年、山田府政で12年も経っているのに蜷川府政に責任なすりつけ、まさに“トンデモ答弁”です。

 …知事の答弁には、府民の切実な声に耳を傾けようという姿勢はまったく見えません。やっぱり知事を変えなければ!と感じたのは私だけではないと思います。

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