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13年9月20日(金)

9月府議会代表質問@〜米軍レーダー基地、社会保障改悪2013

 17日に開会した京都府議会9月議会。昨日・今日と知事に対する代表質問が行われ、日本共産党議員団から私と前窪団長が質問に立ちました。

*代表質問 大要はこちら

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★米軍基地「受け入れ」撤回せよ

 私はまず、山田知事が昨日の自民党議員の質問への答弁で、京丹後市への米軍レーダー基地建設「受け入れ」を表明したことに対し、厳しく抗議し撤回を求めました。

 計画が発表されて以来の半年間、「防衛省の説明を聞けば聞くほど米軍基地はいらない」という京丹後市民の声は高まるばかりであり、府民全体からは3万筆をこえる反対署名が寄せられています。

 私は「『地元の意向』と言うが、判断にあたり地元住民の声を聞いたのか。また『地元』は府民全体であり、府民説明会も開かずに『合意が得られた』などとなぜ言えるのか」と追及。知事は「京丹後市長と議員の意見で判断」と言うだけです。

 さらに、山田知事もメンバーである関西広域連合が「オスプレイの訓練を全国へ拡散せよ」と国に要請したことについて質したところ、知事は「沖縄の負担軽減のため」「自分さえ良ければという立場でない」などと、関西広域連合と同じ意見・立場を表明しました。

 私は、沖縄からも「負担軽減にならない」と声があがっていることを指摘。「憲法解釈を変え集団的自衛権行使をすすめる安倍政権と一体に、米軍基地と訓練の拡散・強化をすすめるというのは“アメリカとともに戦争する国”への道であり、絶対に許されるものではない」ときびしく指摘。米軍基地建設を許さないため、府民とともにたたかい抜く決意を述べました。

★消費税増税、社会保障改悪への協力やめよ

 次に、政府が消費税増税と社会保障の全面改悪を「一体的」に強行しようとしている問題について、知事の姿勢を質しました。この間、山田知事は全国知事会長として「国と地方の協議の場」を求め、消費税増税分の地方配分を増やす代わりに、消費税増税と社会保障改悪について「必要性を地方の側からも訴えていきたい」などと発言し、国と一緒に推進。あわせて、国保料の大幅値上げにつながる「国保の都道府県一元化」も推し進めてきており、責任は重大です。

 また、8月からの生活保護基準の切り下げが強行され、実際に母子家庭などで「子どもの貧困」「貧困の連鎖」につながる実態が起こっていることに触れ、生活保護制度の改悪に、反対の声を上げるべきと迫りました。

〈つづく〉 

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