成まりブログ2012年10月
12年10月27日(土)
市民の足を守る西京連絡会 結成!2012
「地下鉄東西線の延伸」はちっとも具体化されず、市バス民間委託は一番にすすめられてきた西京区で、「これ以上足の切り捨てを許さない!」と、本日、「市民の足を守る西京連絡会」が結成されました。
バス・交通の充実、具体的には敬老乗車証や福祉乗車証の拡充、民間バスへの適用など求めた結成総会で、私も河合ようこ市議とともにご挨拶。他に森川央市議(無所属)も出席しました。
「地下鉄が来ないのは、京都市の約束違反だ!」「市バスがあまりにも不公平、不便。歳をとるのが心配」「なぜ、敬老乗車証が民間バスには使えないのか!?」「福祉乗車証の自己負担が重すぎる」などの声が西京区民には渦巻いています。それにおされて京都市も「敬老乗車証の見直し」を言わざるを得なくなっていますが、負担増を許さず住民の願いにこたえるものにするため、運動を大きくしなければなりません。
またいま、「にそと(第二外環)」や9号線西立体交差(千代原口)が今年度末に開通予定となり、交通体系全体が大きく変わろうとしています。私の母校である京都市立芸大の区外移転計画にも「西京区からなくなるのは困る」「そもそも地下鉄延伸と一体の計画だったはず」という声が寄せられています。
…まちづくりや交通を考える時、何よりも大事なのは“住民の願い第一”ということだと思います。みなさんと一緒に運動を広げていく決意あらたに、がんばります!
12年10月24日(水)
安斎育郎さん原発問題演説会でおおいに語る!2012
安斎育郎氏を迎えた日本共産党原発問題演説会。450人の参加者でウエスティ・ホールは満杯に!…ありがとうございました。
安斎先生は、福島第一原発事故について、事故は「収束」どころか進行中であり、大量の放射性物質が放出された影響や、放射能の食物汚染、被災者の健康管理、廃炉への道のりなど、政府の対応にはさまざまな問題点があることを指摘。
日本の原発依存の背景には「『理科』でなく『社会』の原因がある」として、日米の政府と財界など利権にむらがる「原子力ムラ」の存在について、自らの足跡にも触れながら力説。「政党として唯一『即時原発ゼロ』の政策を出しているのは日本共産党。放射能汚染や健康被害など、国の責任で監視・対策をすすめていくためにも、国民の声を代弁する議員を選ぼう」と呼びかけられました。
また、吉田幸一衆院4区国政委員長が「大飯、高浜原発から30キロ圏に入る京都4区から『原発ゼロ』ののろしを上げよう」と訴えました。
* *
…私は司会だったのですが、会場には「共産党の演説会は初めて」という様子の方々や、子ども連れのママ・パパが多く(うちも2人連れて行きましたが)、「保育ルーム」も「親子室」も満杯!こんな演説会は久々な感じで、とっても元気をいただきました。安斎先生への質疑応答にもたくさんの手が挙がり、時間切れとなった方には申し訳ありませんでした。
来るべき総選挙は、「原発をどうするのか?」が正面から問われる初の国政選挙。みなさんの「原発ゼロ」の声にこたえるためにも、日本共産党を躍進させて下さい!
12年10月21日(日)
桂川こどもまつり/西京区の保育園定員60人増へ!2012
今年、14回目を迎えた「桂川こどもまつり」(実行委員会主催)。今年は初めて「地元スタッフ」として参加しました。
…青空の下、会場の児童公園には300人を超える子どもたちやファミリーが集まり、紙芝居、輪投げ、お絵かき、工作、トンカチなど遊びコーナーは終日の大盛況!うちは一家で「ねんどあそび」コーナーを出しました。
かみの診療所や健康友の会による「やきそば」「フランクフルト」、新婦人や地域のみなさんの手づくり市、フリーマーケットなど、充実です!
…「桂川学区に児童館や保育所をつくろう」という運動から生まれたこの「まつり」。こどもたちのためのまつりとして、これからもみなさんと一緒に引き継いでいきたいと思います。
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さて、その保育所ですが、来年度の西京区の保育所募集定員について、来年度、区内の2保育所でそれぞれ30人ずつ増やされ、全体で入所定員が60人増えることになりました。
…府議会に提案された9月補正予算で、府こども未来基金(国の緊急対策費を元にしたもの)による待機児童解消の助成が決まり、府内5箇所が対象となったものです。
「保育所を増やし保育予算充実を!」と、河合ようこ市議とともにずっと訴えてきましたが、今回の定員増はママ・パパたちの願いにこたえる一歩です。
同時に、「定員増」や「分園」ばかりではいろんな問題もあります。みんなが安心して子どもを保育所に預けられるよう、ひきつづきがんばります。
12年10月10日(水)
リリコとレイ(1)お産は甘くない!001r)リリコとレイ 2012
「レイ君が生まれた時な、すっごくドキドキして涙が出そうやったで。ちゃんと生まれてきてよかったね」…出産への立会いは、小学4年生の娘・リリコにとって、よっぽどの体験だったのでしょう。3ヶ月がたったいまも、時々思い出したように弟に話しかけています。
私のほうも、正直いって、2人目のお産がこんなに大変だとは想像していませんでした。
予定日を10日も過ぎ、陣痛が始まっても赤ちゃんの頭はいっこうに下りてこず、分娩室で押したり引っぱったりしてもらって、最後は力の限りふんばって、やっと出てきたのが4000c超の巨大児。「1人目だったら、自然分娩では無理だったねぇ」と先生や助産師さんはニッコリ。
…はぁ〜そうだったんや。やっぱり、お産って甘くはありませんでした!
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これまでの「リリコ日記」の続編として、お姉ちゃんになった「リリコ」と弟の「レイ君」をめぐるいろんなことを、また時々、綴っていきたいと思います〜♪ どうぞ、よろしくお願いします。
12年10月 5日(金)
9月議会最終本会議 議案討論2012
府議会9月定例会が、本日、閉会しました。
消費税増税中止やオスプレイ反対などの世論と運動が広がるなかで開かれた府議会で、日本共産党は暮らしと営業、いのち、地方自治を守る立場で論戦。
…私は産休から復帰した最初の議会でしたが、感じたのは、府民の声に背を向ける山田知事の姿です。
「京都経済と暮らしを壊す、消費税増税と社会保障改悪中止の立場をあきらかにせよ」と私たちが求めたのに対し、知事は「消費税は福祉に反しない」「問題は使い方」と増税を容認。さらに、「大飯原発は止めるべき。今夏の電力需給実績でも大飯の再稼働がなくても電力は足りていたではないか」との追及に対しても、「(2030年代まで原発を容認する)政府戦略と同じ立場」「再生可能エネルギーは不安定」と、開き直り。
…「大飯原発再稼働するな」という市民運動のみなさんから、一時は「山田知事がんばれ」の声まであがったのに、裏切りはひどいじゃないですか。
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開会本会議では、党議員団を代表して議案討論に立ちました。
「住宅耐震化の補助戸数追加」「通学路のガードレールなど安全対策」など府民の声にこたえる内容の補正予算案・議案には賛成するとともに、「植物園北山通活性化事業」「京都府国民健康保険調整交付金の交付に関する一部改正」条例、「府立少年自然の家条例一部改正」条例、契約案件「1級河川畑川総合開発工事請負契約変更の件」には反対しました。
植物園北山通活性化事業費については、植物園北山通にカフェショップを整備(8000万円)するというもの。けれど、文教委員会でくりかえし質問したところ、実は議会や府民には知らせず、3箇所のカフェ募集を“トップダウン”で進めていたこと、計画の見通しがずさんであることなどが次々と明らかに。…そもそも公立植物園とは「生きた植物の博物館」であり、とりわけ、京都府立植物園は国際的にも知られた高い水準の技術をもつ府民の貴重な財産です。本来のあり方からはずれて「エンターテイメント性」ばかりを追求し、変質させるような計画には賛成できません。
*詳しくは、党府議団HP・成宮まり子議案討論をご覧ください。