12年3月20日(火)
洛西ニュータウン創生推進委「まちづくり交流フォーラム」2012
洛西ニュータウン創生推進委員会による「まちづくり交流フォーラム」がエミナースで開催され、私も参加して住民のみなさんと意見交換させていただきました。
*
建設から40年近くになる洛西ニュータウンで、高齢化・人口減少が進むなかで、「公共交通」「買物センター」「子育て」「環境・景観」「コミュニティづくり」などのまちづくりについて、住民が主体となって行政と連携して推進しようと6年前に設置されたのが「創生推進委員会」です。
今日の「交流フォーラム」では、創生委員会からの全体報告の後、5つのテーマで討論が行なわれ、私は「交通アクセス・循環バス」ブースに参加しました。
参加者からは「老人福祉センター(境谷)やふれあい会館(桂坂)、サブセンターの利用に、バス1本で行けるような路線がほしい」「高齢になるとバス停までが遠く、買物や病院はバス停からすぐでないと困る」 「いろんなバスが入っているが、やはり敬老乗車証で無料で乗れる市バスがほしい。地下鉄延伸が実現していないのだから…」「ニュータウンの外れに住んでおり、バス停までが遠いし坂がきつい。塾や病院のマイクロバスのようなのを利用できないか」「市交通局に要望をしてきたが、住民の力ででもっと何ができるかも議論していきたい」などなど、活発な意見が交わされ、たいへん刺激をうけ勉強になりました。
部会では、洛西ニュータウン全戸を対象にした「バス路線アンケート」を2009年に実施されていて、その結果報告書もいただきました。〜ありがとうございます!
ちなみに他のテーマは 「うるおいのある緑のまちづくり」「ごみゼロのまちづくり」「洛西にプレイパークを!」「魅力あるコミュニティの場づくり」で、どれも笑いや拍手が起こったりして活発な討論がされた様子でした。
…“まちづくり”への住民自身の願いや思い、パワーを信頼しつつ、行政は財政や体制面でしっかりとサポートする役割がいまこそ求められていると思います。