12年3月17日(土)
文教委A〜私立高校授業料無償化拡充を!2012
続いて、16日の文教常任委員会では、私立高校授業料無償化についてとりあげました。
府による私立高校授業料無償制度(あんしん就学支援事業)が、すでに今年度から年収500万円未満世帯へ広がり、さらに来年度からは兵庫・奈良の私学通学生にも支援(1人3万円程度)がスタートします。
これ自身は一歩前進です。…が同時に、父母や高校生からは、支援額の拡充や通学生数の多い大阪・滋賀も対象にすること、さらに専修学校・高等過程も対象に、と切実な声が寄せられており、制度の拡充をあらためて求めました。
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この問題に関連して、国会の衆院予算委員会では2月9日、玄葉光一郎外相が国際人権規約の「高等教育の漸進的無償化」条項の留保撤回を表明。さらに、21日には日本共産党・宮本たけし議員の質問に、「高校の授業料無償化、大学生への奨学金の予算が拡充傾向にあることから決断した」「いったん留保撤回したら、取り消すなどできない」と答え、すでに国連への通告手続き・調整を事務方に指示したと明らかにしています。
…これは画期的なことです!いまだにこの条項を「留保」しつづけているのは、世界160ヶ国のなかで日本とマダガスカルだけなんですから。
今度こそ、日本政府も「高等教育無償化」を国際公約と位置付け、高校・大学含めた無償化への道を、けして後戻りすることなく前進してもらわねばなりません!
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今日は総選挙にむけた衆院キャラバンで、小選挙区四区の吉田幸一予定候補とともに、比例代表近畿ブロックの堀内照文予定候補が西京区入り。
…2人とも新進気鋭の30代、子どもをもつパパ政治家でもあります。躍進・勝利へ、ともにがんばりましょう〜!