成まりブログ2011年11月
11年11月27日(日)
秋晴れの下、西京秋まつりに1500人2011
西京秋まつり、たくさんのご参加ありがとうございました!
市長選挙をめざすコーナーでは、「買物難民なんとかして」「区役所に行けるコミュニティーバスを」「敬老乗車証を民間バスにも使えるように」「国保料を引き下げて」「保育所を増やして」「子どもの医療費を小学校卒業まで無料に」など、舞台上に地域・団体からあふれる願いのプラカードが。
…その真ん中に、中村和雄さん登場!「ぜひ西京から、この京都を変えよう!」とみんなで思いをひとつにしました。
晴天の下、小畑川中央公園は、ご近所の親子連れなどで一日中賑やかに。
写真は京建労による「トンカチコーナー」です。
舞台は、和太鼓演奏や腹話術、楊雪元さんの中国笛と歌、劇団MoMoさんによる人形劇、ムジークフェラインのブラスバンド、など多彩。
各後援会の模擬店も大盛況で、私は「被災地支援コーナー」で救援ボランティアの写真展示と物品販売を担当。
舞台の総選挙コーナーでは、井上哲士参院議員、吉田幸一・4区候補らとともに、党躍進・勝利への決意を固めあいました。
…今年もあと1ヶ月。市長選挙と総選挙の連続する来年へ、がんばるぞ!
11年11月17日(木)
2012年度府予算への日本共産党議員団の申し入れ2011
11年11月 9日(水)
議員団 東北調査B〜由利本荘市の地域協議会2011
調査3日目は、秋田県の由利本荘市で、市町村合併後も地域住民の声をきめ細かく反映させるために設置された「地域協議会」について聞きました。
平成17年に1市7町が合併して誕生した由利本荘市は、人口85000人余、面積ではなんと京都府の4分の1くらいという広大な地域に…。
そこで、市民が行政に参加したり、地域の意見を反映しやすいように、8つの旧市長ごとに地域自治区を設け、地域協議会委員を、@町内会の代表、A農協・婦人会・商工会・老人会など団体代表、B学識経験者、C公募、から選任しているそうです。
さらに昨年度から「地域づくり推進事業補助金」が置かれ、1件50万円の公募方式で、地域協議会から出された町おこしイベントや街路整備、コミュニティバスなど、地域を活性化させるさまざまな事業が補助対象になっているとのこと。旧町におかれた総合支所への職員配置でも、地元出身者を重視しているそうです。
…「市町村合併で役場に声が届かなくなった」との声が渦巻く京都府内や、また京都市内の行政区でも、こうした住民自治の新たなとりくみはおおいに参考になると感じました。
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東北調査の3日間、たくさん移動し、たくさん学びました。ぜひ、京都に帰って、運動にも議会論戦にも生かしたいと思います!
11年11月 8日(火)
議員団 東北調査A〜秋田の風力発電、住宅リフォーム助成2011
調査2日目は、秋田県内で「風車1000本、風の王国プロジェクト」という壮大な計画をすすめているNPO・環境あきた県民フォーラムの山本理事長からお話を聞きました。
秋田では昔から、日本海の強い風のために農業でも産業でも住民はたいへん苦労させられてきたそうです。
「その風を、これからは逆に、新たな産業と雇用に活用しようというのが、私たちのプロジェクトです」と力説する山本さん。
秋田の「風の資源」に注目して、すでに大手電機メーカーが100本あまりの風車を設置しているそうですが、「民間まかせでなく、行政とりくんでこそ、新たな雇用や地域おこしの効果が住民に還元されるんです」との話に、ナルホド!と相づちを打ちました。
具体的には、第1ステップとして八郎潟の干拓農地で、低周波問題や野鳥保護にも配慮しつつ178基の風車設置をめざしているそうです。
やりとりでは、京都の太鼓山風力発電がうまくいっていないことも話題になり、山本さんは「日本のカミナリは世界最大規模。だからこそ“カミナリに強い”技術の開発も日本でとりくまなければなりません。すでにそういう研究も進んでいます。ましてや原発依存はもう無理ですから」。
…未来にしっかりと目を向けた“実現可能な夢”のあるお話に、胸が熱くなりました。京都でも、論戦・運動にも生かさなければと思います。
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午後は、秋田県の住宅リフォーム助成事業について、秋田建築労働組合事務局にお話をうかがいました。
制度について、組合では10数年にわたって要求してきたそうですが、この間、建築士会、建設業組合、宅建協会、不動産協会とともに県も参加する協議会で「どうしたら厳しい現状にある建設業界を支援できるか?」と検討され、すでに県内の横手市などが実施していた住宅リフォーム助成が評判もよい、ということで県としても実施にふみきったといいます。
手続きは、秋田建労、民商などの団体窓口でも取次ぎができ、業者や住民からも利用しやすいと喜ばれているとのこと。
…効果のある良い制度なら、運動からも市町村からも学ぶ、という姿勢が、大事なんですよね〜!
〔つづく〕
11年11月 7日(月)
議員団 東北調査@〜津波被災地、地域包括医療2011
7〜9日の3日間、党府会議員団の調査で、宮城・岩手・秋田の東北3県へ。被災地調査、地域医療、自然エネルギー、住宅リフォーム助成、地域協議会etc.めいっぱいの日程ですが、ぜひ多くのことを学び、生かしていきたいと思います。
今日はまず、宮城県石巻市で津波被害の調査。石巻港付近ではガレキや壊れた車が山積みのまま。この辺りはまだ住民が戻っている気配もなく、民家には泥まみれのピアノが…。
津波から多くの人々を救った日和山には「全国のみなさん 救援ありがとう!」の横断幕。…復興にはまだまだ大変な道のりですが、京都からも被災地支援をひきつづきがんばります。
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続いて岩手県へ移動し、一関国保藤沢病院の地域包括医療のとりくみを、佐藤委員長らからお聞きしました。
病院の理念は“忘己利他(もうこりた)”…自治医科大学の建学精神である「地域の医療の確立」をめざし、病院を中心に、老健施設、特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、グループホーム、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所、保健センターなど開設して、包括的・総合的な医療・介護、健康づくりをめざしておられるそうです。
医師・職員と住民が懇談する「ナイトスクール」も定期的に持ち、地域住民に開かれ、支えられた病院としてすすもうとしておられる姿勢に、とても感銘をうけました。
〔つづく〕