11年10月27日(木)
国民文化祭10月29日から…2011
第26回国民文化祭・京都2011が、10月29日から始まります。
すでに各地でさまざまな催しが開催され、京都府庁でも議会棟横の旧本館周辺に、京都彫刻家協会のみなさんの作品が運び込まれ、なにやらいつもと違ったユニークな雰囲気を醸し出しています。
右の写真は、私の恩師である佐野賢先生(市立芸術大学名誉教授)の作品〈石柱・立っているものの形〉。…佐野先生の作品は、御影石という無機質な材質を使いながら、「なんともいえないホンワカ、あったかさ」と「思わずクスッと微笑んでしまうような面白さ、カワイさ」をまとっていて、すごくいいなぁと、見るたびに思うんです(おこがましくてスミマセン)。彫刻のある風景、ちょっと嬉しい〜♪
「文化・芸術に自由に親しむのは国民みんなの権利であり、それを保障するのは国や行政の責任」「すべての府民・子どもたちに、文化の『受け手』『作り手』に自由になれる機会の保障を」と、これまでも委員会などで繰り返し求めてきました。
専門家のみなさん、団体、後継者育成への支援をもっとつよめ、学校公演や市町村への支援も復活・拡充なども必要です。
…国民文化祭の開催にあたり、「文化」が一過性の“お祭”だけに終わることのないよう、文化・芸術の継続的な支援をつよめるためにがんばらなくっちゃ、とあらためて。