11年8月18日(木)
テレビ文教常任委員会2011
今日は、府議会のテレビ文教常任委員会の収録があり、KBSスタジオで「文化の力で未来を拓く」というテーマで討論をしました(8月21日放映)。
私は、「文化」という言葉が“耕す”からきていることも紹介しつつ、「心を耕し豊かにする文化の営みは、人間らしく生きていくうえで欠かせないもの。国民みんなが文化の『作り手』にも『受け手』にもなれるよう保障するのは国と行政の責任」と述べ、文化予算を増やすべきと主張しました。
…実は、日本の文化予算というのは全体のわずか0.11%。ちなみにフランスの7分の1、韓国の6分の1です!
そのうえ民主党政権の「事業仕分け」で予算削減。京都府でも市町村の舞台芸術公演助成制度がなくなり、文化施設の運営費が減らされたり、京都市では、私の母校である京都市立芸術大学が独立行政法人化されるなどしています。
私は、行政が「口は出すがカネは出さない」のは問題であり、文化予算の増額をすべべきだ、と指摘。
秋の国民文化祭・京都についても、「祭りが去ったらなにもなし」とならないよう、不況に苦しむ文化団体・芸術家、伝統産業の職人などへの支援をつよめ、「全ての学校に伝統工芸品を送る」事業や「高校生の着物授業を小中学校にも拡大」などの“仕事おこし”も提案させていただきました。
…府会議員として初のテレビ討論に、ちょっと緊張。といっても、あの「政見放送収録」ほどではありませんが。