11年7月 9日(土)
平和行進&6月府議会 終わる2011
今日は2011年原水爆禁止世界大会にむけた平和行進が西京区入り。国道の気温計が「38度」(!!)を示すなか、みなさんとともに3キロほど歩きました。…熱〜い!溶けそうです。
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さて、昨日、6月議会が終わりました。
「原発撤退を決断し、自然エネルギーの導入を!」…ドキドキの初質問は、いっせい地方選でもずっと訴え続けてきたテーマでした。
本会議をふりかえり、やりとりを終えて「え、そうなん!?」と“違和感”を覚えたのは知事の姿勢でしょうか。
府民のいのちと安全に直結するからこそ、こちらは「原発撤退を決断すべき」と真剣に求めているのに、知事は「では、共産党は火力発電は認めるのか?」と問題をすりかえつつ、原発については自らの姿勢をはっきり言わないまま。
「自然エネルギーの導入」とは言うものの、原発に代替するエネルギーとしての府の目標・位置付け・手立ては不明なまま。…いま、いろんな首長さんが「脱原発」「原発ゼロ」を明言しているのに、260万京都府民のトップ、全国知事会長でもある山田知事の姿勢はこれでいいのだろうか?
そういえば、この議会、他党派にも原発を正面から論じる姿勢はまったくといっていいほど見られませんでした。大震災・原発災害後の初めての本格議会に、政治のあり方、政治家の姿勢が問われているのに、これって不思議なことではないでしょうか。
…「原発ゼロ」への道というのは、大きく言えば、「ルールなき資本主義」をただし、持続可能な未来へとつながる道ではないかと思います。さあいまこそ、多くのみなさんと語り合い、手を携えて、この道を急ぎ足で行かなければ!と、あらためて感じるこの夏。