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11年7月 2日(土)

一般質問〔3〕自然エネルギー導入目標、学校耐震化を!2011

 6月30日の一般質問では、続いて、原発依存に替わる自然エネルギーの思い切った導入目標や計画について、ただしました。

 世界では、「脱原発」への流れが、ドイツ、スイス、イタリアなどに広がり、自然エネルギーは発電設備容量で、2010年に原発を追い抜いています。

 日本でも、自然エネルギー資源量は20億kW以上の可能性(環境省データによる)があり、全国の原発54基分の約40倍になることも紹介しながら、「京都府として、自然エネルギー活用でも世界の先進となる計画をもつべき」と求めました。

 具体的には、@電力供給のなかで自然エネルギーをいつまでに何%にするか、目標・期限を決める、A太陽光発電パネル設置への新たな補助制度を、B太陽光、風力、小水力、バイオマス、地熱など全ての自然エネルギーを位置づけ、「再生可能エネルギー導入可能性調査」を府内全域で実施、C自然エネルギーを中小企業の仕事づくり・雇用創出につなげる、ことなどです。

*                *

 さらに、学校の耐震化を一刻も早く!と追及しました。

 5月に文部科学省が、「小中学校の耐震化を2015年までに完了」と発表。…小中学校はもちろん、私立、高校・大学など全ての学校の耐震化を、天井や窓、ライフラインも含めて一刻も早く完了することが必要です。

 とりわけ、府立高校の耐震化は全体で71.9%にとどまり、桂高校や洛西高校なども未改修で、生徒・父母から不安の声が寄せられています。ところが、府の計画では「耐震化完了は平成33年度」とされており、これでは遅すぎます。

 そこで、どんなに遅くとも2015年度までに完了させること、とりわけ「倒壊の危険が高い」とされる耐震診断値(Is値)0.3未満の鴨沂高校(Is値0.16)については、ただちに改修計画をもつべき、とつよく求めました。

 教育長からは、鴨沂について「すでに施工等の調査を終え、現在、工事期間などについて検討中。できるだけ早く整備できるよう、とりくみたい」との答弁がありました。

 …子どもたちの安全を“後回し”にはできません!一刻もはやくすべての学校の耐震化が実現するよう、ひきつづきとりくんでいきたいと思います。 

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