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11年7月 1日(金)

一般質問〔2〕防災計画見直し、水道管破裂・ガス停止事故2011

 一般質問(6月30日)では、続いて、原発災害に対する京都府地域防災計画の見直しについて質問しました。

 「放射能から子どもを守るママ・パパの会」からの「学校給食の放射能検査をしてほしい」「年間20ミリシーベルトの基準は、大人も子どもも一緒では心配」の声や、府北部に住む方々の「避難所の学校には、こんなに大勢は入れない」「寝たきりの高齢者はどうすればいい」などの声も紹介しながら、@放射線の量や種類を測定する環境モニタリングポストの拡充、A「原発から半径20キロメートル」などに限定せず、府内全域で原発事故のさまざまな影響に備えること、B専門家はもちろんだが、府民意見をしっかり聞いて計画に生かしてこそ実効ある計画になる、という3点を提案しました。

 防災にかかわる最後に、西京区などで起こった水道管破裂・ガス停止15000世帯という大事故について質問。

 6月20日の事故発生以来、住民や学校施設などから実態や要望をお聞きし、京都市などに緊急対策を申し入れたことにも触れ、「住民は大混乱。暑い時に入浴もままならず、大変な思いをされました。京都市や水道局の責任は重大ですが、府としてもこれを教訓に、府域全体のライフラインの把握・点検・改善を」と要求。

 府・担当者からは「今回の事故をふまえ、あらためて各事業者に、地域防災のいっそうの推進をはかるよう要請した」との答弁がありました。

 (つづく)

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