11年6月 8日(水)
福井・若狭湾原発調査@…福井県の原発対策は?2011
今日は、党京都府議団として、福井県の原発調査に行ってきました。京都市、綾部市、舞鶴市の各市議団、兵庫県議団、近畿ブロック国政事務所も一緒です。
京都駅から8:11発のサンダーバードで福井へ。まず県庁で、佐藤まさお党福井県議から原発立地からの経過など報告を受けた後、福井県の原子力担当課、防災担当課から県の原子力防災対策などについて説明を受けました。
…40年間“原発と共存”してきた福井県。原発防災の専門官も数人おられ、福井大学などの専門家との日常的な連携体制をとっているとのこと。
同時に、その福井県でも「福島原発の事故にともなう事態や避難指示など、いまの計画では『想定外』」のことばかり」「琵琶湖の放射能汚染については想定していない」など、過酷事故(シビアアクシデント)に対しては対策は不十分だということを、あらためて感じました。
京都府でも地域防災計画の暫定見直しが行なわたけれど、「シビアアクシデントは絶対に起こさない」備えとともに、「シビアアクシデントにも備える」立場が必要でしょう。住民の避難や訓練、琵琶湖や飲料水・食糧対策、農・林・漁業への影響、被爆医療体制、etc.まだまだ見直すべき点が多々あると感じます。
続いて、バスで移動し、美浜原発と、「もんじゅ」のPRセンターへ。
(つづく)