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11年5月29日(日)

5月臨時議会、終わる。2011

 28日未明、京都府議会5月臨時議会が終わりました。

 『京都新聞』などでも報道されているように、正・副議長ポストをめぐって「与党会派」内で自民と民主の折衝がつかず、深夜に会期を1日延長。

 その結果、被災者支援や原発災害対策などの補正予算案をめぐる委員会・本会議の審議は、27日から28日へ日付をまたぐ異常事態となりました。

 「与党会派」内の「調整」の結果、「正・副議長ポストの両方を前半2年間、自民が得る。後半2年間は民主が副議長ポストを得る」ことが約束されたようです。さらに、議会選出の監査委員、常任委員会と特別委員会の正・副委員長ポストは、自民、民主、公明の与党会派でちゃっかり分け取り…。

 …こんなやり方を「与党会派」は府民にどう説明しようというのでしょうか。

 何よりひどい!と思うのは、「ポスト争い」に「与党会派」が時間を費やしたことによって、大震災・原発の被害を受けて苦しんでいる被災者や中小企業への支援など、いのち・暮らしに直結する議論が“二の次三の次”という議会運営になってしまったことです。

 もちろん、そのなかでも日本共産党議員団は、この間の実態調査や要望などをふまえ、補正予算の充実を求めて論戦してきました。⇒詳しくは府議団HP

 …府議会が、本当に住民のいのちと暮らしを守る議会としての機能を果たすために、内外の世論と運動で力を尽くしていかねばなりません。

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