11年5月27日(金)
知事へ「原発ゼロ提言」届ける。若狭湾に天正大地震・津波があった!2011
本日、臨時議会最終日です。…が、報じられているように、「正・副議長ポスト」をめぐる自民、民主など与党会派による“かけ引き難航”の様子。府民不在で腹立たしい限りですが、どうも今日中には帰れそうにありません。
…会派室で“待機”せざるをえない長時間。けれどその間に、原発をめぐって2つの出来事がありました。
1つは、山田知事をはじめとした京都府の幹部職員のみなさんに、志位委員長の大震災・原発災害2次提言、不破さんの「『科学の目』で原発災害を考える」パンフなどを、資料として届けにまわったこと。
この臨時議会でも、大震災・原発対策の補正予算が審議されますが、「原発ゼロへのプログラム」を政府に提起した日本共産党の見解を、府幹部のみなさんにも知っていただこう、と行ったものです。私は西脇議員とともに、文化環境部長、府教育長さんらにお届けしました。
もう1つは、原発が集中立地する若狭湾に「過去、津波はなかった」とする関西電力の説明を覆す文献が複数見つかったという報道。昨夜のNHKニュースで見て、私も驚きの声をあげたのですが、天正大地震(1586年)にともなう大津波の記録が、左京区吉田神社に保管されている『兼見卿記』などにあったといいます。
関電は、3月に福井県で配布した「越前若狭ふれあい特別号」などでも、「過去に大きな津波の記録はない」と住民に説明していましたが、ニュースでは「文献の存在を知っていたが、信憑性はないと社内で判断した」とのこと。
…つまり、「存在を知っていたけど『ない』と言った」ということで、ウソをついていたということでしょう。
大変なニュースです!来週の関西電力への申し入れでも、追及しなければ!