11年5月25日(水)
“原発ゼロ”への道…志位・第2次提言と不破講演2011
「原発問題をもっと知りたい」という声が寄せられるこの頃。今日はこのテーマで、党と後援会主催の学習会があり、講師を務めました。
志位委員長が17日に菅首相に提出した「復興への希望が持てる施策、原発からの撤退をもとめる〜大震災・原発災害に当たっての提言(第2次)」や、毎日コラムなどでも話題を呼んでいる不破前議長の講演「『科学の目』で原発災害を考える」などを柱にしながら、この間、党府議団で調査・議論してきている福井・若狭原発の危険性や対策なども紹介。
関西電力は「日本海にはプレートがなく、巨大地震や大きな津波の可能性はない」と舞鶴や綾部市議会で説明しているけれど、23日の参院委・参考人招致では、石橋克彦・神戸大名誉教授(地震学)が「浜岡原発の次にリスクが高いのは?」と問われて、「若狭湾一帯。…地震の活動帯なのに大地震空白域があって一番怖い。最近の耐震バックチェック(見直し)でも、海底活断層などがぞろぞろ見つかっている。非常に危険」と指摘していること、などなど。
会場からは「原発や放射線汚染の危険性がよくわかった」、「実家の綾部は高浜原発から20キロ圏内。今すぐ止めてほしい!というのが本音」、「原発を止めて30年昔の生活に戻る合意をつくろうじゃないか」etc.などの意見も出され、活発な議論になりました。
…原発のことをよく知る、ゼロへの展望を考える。〜こんな集いや学習会をもっと広げていければと思います。ぜひ呼んで下さいね(つたない話でよかったら)!
学習会終了後、参加者の男性が入党されました。「区民アンケート」がきっかけで出会った方です。とっても嬉しい〜!