11年5月12日(木)
大震災2ヶ月。暮らし復興はこれから本番!/活断層真上の福井原発!?2011
東日本大震災から2ヶ月にあたる昨日は、日本共産党として被災者支援を訴える一斉宣伝を行ないました。
西京区では、夕方の阪急・桂駅東口で、河合ようこ市議や党西地区委員会とともに、京建労の方も駆けつけ、募金を呼びかけるとともに、支援活動の報告ビラを配りました。
…いまだ、数千という行方不明者。そして、暮らしもままならない被災者の方々。胸が痛みます。まさに、復興はこれからが本番!政治の責任が問われます!
* * * *
原発をめぐっても、世論は「脱原発」「原発を減らせ」へと大きく動きつつあり、「原発ゼロへ期限をきったプログラムを」との志位委員長の提起が大きな反響を呼んでいます。
同時に、現存する原発の安全対策は急務!…そのことを痛感する場面が今日の『しんぶん赤旗』に出ています。衆院予算委・吉井英勝議員の質問です。
吉井議員「世界と日本で、震源域の真上に原発をつくっているのはどこか。活断層から1キロメートル以内に設置している原発はどこか」
寺坂原子力安全保安院院長「震源域の真上にある原発は世界では承知していない。活断層から1キロ以内にある原発は、美浜発電所、敦賀発電所、『もんじゅ』」
…活断層の集中した地域に原発立地。世界には例がないのに、日本では福井に3つも!異常の極みです。
←これは関西電力の07年耐震再評価の説明図。この時にも新たな海底活断層などがいくつも見つかりましたが、関電は「大丈夫」論に立ちました。
関電や京都府に対しても、危険性の認識をしっかりとただしていかなければなりませんね。