11年3月26日(土)
福島原発事故で崩れた「安全神話」。エネルギー政策転換をいまこそ!2011
大震災から2週間。それにしても福島原発の事態は深刻さを増すばかり。不安の声が広がっています。
今日は、原発問題住民運動全国連絡センターの野村存生(よしお)さん、松尾孝府議を招き、この問題での学習会を開催しました。
ネットやツイッターで見た、街頭でチラシを受け取ったという方など、70人近い方々が参加され、福島原発では何が起こったのか?食品や飲み水の放射能汚染は?エネルギー政策をどう転換すべきなのか?などホットな学習会になりました。
私からは閉会挨拶もかねて、福井県の“原発銀座”の危険性と自然エネルギーの可能性についてお話しました。
14基もの原発が集中立地する福井・若狭湾では、運転開始から30年以上になる「老朽化」原発が8基を占め、美浜原発では8年前に11人が死傷(5人死亡)する大惨事が起こっています。
私も、4年前に吉井英勝衆院議員の原発調査に同行したのですが、大飯原発の火災では放射能管理区域内での消化能力の低さが大問題になるなど、「安全神話」に浸かっていると、様々な防災対策がおろそかになることを目の当たりにし、背筋が寒くなる思いがした経験でした。⇒2007年8月30日
…府議会に行ったら、原発推進行政を抜本的に転換させ、福井原発の総点検、危険な「プルサーマル」運転や「もんじゅ」再開は必ずストップさせなければ!と思います。
そして、いまこそ“原発頼み”をあらため、自然エネルギーへ!行政が「年次目標・計画」を明確にしてとりくむべきではないでしょうか。
再生可能エネルギーでは、ドイツやデンマーク、イギリス、スペインなど知られていますが、日本、京都にも、嵐山・小水力発電をはじめ、市民や中小企業の様々なとりくみがあるんです!⇒2007年11月18日
…自然エネルギー普及への支援、エネルギーも“地産地消”へ戦略的位置づけを!このテーマもぜひ、新しい府議会でとりくまなければならないと思います。
必ず府議会へ行って、バリバリ仕事をするぞ〜!!