10年6月16日(水)
画期的判決!福岡高裁、老齢加算廃止は「違法」2010
今日は左京区の3会場で、演説会・懇談会に参加しました。
…やりました!福岡高裁判決。生活保護の老齢加算廃止は「正当な理由のない不利益変更」であり、「違法」との判決はそのとおり!すぐに復活すべきです。
それなのに、昨日、菅首相は「復活する状況にない」と冷たい答弁。「生活保護基準のあり方について多角的視野で検討したい」なんて言いますが、まず困難を押しつけたことを謝って、老齢加算を復活させるべきではないでしょうか。
憲法25条「生存権」の「健康で文化的な最低限度の生活」とはどんなものか?
「香典が出せないので知人のお葬式にも行けない。孫にお年玉のひとつもやれない。食事は安売りのを買って二日に分けて食べる。…これが人間的な生活でしょうか?喫茶店でコーヒーを飲むことは贅沢ですか?老人は家でじっとしておけというのですか?」と、原告の松島さんらは訴えておられます。
「生存権」とは、人間の尊厳の問題です。年金、最低賃金、税金、シングルマザー、障害者…。私はこの国から貧困をなくしたい!
さて、今年の国民健康保険料(税)の通知が届きはじめ、「高すぎる」「払えない!」の声が渦巻いています。
行政は、滞納者から命綱の保険証を取り上げ、窓口全額負担ができずに病気になっても病院にかかれず、いのちを落とす。
…こんなことは許されません。国が半分に削った市町村国保への補助を元に戻すべきです!