10年3月31日(水)
門ゆうすけカーで南丹・京丹波/知的障害のあるKさんのこと2010
連日、知事選挙演説会や小集会、街頭から訴えています。
今日は宇治市での集会の後、JRで南丹市へ。JR日吉駅で門ゆうすけさんと合流し、さらに胡麻駅〜京丹波町のマーケス前や旧瑞穂町役場前で訴えました。
…久々に春らしい暖かさ、ありがたいです。
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ところで、気になっているのは、先週、事務所を訪ねてきたKさん(37才)のことです。
「生活保護を申請して中央保護所にいるけど、福祉事務所に『銀行預金があることがわかったので出て下さい』と言われた。共産党がホームレスの相談にのっていると聞いたので…」とKさん。働いていた大阪・堺市の工場を2月末で辞めて京都に来たといいます。
…コミュニケーションに少し難しさがあり、知的障害がある様子。とにかくすぐに福祉事務所に同行しました。
そこでわかったのは、Kさんが人間関係のもつれから大阪の救護施設を飛び出してきたこと、施設では「預金通帳」や「療育手帳」も含めた荷物を預かり「早く帰っておいで」と心配していることでした。
福祉事務所で相談した結果、しばらくは保護所にいることになったのですが、今度はそこでトラブルになって飛び出してしまいました。
Kさんからの電話を受けて、共産党下京生活相談所の森野所長と対応を検討。「京都で暮らすにしても、やっぱり一度大阪へ行って手続きをしよう」と説得したのですが、Kさんは「絶対に行かない!」と涙を流し「ホームレスでいい。鴨川の橋の下で寝る」と行ってしまいました。
…う〜ん、支援の難しさを痛感!
それでも「Kさんは好きでホームレスを選んだ」とは言えないと思うのです。Kさんに寄り添うような仕事こそ、本当は行政がやるようになってほしいのですが。