10年3月20日(土)
貧ボラ・カフェ 登場!!2010
ついに登場しました!〜「貧ボラ・カフェ」!
…路上生活者支援を続けてきた「反貧困ボランティア」のメンバーで、「路上生活者や“脱出”したみんなが、励まし合える場があったらいいな」「被支援者やボランティア同士も、ふだん言い足りないことを話して交流したい」と、1ヶ月以上前からアイデアを練ってきた、ちょっと風変わりなカフェ。
19日のカフェ会場(下京区)には、路上生活や失業・求職中の25人と、学生・青年を中心にボランティア15人が集まり、映画『男はつらいよ』上映会&茶話会で盛り上がりました。
…私は茶話会から合流。ちょっとしたハプニングもありつつ、みんなの思いを交流できたのがとってもよかった!
参加者アンケートでも「今日はおもしろかった」「名作“寅さん”を見て懐かしかった」「昔を思い出した。もう一度来たい」などの声が寄せられました。「次に観たい映画」には『釣バカ日誌』『必殺仕事人』などリクエストも多数!
また、「貧困ビジネス」に関する新たな相談も寄せられ、弁護士事務所につなぐことになりました。
そうそう、ある大手マスコミ関係者も取材に(?)来ておられました。
…“次回”への継続が切望されますね〜。「貧ボラ」は3月末で中心メンバーの「卒業」「転勤」など、新たな転機を迎えます。が、なんとか継続していきたいものです。
私もひきつづきがんばるしね〜。
* * * *
Ps. 1日を終えて事務所に戻ったところ、「何か食べ物はないですか?」と受付で男性の声。「えっ!?」とびっくりして話を聞くと「2週間前に失業してゼスト御池で寝ています。昨日から何も食べてなくて、『共産党に助けられた』という話を人づてに聞いたんで…」とのこと。
とりあえず、持っていたカップラーメンを食べていただきながら、「貧ボラ・カフェ」や京都駅での「炊き出し」、生活保護のことなどをお話ししました。
「ありがとう。どうも、ありがとうございました」と礼儀正しく深々と頭を下げて、帰って行かれるのを見送りました。
…足が悪い様子、大丈夫でしょうか。また、会えるといいのですが。