成まりブログ2010年03月
10年3月31日(水)
門ゆうすけカーで南丹・京丹波/知的障害のあるKさんのこと2010
連日、知事選挙演説会や小集会、街頭から訴えています。
今日は宇治市での集会の後、JRで南丹市へ。JR日吉駅で門ゆうすけさんと合流し、さらに胡麻駅〜京丹波町のマーケス前や旧瑞穂町役場前で訴えました。
…久々に春らしい暖かさ、ありがたいです。
* * * *
ところで、気になっているのは、先週、事務所を訪ねてきたKさん(37才)のことです。
「生活保護を申請して中央保護所にいるけど、福祉事務所に『銀行預金があることがわかったので出て下さい』と言われた。共産党がホームレスの相談にのっていると聞いたので…」とKさん。働いていた大阪・堺市の工場を2月末で辞めて京都に来たといいます。
…コミュニケーションに少し難しさがあり、知的障害がある様子。とにかくすぐに福祉事務所に同行しました。
そこでわかったのは、Kさんが人間関係のもつれから大阪の救護施設を飛び出してきたこと、施設では「預金通帳」や「療育手帳」も含めた荷物を預かり「早く帰っておいで」と心配していることでした。
福祉事務所で相談した結果、しばらくは保護所にいることになったのですが、今度はそこでトラブルになって飛び出してしまいました。
Kさんからの電話を受けて、共産党下京生活相談所の森野所長と対応を検討。「京都で暮らすにしても、やっぱり一度大阪へ行って手続きをしよう」と説得したのですが、Kさんは「絶対に行かない!」と涙を流し「ホームレスでいい。鴨川の橋の下で寝る」と行ってしまいました。
…う〜ん、支援の難しさを痛感!
それでも「Kさんは好きでホームレスを選んだ」とは言えないと思うのです。Kさんに寄り添うような仕事こそ、本当は行政がやるようになってほしいのですが。
10年3月28日(日)
文化、女性、青年の会宣伝/小池晃党政策委員長が門候補を応援!2010
知事選スタート後、最初の日曜日。
「民主府政の会」政策カーに乗りこみ、街頭から「文化の会」(四条河原町)→「女性の会」(北区、左京区など3ヶ所)→「青年の会」(三条河原町)のみなさんと一緒に、門ゆうすけ候補への支援を訴えました。
* *
夕方5時からは、小池晃参院議員(党政策委員長)が駆けつけ、四条河原町での大街頭演説会。
小池さんの訴えで「門さんが専門のリハビリテーションとは、語源は人間が人間らしく生きる権利を回復することです。いちばん痛みを受けてきた京都府民の力を集め、京都府政のリハビリを門知事にやっていただこうではありませんか」との話がとても印象的でした。
小雨の降り出すなか、立ち止まる通行人や若者たち。聴衆がどんどん膨らんで2800人にもなりました。
…春近し!府民みんなの手で、京都の春の門を開きましょう〜!
10年3月26日(金)
宇治川土のう流出事故 宇治市観光協会と懇談2010
今回の土のう流出事故は、宇治川改修計画の河床掘削工事にあたって、仮設閉切のために塔の島周辺に積み上げられていた土のうが転倒・流出したもの。
日本共産党は3月16日に淀川河川事務所に対して、事故の原因究明や市民への説明、改修計画の抜本的見直しなどを申し入れています(詳しくは浜田ブログへ)。
この報告も兼ねた宇治市観光協会との懇談で、観光協会の山本会長や多田専務理事にお話を聞きました。
「事故当時は土のう流出とともにいっきに濁流が押し寄せ、遊覧船がお客さんを乗せたまま大きく揺らされた。一歩間違えば大事故になっていたかも知れない」「工事によって正月から桜の季節に景観は大きく損なわれ、観光・宿泊客からのクレームやいちいちの説明も大変。残った土のうを早く撤去してほしい」とのご意見は切実です。
河川事務所は「撤去工事は5月連休までに終了したい。事故原因は現在、究明中」とのこと。けれど25日現在、土のうは手つかずのままで、急流に1こまた1こと流れるまま、という様子でした。
また、そもそも宇治川改修の“目的”である「天ヶ瀬ダム再開発、1500t/秒放流」という壮大な計画そのものについて、必要性や安全性に大きな疑問がいくつもあり、住民や専門家・研究者から反対の声があがっています。
…この問題も知事選挙の大きな争点です!天ヶ瀬ダム再開発には430億円という膨大な税金がつぎこまれようとしています。
「ムダで危険な大型公共事業はストップ!」と決断し、国にモノ言える京都府知事の登場が、待たれていますね!
10年3月25日(木)
京都府知事選挙 告示!〜府政転換で京都から政治を前へ。2010
本日、京都府知事選挙が告示されました。
朝8時半。門ゆうすけ事務所での出発式に参加。
あいにくの雨のなかでしたが、第一声で門さんは「地域医療の最前線で頑張ってきた私の信条は“いのちの平等”です」と力づよく決意。〜高すぎる国保料の引き下げ、子どもの医療費無料化拡充、住宅改修助成制度などの公約を述べ、「暮らしの再生、ひと・いのちを大切にする府政へ転換しよう」と呼びかけられました。
候補者カーを見送った後、私も「会・政策カー」に乗って、京田辺市〜八幡市〜長岡京市〜西京区へと街頭から訴え。
八幡では府議補選のひなご大介予定候補もご一緒しました。
…終日の冷たい雨。開いた桜のつぼみも縮んでしまいそうな寒さです。が、府政と日本の政治を変える絶好のチャンス!〜これから17日間、門ゆうすけ知事の誕生へ全力でがんばります!
* * *
また今日は、宇治川土のう流出事故について、宇治市観光協会と懇談。穀田恵二衆院議員・秘書、浜田よしゆき・6区候補、前窪府議、水谷・坂本両宇治市議も一緒です。 〔つづく〕
10年3月23日(火)
水野歌夕さん、町屋写真館訪問2010
先週、西陣にお住まいの写真家・水野歌夕(かゆう)さんを、“町屋写真館”(京都市上京区)に訪ねました。
歌夕さんは、月刊誌『女性のひろば』(発行:日本共産党中央委員会)に“京の路地”の写真&文を連載していただいています。
歌夕さんが館長をされている町屋写真館は、実父の写真家・水野克比古氏のフォトスペースとして、10年ほど前に町屋を改装してオープンしたそうです。
…丁寧に保存された町屋家屋と、京都の風物写真家として著名な克比古氏の作品が、独特の雰囲気をかもし出しています。
「一番古い人形は、享保年間に作られたもの」と歌夕さん。「享保」といえば約300年前、徳川吉宗の時代ではないですか!〜こういうのが京都の歴史のすごいところですね。
歌夕さんには、写真はもちろん、西陣の歴史や町屋・町並み保存についてなど、いろんなお話をうかがいました。
…外の喧騒を忘れて、ゆっくりと時間が流れるような小さな写真館です。ぜひ、立ち寄ってみてください。
水野克比古フォトスペース町屋写真館
TEL:075-431-5500
10年3月21日(日)
西陣織大会/宇治・城陽・久御山 女性の集い&宣伝2010
みやこめっせで20日から開催されている「2010西陣織大会」を、こくた恵二国対委員長と一緒に訪ねました。
…会場のみやこめっせ大展示室に一歩足を踏み入れると、そこにはすばらしい西陣織の世界が!
伝統を誇る最高級の西陣織の帯や着物、ネクタイなどの作品がずらりと並びます。さらに京友禅コーナーでは、最高級の純国産繭(←いまや非常に貴重なもの)から手作業で操糸した生糸を使い、製織、染色した着物や、作家作品のオークションも…。
西陣織工業組合や手描友禅協同組合のみなさんに、丁寧にご説明いただきました。本当にありがとうございます。また、西陣織ネクタイの公共活用や希少な道具の保存など、ご要望もうかがいました。
ちなみに私が着ている着物も話題にのぼりました。実は西陣で機織をしてきたYさんからお借りした小紋。40年近く前に仕立てられたものなんです。
…着物を着継ぎ、伝統と技術を次の世代へ。もっともっと政治が大きな役割を発揮しなければなりませんね。がんばります!
* * *
さて、今日は知事選告示前のラストサンデー!
午後は「宇治・城陽・久御山 女性のつどい」で知事選めぐる情勢をお話しし、そのままみんなで街頭宣伝へ。
…つよい風と黄砂のなかでしたが、女性50人のアピールはすごい迫力!
いよいよ門ゆうすけ知事実現へ、ラストスパートです〜!!
10年3月20日(土)
貧ボラ・カフェ 登場!!2010
ついに登場しました!〜「貧ボラ・カフェ」!
…路上生活者支援を続けてきた「反貧困ボランティア」のメンバーで、「路上生活者や“脱出”したみんなが、励まし合える場があったらいいな」「被支援者やボランティア同士も、ふだん言い足りないことを話して交流したい」と、1ヶ月以上前からアイデアを練ってきた、ちょっと風変わりなカフェ。
19日のカフェ会場(下京区)には、路上生活や失業・求職中の25人と、学生・青年を中心にボランティア15人が集まり、映画『男はつらいよ』上映会&茶話会で盛り上がりました。
…私は茶話会から合流。ちょっとしたハプニングもありつつ、みんなの思いを交流できたのがとってもよかった!
参加者アンケートでも「今日はおもしろかった」「名作“寅さん”を見て懐かしかった」「昔を思い出した。もう一度来たい」などの声が寄せられました。「次に観たい映画」には『釣バカ日誌』『必殺仕事人』などリクエストも多数!
また、「貧困ビジネス」に関する新たな相談も寄せられ、弁護士事務所につなぐことになりました。
そうそう、ある大手マスコミ関係者も取材に(?)来ておられました。
…“次回”への継続が切望されますね〜。「貧ボラ」は3月末で中心メンバーの「卒業」「転勤」など、新たな転機を迎えます。が、なんとか継続していきたいものです。
私もひきつづきがんばるしね〜。
* * * *
Ps. 1日を終えて事務所に戻ったところ、「何か食べ物はないですか?」と受付で男性の声。「えっ!?」とびっくりして話を聞くと「2週間前に失業してゼスト御池で寝ています。昨日から何も食べてなくて、『共産党に助けられた』という話を人づてに聞いたんで…」とのこと。
とりあえず、持っていたカップラーメンを食べていただきながら、「貧ボラ・カフェ」や京都駅での「炊き出し」、生活保護のことなどをお話ししました。
「ありがとう。どうも、ありがとうございました」と礼儀正しく深々と頭を下げて、帰って行かれるのを見送りました。
…足が悪い様子、大丈夫でしょうか。また、会えるといいのですが。
10年3月19日(金)
子どものいのちは“お金しだい”!?〜医療費、ワクチン無料化を早く!2010
「もはや、子どものいのちや健康も“お金で買う”国に日本はなってるんですよ!」…奥原医師の言葉に、ドキッとさせられました。
子どもの医療費やワクチン接種無料化などについて、うちの娘の「かかりつけ医」でもある民医連・かどの三条こども診療所に、奥原所長を訪ねたとき(17日)のことです。
“お金の心配なく子どもがお医者にかかれるように”とは、私も含め子育てママ・パパの切実な願い。
ところが医療費は、京都市内は府と同レベル(通院で3歳から月3000円まで自己負担)の遅れた制度のまま。
…こども診療所でも私の周りでも「3歳のお誕生日が来たら受診を控えてしまう」というのは現実に起こっている事態。〜国・府・市の制度化・拡充が切実に求められています!
さらにワクチン行政でも公費接種が常識の世界と比べて日本の遅れは深刻。
すでに110ヵ国で接種されているヒブワクチンで、日本では未接種のため年間約1000人が細菌性髄膜炎になり、うち5%が命を落としているといいます。ようやく昨年秋から任意接種がスタートしたものの、費用はなんと約5万円!
新型インフルエンザでも、予防接種はフランス、ドイツで無料、アメリカもワクチン代無料(接種費用も公的医療保険なら無料)。ところが日本では約1万円の自己負担。
…そこで前述の奥原先生の話。〜親の収入格差によって子どものいのちが救われないなんて本当にたまりません!!「子ども手当」よりも先に行政がやるべきは医療費やワクチン接種無料化じゃないでしょうか。
これらは1月29日政府要請で厚労省に申し入れたことですが、この間、子宮頸がんワクチンも含めて、ワクチン政策をめぐる世論と運動が広がりつつあります。全国保険医団体連合会も2月の国会内勉強会に続き、この16日にはインフルエンザワクチンに関する緊急要望を厚労省にされたとのこと。
…あらためて、みなさんと一緒に世論と運動を広げてがんばらなくっちゃ!と思います。
* *
また今日は「子どもが保育所に入れない」という双子のお母さんの話を聞きました。
「0歳児で双子はムリ」と言われて入所できず、無認可保育所に預けて月10万円の支払いのため、非正規雇用で必死で働いてこられたんだそうです。
「“少子化”の国・行政区で保育所に入れないなんて、本当におかしい」と、シングルマザーでもあるお母さんの声は切実(加藤あい市議が相談にのっています)。
…希望者みんなが入れるよう保育所の増設が待ったなしです。だって子どもの過ごす貴重な乳幼児期の時間も、成長も、待ってはくれないもの!!
10年3月16日(火)
城南職訓センター/中小企業団体、商店街訪問2010
全国の地域職業訓練センターを来年3月末で廃止する方針が出された問題で、丹後(4日)に続き、城南職訓センターでお話を聞きました。
地域職訓センターとは、独立行政法人「雇用・能力開発機構」が全国83ヶ所に設置し、中小企業労働者や求職者を対象にパソコン、介護、建築などの資格所得も含めた訓練をおこなっている施設です。
前政権の時(09年3月)には「利用率が一定基準を満たせば存続する」としていたものを、「政権交代」後、行政刷新会議の「事業仕分け」をへて09年12月に「全施設を廃止し希望する自治体に建物を譲渡」と方針が転換され、全国で不安の声があがっています。
城南職訓センターでも利用者から「新聞報道を見た。なくなったら困る」と心配の声が寄せられているとのこと。
…深刻な不況下で、ますます役割が大きくなっている職業訓練行政から国が撤退するとは大問題!存続へ力を尽くしたいと思います。
* *
午後は、南区で知事選・女性連絡会のみなさんと合流して宣伝。
また、八条通り六孫王神社周辺の商店街を山内府議らとともに訪ね、20日に吉井英勝衆院議員が報告する「中小企業・経済懇談会」(14:00〜中小企業会館)の案内にまわりました。
「お隣のお店は去年閉めはってね、残念」「なんとか景気を良くしてほしいね」と切実な声。
…まずは知事選挙の門さん勝利で、京都から中小企業・商店街応援の政治の流れを開きたい!
10年3月14日(日)
乙訓子育てネット/伏見・向島二の丸小演説会/志位委員長・京都駅前街頭演説会2010
春の到来〜♪を感じさせる陽気の下、乙訓子育てネット企画、伏見区での演説会、志位委員長を迎えた街頭演説会へと駆け巡りました。
乙訓子育てネット(日本共産党後援会)のテーマは「今どきの小学校ってどうなの!?」〜現役の先生方も交えたママ・パパ懇談会です。
先生のお話は「子どもは失敗やまちがいを繰り返しながら、かしこく、たくましくなる」「『もっと自分を見てほしい』の気持ちにこたえてあげる」「親の都合で急かさない」「抱っこや甘えさせるのは大事。代わりにやってしまうことではない」etc.
…「あ〜!それってウチのこと」「まずい。それやってしまってる!」と、いちいち大ウケの私たち。はぁ〜ぁ。“親”だって失敗しがなら成長するんですよね〜。
それにしても「やっぱり、少人数学級って子どものために大事なのよ」という先生の言葉に納得!国政でもやっと議論が始まったようで、なんとしても実現したいです!
* * * *
そして夕方5時。志位和夫委員長を迎えた京都駅前街頭演説会へ。
…車の上から眺めると、駅前広場やバスターミナルを埋めつくす人・人・人!さらにあちこちで観光客や通行人が立ちどまって注目しています。
私は最初の弁士。〜門ゆうすけ知事誕生へ京都の日本共産党は総力をあげる決意とともに、「反貧困ボランティア」で支援してきた人たちにも診察をしてくださった門医師の姿も紹介しつつ、“いのちの平等”訴える知事を実現しよう!と呼びかけました。
門ゆうすけ候補は「3つの転換・公約」を力づよく述べられました。
そして志位委員長。〜知事選挙“2つの陣営”を担う各政党が国政でどんな役割を果たしているのか、府民のいのちと暮らしを守り、京都経済を立て直すには門マニフェストの「3つの転換」こそ必要、とたっぷり40分。
*詳しくはこちら
終わって車を降りると、たくさんの激励・握手が私にも寄せられました。
「私も生活苦で首吊りまで考えたが、共産党に助けられたんです」という男性、「ずっと涙を流して聞いてました」と路上“脱出”組のお兄さんたち、「選挙権ないけど絶対勝ってほしい!」と19歳、etc.
…そう、みんなの願いを集めて、いよいよ知事選告示まであと10日です!
10年3月13日(土)
左京大街宣/八幡・ひなご大介事務所開き2010
知事選告示まであと11日。
門ゆうすけさんの地元、左京区で大街頭演説会があり、共産党を代表して弁士を務めました。
高い国保料、保険証とりあげで受診が遅れ「手遅れ」と言い渡されたタクシー運転手さん。「いのちを奪う府政を変え、『いのちの平等』を実現する門知事誕生をみんなの力で!」と訴え。
…まず〜い。ノドが変です。声が出にく〜い!
しかしすごい人・人・人。百万遍交差点の四つ角を埋め尽くし、「府政転換」のノボリやプラスターがずらり!
なかでも、ひときわ目を引くカラフルなつなぎは、全建総連・神奈川土建青年部の応援部隊のみなさん。
…全国からの応援、本当に心づよい限りです!
* * *
午後は、知事選と同日(4月11日)投票で府議補選のおこなわれる八幡市へ。
ひなご大介さんの事務所開きでご挨拶しました。補選は定数1、“自共対決一騎打ち”の様相です。
ボートピア建設反対、子どもの救急医療体制充実など、常に八幡市民の要求実現の先頭に立ってきたひなごさん。
同時に“成まりファンクラブ”の会長さんでもあります。
…ひと足お先に、そして今度こそ「議員バッジ」をつけて仕事をしてほしい政治家です!みなさんのご支援をよろしく〜!
10年3月12日(金)
参院DAY/川上力三さん個展&対談2010
“近畿いっせい参院DAY”の今朝は、JR嵯峨嵐山駅前で島田敬子前府議、岩橋ちよみ市議、たくさんの地元後援会のみなさんと一緒にご挨拶。
…声が出にく〜い。かなり風邪気味です。
午前中は、そのまま舞鶴へ。
舞鶴市役所横にあるまいづる智恵蔵で開催されている「川上力三展」を見ました。
…独特の雰囲気の赤れんが建築に、環境問題などをテーマにした重厚な“やきもの”の仕事。う〜ん、見ごたえがあります。
* *
お昼は、牡蠣丼にしばし舌鼓。京都市内へとんぼがえりして、西京区鈴虫寺近くにある川上力三さんのアトリエ「通度軒」を訪ねました。
『京都民報』による大型対談企画“第2弾”です!
…ちなみに“第1弾”・新年号で対談させていただいたのは宇都宮健児弁護士。先日の日弁連会長選挙で、おおかたの予想を覆して“逆転勝利”されたとのこと。〜すごいことが起こるもんです。
さて今回は、50余年にわたって日本の陶芸・芸術界をリードしてきた川上力三さんに、ものづくり・芸術や人間社会・平和への思いについて聞きました。
…といっても、かしこまっていたのは最初だけ。途中で市立芸大の先輩でアートカウンシル仲間の貴志カスケさんが登場し、ビール瓶を開けて〜!?
* * あっという間に3時間 * *
…とっても楽しい時間でございましたが、こんなんで記事になるのかな?
とりあえず『京都民報』3月21日と28日付をお楽しみに〜♪♪
川上力三 展 〜3月28日(日)まで 9:00〜17:00(月曜休)
まいづる智恵蔵(舞鶴市字北吸 市役所、市政記念館西隣)
10年3月10日(水)
画家・村田茂樹さん。左京、山科で出会いさまざま/保育集会&パレード2010
8日は左京区、今日は山科区で原としふみさんらと訪問・宣伝。
左京では、ナチス・ドイツによるホロコーストを描いた作品でも知られる画家・村田茂樹さんのアトリエを久々に訪ねました。
ホロコースト記念館(広島県福山市)での“遺品たち”との出会いに「これは描かなければ!」と心を突き動かされたこと、作品の制作過程や、日本の戦争と美術家、憲法9条、若者に伝えたいことetc.さまざまなお話をうかがいました。
●〈子どものくつ〉…ホロコースト遺品シリーズ16点の最初の作品
…“やっぱり平和でこそ!”というのが美術家の共通する想いですよね。その想い、届けられるようにがんばります。
* *
山科区では、北山市議も一緒に、清水焼団地協同組合をはじめ中小企業団体や社長さんを訪問。
14日志位委員長・街頭演説会、20日に吉井英勝衆院議員が出席して開催する「中小企業・経済懇談会」を案内しました。
* * *
京都市が「プール制」〜保育士給与を低すぎる国水準に上乗せして補償し、公私間格差を是正する市独自の制度〜を改悪し「ポイント制」を導入しようとしている問題で、福祉保育労働組合による36時間座り込みがおこなわれている真っ最中。
「ポイント制」とは「定員外の子ども詰め込み」などで保育園同士を競わせ、結局ベテラン保育士の給与切り下げにつながるなど問題点がいっぱい。保育予算増、保育所増設こそみんなの願いです。しかも現場の保育園長や労働組合との合意のないまま4月から強行するなんて許せません!
集会では、党市議団とともに私も「背景にある国の保育水準切り下げ、規制緩和路線にも『ノー』を突きつけよう」と訴えさせていただきました。
…暗くなるなか、保護者や子どもたちも含め約400人が参加する怒り爆発の大行動に。〜急速に運動を広げ、なんとしても阻止したい!
10年3月 9日(火)
宇治・木幡で小集会/伏見女性宣伝!/渡辺元治さんお通夜2010
“手づくりぜんざいをいただきながら語る会”というGoodな催しは、宇治市木幡の後援会によるもの。
6区・浜田よしゆきさん、帆足市議とともに参加して、「貧困と格差」や療養病床廃止をめぐって懇談しました。
* *
午後は、伏見女性リレー宣伝!
“くらし・平和”を求めてきた「国際婦人デー」(3月8日)100周年を記念して、3区・石村かず子さんらとともにスーパー前など5箇所を巡りました。
それぞれの場所で、地域支部・後援会のみなさんが手づくりプラスターやノボリを持って待っておられ、参加は総勢80人にも!
…雨の中でしたが、賑やかな宣伝に“注目度大”でしたね。ありがとうございます〜!
* * *
夜は、昨日急にお亡くなりになった渡辺元治さんのお通夜に参列しました。
「反核・平和を求める京都医師の会」や原水協で永く活躍してこられ、『京都民報』の「渡辺肛門科」の広告など、私たちの活動にも多くのご支援をいただいてきました。
3月2日に、元衆院議員の藤原ひろ子さんと一緒にご挨拶にうかがったときには、「昨日はビキニデーで焼津に行って来た。6日は『にんげんを返せ』の出版記念会や」とお元気そうだったのに、残念でなりません。
…お通夜の最後に、渡辺さんが好きだった歌〈赤旗〉が歌われました。遺志を継いでがんばらねば、と心に刻んで、合掌。
10年3月 7日(日)
二区と洛南で国政報告会/日テレ「バンキシャ!」取材/伏見と山城で知事選大集会2010
連日、知事選集会や国政報告会をはしご・ハシゴ…。
6日、井上さとし参院議員とともに2区(左京、山科、東山)と洛南(宇治、城陽、久御山)で国政報告会&懇談会。それぞれ2区・原としふみさん、6区・浜田よしゆきさん、府・市議団も一緒です。
井上さんは、この間の国会論戦によって「大企業の内部留保」や「中小企業の固定費補助」「証券優遇税制」「子どもの医療費無料化」など鳩山政権の答弁を変えてきたことを紹介し、「国民のたたかいと日本共産党の論戦こそ政治を前へ動かす力」と強調。
私も1・29政府要請の報告をした後、参加者と懇談しました。
生活福祉資金の運用改善、消費税増税や高齢者医療制度、天ヶ瀬ダム再開発、宇治の小中一貫校、子ども医療費・ワクチン補助など、様々な要望や意見、「ぜひ国会でとりあげてほしい」との“宿題”も寄せられました。
…大激動の国政をめぐって、引き続きこういう場を大事にしたいと思います。
★そうそう、二区会場で日本テレビ「バンキシャ!」の取材を受けました。今日(7日)夜18時〜放映されたんだけど(一瞬!)、見ていただけました〜!?
* * *
知事選勝利をめざす伏見区(5日)と、山城(6日)の集いでも、連続して訴え。
伏見集会の“門クリニック”は大ウケでした。〜「安定した仕事につけない」「商売が立ちゆかない」「環境破壊で眠れない」などいろんな“症状”の患者さんが集合して門先生の診断を受けるという凝った演出。
…門さん“らしさ”がにじみ出ていてバッチリ〜!4月にはこんな知事室が実現したらいいなぁ〜♪
10年3月 6日(土)
鳩山政権の森林・林業政策 前進面と問題点と〜宮津地方森林組合との懇談から2010
5日午後は宮津地方森林組合を訪ね、岡田組合長や佐瀬業務部長さんにお話を聞きました。
…みごとな総木造りの建築。すべて地元産材で、森林組合の作業班が切り出してきた材木を使っているそうです。
林業の現状について、木材価格の推移一覧表を見せていただき、あらためて驚きました。
京都産材の平均価格は、1994年12,257円→2009年2,115円(1㎥当たり)と、なんと15年で6分の1に!2001年(6,313円)比でも3分の1です。〜「こんなに急激に価下がりしたモノは他にはない。林家は意欲を失い、手が入っておる山は5分の1。山は荒れほうだいですわ」と組合長さん。
では、どうすればいいのか?〜鳩山政権の森林・林業政策について「全体としては“前向き”だといえるが、問題点が3つある」と指摘されました。
@「国産材の需要拡大を10年間で50%まで引き上げる」というが、輸入材を扱う商社に負けないように「5年間」とし、公共建築や土木事業などあらゆる分野で需要を喚起すべき。
A「人工林1haあたり100mの作業道をつける」目標で補助制度もあるが、現状で推進するには、保育間伐や切捨て間伐(木材を搬出しない)も補助対象にすべき。
B「林業の担い手2000人を養成」というが、それなら安定して正規雇用するしくみをつくらないと本当の後継者はできない。
…現状を交えた詳しいご説明に、ナルホド納得です!
さらに「森林組合から作業班を切り離し、管理業務のみにする議論があるが、それでは地域と密着した森林組合の役割が果たせなくなる」とのお話。〜先日の高知「林業再生シンポジウム」で紙智子参院議員(党農林・漁民局長)も指摘していたことですね。
「全国森林組合大会での志位さんの挨拶が人気を博しとりますよ。森を守るために、いまこそがんばって下さいよ」と激励もいただきました。
…お聞きした声、しっかりと国会に持っていけるようがんばります〜!
10年3月 5日(金)
中小企業は“日本の宝”〜伝統産業、京丹後の町工場を訪ねて2010
「中小企業は“日本の宝” 町工場の灯を消すな」〜2月8日衆院予算委員会での志位質問が、話題です。
あらためて京都の“町工場”の声を聞かせていただこうと、3日は、京たたみ、陶磁器など伝統産業関係団体を京商連の池田事務局次長とともに訪問。
昨日・今日は、京丹後の丹後機械工業協同組合や鉄工所で5区・吉田さゆみさんと一緒にお話をうかがいました。
「半導体関連で仕事は少し戻ってきているが、単価が低く売り上げは6〜7割にしかならない」「高価な機械を導入しているので固定資産税が大変!せめて動いていない分は固定費補助を」との声は切実です。
さらに丹後機械工業協同組合では、雇用やものづくり技術の守り手としての中小企業、オープン・イノベーション(アイデアや技術を1つの企業内に閉じておくのではなく、外部と積極的に連携して新しい開発をしていく方法)、トステム綾部閉鎖問題など府北部経済の今後をめぐっても意見交換。
「(海外進出する大企業と違って)この地域で仕事をしてこそ意味がある」「個々の対応もいるが、ぜひ政治は大きなビジョンを描いてほしい」と常務理事さん。
…本当にそのとおりです。中小企業が果たしている役割にふさわしく“主役”と位置づける政治、みなさんが展望をもって仕事を続けられるよう、がんばります!
* * *
丹後地域職業訓練センターでも、鳩山政権の突然の「廃止」方針をめぐって懇談。
…雇用危機のもと、センターが果たしている役割を無視して上から一律に「廃止」を決めるやり方、許すわけにはいきません。 地元のみなさんと連携し、急いで運動をつよめていかなければ〜!
* * *
昨夜は、丹後地区「知事選&参院選勝利めざす党と後援会の決起集会」へ。
都道府県委員長会議(3日)の内容にも触れつつ、「2つの選挙勝利へ、たたかいがひらいたチャンスの情勢」「いまこそ党の本領発揮で“日本の夜明けを京都から”」と、報告と決意。
…70人を超える方々がうなづきながら聞いていただき、思わず時間をオーバー。あ〜ぁ、副委員長って大変!〜だけど元気をもらいました〜♪
10年3月 4日(木)
リリコ日記(56)サリーちゃんがやってきた!000_ririko)リリコ日記 2010
「まだなん?なぁ〜、まだ〜!?」
…リリコが待ちに待っていたセキセイインコのヒナが、先週ついにわが家にやってきました。
お年玉&お小遣いをにぎりしめて小鳥屋さんへお迎えに行き、一目見たその瞬間に「なまえは、…サリーちゃん!」
生後1ヶ月くらいでしょうか。ふわふわ産毛が残る彼女(?)に、夢中でごはんをあげていたリリコが、
「なあ、リリコのかぞく29人目やなぁ」
な〜んて言うので、…数えてみました。
★小鳥。新入りの“サリーちゃん”の他、十姉妹が4羽(ぴぴちゃん、ぽぽちゃん、ぺっちゃん、ぺりーちゃん)。
★金魚のレモンイエローコメット3匹(レモちゃん1号、2号、3号)。水草の繁る水槽のなかをのんびり泳いでいます。
★めだかちゃん。ベランダに置いてあるスイレン鉢のビオトープで、9匹が無事に冬を越しました。
★ヌマエビが8匹くらい、水草水槽とベランダのビオトープ(スイレン鉢)に静かに棲んでいます。
★ゼニガメのぷっちゃん。まだ子どもですが、水草をどんどん食べるので独り住まいをしています。
★猫のパブロ。うちの一番の長寿で、もうすぐ18歳になるおばあちゃん。時々、小鳥や金魚を熱い視線で見つめています。
* * *
まり「う〜ん、やっぱり29人くらい、おるなぁ」
リリコ「そうやろ!クラスで1ばん、かぞくがおおいねんで。しあわせやなぁ〜!」