10年2月 2日(火)
リリコ日記(55)かいじゅうたちのいるところ000_ririko)リリコ日記 2010
モーリス・センダックの絵本『かいじゅうたちのいるところ』が映画化され、親子3人で行ってきました。
いたずらっ子マックスは、おおかみのぬいぐるみをかぶって大あばれ!怒ったママを振り切って家をとびだし、ボートで漕ぎ出して、たどりついたのはかいじゅうたちの暮らす島…。
リリコが保育園の頃から、くりかえし布団のなかで読んだ絵本。映画では、家族のすれちがいや愛情をおりまぜたストーリーになっていました。
ラストシーン。“かいじゅうの王さま”をやめることにしたマックスは、かいじゅうたちの“家族”を残して、自分の“家族”の元へ。待っていたのはママとあったかい夕食でした。
途中、「こわ〜い、かえりたい」と言ってたリリコ。最後まで見た後は…
まり「おもしろかった?」
リリコ「…うん」
まり「何がおもしろかったん?」
リリコ「……」
まり「かいじゅう、ケンカしたはったなぁ。どうなるんやろ」
リリコ「…しらん」
…やれやれ。感じたことを言葉にするのってムズカシイんだなぁって思っていると、しばらくたってから、「かいじゅう『ぼくたちのこと、いいやつだったって言ってね』て言うてはったなぁ。きょうは『かいじゅうたちのいるところ』よんでな〜。ぜったい!」
* * * *
Ps.映画館では、『おとうと』を見にきた石村かず子さんご夫婦とばったり。…“心を耕す”こと、大切にしたいですね。子どもも、大人も。