成まりブログ2010年02月
10年2月28日(日)
三宅誠孝さん安らかに。2010
日本共産党の大先輩である三宅誠孝さん(元京都市議)が昨年1月17日に亡くなられて早1年。「三宅誠孝さんを偲び語るつどい」が有志の方々により開かれ、2区・原としふみさんとともにご挨拶しました。
マラソンやフォークなど幅広い活動をしてこられた三宅さん。その人柄を慕って、会場には200人もの方が駆けつけ、そのなかには三宅さんが市議勇退後にマネージャーを務めたフォーク歌手・高石ともやさんや笠木透さんの姿も。
私は、前回参院選のときなどにいろんなことを教えていただきました。
政治家として、いつも一番弱い立場の方の声に耳を傾けよう、「対決」する相手に対しては一歩もひかない心構え、仲間には明るく笑顔で励ます役割、そして誠実に謙虚にあれ、と。
…印象的だったのは「人は大きな音には耳をそむける。小さな音には耳を傾ける」との言葉です。
なぜ自分は共産党員なのか?をとつとつと語り、人生最後まで『しんぶん赤旗』の配達・集金を続けた三宅さん。
私が最後にお会いしたのは、総選挙に向かう08年10月の岩倉での演説会でした。病気でぱんぱんになった足を引きずるようにして出席され、闘病で苦しかったでしょうに「これからは、成宮さん、原さんの時代やで」とにっこりと笑顔で激励いただきました(写真上)。
…三宅さんの、あのなんともいえない人懐こい笑顔を思い浮かべると、さみしいのになんだか幸せな気持ちにさせられます。
そういえば、三宅さんもパブロ・ピカソが好きだったそうです。ピカソの絵に繰り返し登場する“暗闇を照らし出す少女”〜そんな存在が三宅誠孝さんだったんだなぁ、と。
…ああ、なんだかいっぱい涙が出てしまいました。が、三宅さんの思いをしっかりと受け継ぎ、知事選・参院選で必ず勝利を!と胸に刻みつつ、冥福をお祈りしています。
10年2月27日(土)
見えてきた“貧困の構造的原因”と“克服への道すじ”〜京都弁護士会&法テラス シンポジウム2010
京都弁護士会と法テラス京都によるシンポジウム「見えてきた『貧困』」(キャンパスプラザ)に参加しました。
パネリストは、首都圏青年ユニオン・河添誠書記長、ウィメンズカウンセリング京都・井上摩耶子代表、後藤道夫・都留文科大学教授、木下秀雄・大阪市立大教授の4人。コーディネーターは尾藤廣喜弁護士がつとめられました。
…貧困・労働・社会保障をトータルにとらえ、“見えてきた”のは貧困の構造的原因、そして克服への道すじでした。う〜ん、さすが!
とくに興味深かったのは“大企業の国際競争力が大事”論をめぐる“反論”です。
「『国際競争力のため』と言っても、パワハラ、セクハラ、過労死まで生むような働かせ方は決して許されるものではない」(河添氏)
「『国際競争力がある大企業を大事に』の考え方が成り立たなくなったのがこの10年間。大企業の利益は労働者や中小企業にはまわらなくなった。グローバリゼーションの時だからこそ、中小企業をしっかり位置づけるべき」(後藤氏)
「ドイツの若手経営者たちが『あんなに簡単にクビ切りできるのか?日本はアンフェアじゃないか』と言われた」(尾藤氏)「労働者派遣法はヤクザよりたちの悪いピンハネ法。ドイツでは医療保険は本人・家族とも10割給付で、日本の『本人3割負担』には驚かれる。日本はもはや『国際的ダンピング国家』になっている」(木下氏)
…う〜ん、日本の異常(=ルールなき資本主義)がまさに国際的水準を切り下げてしまっているのですね。
さらに、★日本の最低賃金が国際比較でいかに低いか(←後藤氏作成のグラフ)、★「働ければどんな仕事でもいい」ではなく“きちんとした労働ときちんとした失業”に分化することが大事、★選択の余地のない福祉サービスや教育は無償にしてこそ生存権保障、etc.
…とても多くの興味深い論点、たいへん勉強になりました。そして、京都弁護士会と法テラスがこうした問題に正面からとりくまれていることはとても重要だと思います。貧困を克服する社会へ、ご一緒に力をあわせましょう〜!
* * * *
今夜の「貧ボラ」は、私は都合で欠席。けれど“路上”から3冊の本が返ってきました。『貧困襲来』(湯浅 誠)、『いのちのカルテ』(門ゆうすけ 編)、『マンガ蟹工船』(原作:小林多喜二)。
…路上生活の方や“脱出”へ奮闘中のお兄さんたちに回し読みしてもらっているところ。3冊とも好評です〜。
10年2月24日(水)
「炊き出し」に並ぶ人々、並べない人々…「反貧困ボランティア」より2010
先週の京都駅「反貧困ボランティア」の報告です。
22日、先週土曜日に京都駅で出会った路上生活の男性2人に同行し、「貧ボラ」メンバーのSさんも一緒に福祉事務所に行ってきました。
…ショックだったのは、うち1人のNさん(40代)が養護学校出身だったことです。
家族と折り合いが悪く、家を飛び出して路上生活をくりかえし「仕事に就いても続かない」と悩んでいた彼。寝屋川市の実家にいる母親から「帰って来い」と言われているのに、「絶対、帰らない」。
どうしてなのか?どうしたいのか?〜よくわからないまま福祉事務所に相談し、とりあえずは中央保護所に1週間入ってもらうことになりました。
が、その後、よくよく聞いてみると「計算とかできない。高校は寝屋川養護」、障害者手帳などは「知らない」。卒業後は家業を手伝っていて、8年前に父親が亡くなってから定職に就けず、いまのようになったといいます。
…しまった〜!と思いました。もっとよく聞いておくべきでした。こういうケース、今後のNさんへの支援をどうしていけばいいか、よ〜く考えねばなりません。
* *
もう1人のTさん(50代 北海道出身)は、1月末で建設業下請け会社を解雇され、寮から路上へ。身寄りもなく、寝袋どころか手袋さえなくて寒さで手足が痺れ、歩くのもやっとの状態。〜Tさんの場合、生活保護はすんなり申請できました。
* * *
今回の2人は、京都駅八条口の「炊き出し」場所に夜10時に“たまたま居合わせた”新しい人たちで、相談に乗ることになりました。
こうして「炊き出し」で出会う&並ぶ人々も、そして「炊き出し」に来れない〜障害があったり精神疾患と思われる〜人々も、この頃は増えている京都駅。
「炊き出し」に自分の力では来れなかった“のりこさん”の行方は、依然つかめません。
…私たちはどうするべきなのか?もっとどうしたらいいのか?複雑な思いをはらんだまま、「貧ボラ」は続いていきます。
★どうかみなさん、「貧ボラ」への支援や参加をよろしくお願いします!
10年2月21日(日)
中京ランチタイム集会☆親父バンド/京田辺女性の集い2010
10年2月20日(土)
美山町、日吉町森林組合と懇談/亀岡・原田ていぞう府会候補事務所開き2010
南丹市の美山町森林組合と日吉町森林組合を、新井府議、高野南丹市議らとともに訪問。
森林組合のとりくみや森林行政について、それぞれの代表理事・組合長さんと懇談しました。
「美山町の95%が森林だが、木材価格が下がり、住宅着工も低迷、なかなか展望が持てない。『環境税』検討も含め国や府の支援がもっと必要になっている」と美山町森林組合の倉内組合長さん。
森林を守るうえで重要になっている間伐ですが、そののための補助金は活用しにくく、森林と集落を一体的に整備する「里山エリア再生交付金」が廃止になったそうです。
また町内の森林労働者はかつての1800人→80人に激減。仕事ができない冬場は短期雇用保険の失業給付を受けているものの40日間しかなく、山の仕事では暮らしていけない現状をお聞きしました。
●森林組合「森のステーション」中央に立つ樹齢400年の巨樹
* * *
続いて日吉町森林組合へ。井尻組合長から組合がすすめておられる「森林コンサルティング」について、詳しくご説明いただきました。
間伐をすすめるために「森林カルテ」を作成して“提案型”で個人の山主に呼びかけ「団地化」。作業道と機械化で効率をよくしてコストを下げ、「間伐=赤字」ではなく「収入源に変える」努力は、林野庁からも注目され、全国からの研修もあいついでいます。
●森林作業のため独自に開発された木材運搬用具も見学
「都会へ出て山のことを知らない山主ともほぼ100%やりとりし『日吉の森だより』も年4回郵送していますから信頼関係があります」「2回目の間伐では作業道がついてますから、もっと収入を山主へ還元できる。楽しみです」と組合長さん。
★詳しくは『山も人もいきいき 日吉町森林組合の痛快経営術』(湯浅 勲 著)がお薦めです。
…先駆的なとりくみは、示唆に富んでとても印象的でした。
森を守り育てる仕事をしっかり支える政治が必要です。さらに現場の方々との対話と共同をすすめていきたいと思います。
午後からは、亀岡の府議補選候補、原田ていぞうさんと街頭宣伝。夜は事務所開きでそろってご挨拶。
…府知事選と同日投票(4月11日)ですが、どうやら多数激戦の模様。
“知事には門さん、府議には原田さん”ダブル勝利へ、がんばろう〜!
10年2月19日(金)
京阪宇治バス申し入れ/知事選勝利!府民大集合2010
党宇治市議団による「交通アンケート」にもとづく京阪宇治バスへの申し入れを、6区・浜田さん、前窪府議らも一緒に行いました。
「循環バスを運行し、バス本数を増やすこと」「バリアフリーバスの運行を増やすこと」「バス停の屋根やベンチ設置」など6項目を、アンケートの生の声も添付して要望。
京阪宇治バスからは、槻木運輸部次長らがていねいに対応いただきました。
懇談のなかでは、バス乗車人数が大きく落ち込み経営が悪化していること、そのもとで、敬老乗車証やコミニティバス運行などを実現するには、他市では実施されているような行政の支援が必要、議会でも超党派ですすめてほしい、との意見も出されて、なかなか率直で有意義な意見交換になったと思います。
…“住民の足を守る”のは大きくは行政の責任であるし、その行政を動かしていくのは、やはり住民の世論と運動だと思います。
今回のアンケートや申し入れをもとに、さらに宇治市民のみなさんと一緒に“足を守る”運動を大きく広げていくことの大切さを実感しました。
* * *
さて、今日は参院DAY。早朝宣伝は上京区で迫府議と、北区大将軍で井坂市議と。
午後も、知事選「府民大集合」の呼び込みも兼ねて、北・上生活と健康を守る会の猪田会長と一緒に府立体育館周辺で宣伝しました。
夜、「府民大集合」へ。
北部からのバスも含め、9500人が集った府立体育館。門ゆうすけ知事で願い実現へ!〜熱い思いを重ねあう集会になりました。
さぁ、知事選告示まで1ヶ月余りです!
10年2月18日(木)
近鉄新田辺駅東口エレベーター完成!/伏見で障害者施設/尾崎望医師2010
まさに住民パワー!記念撮影もみんなニコニコ顔です。
4年間にわたる住民のみなさんの運動によって、本日、近鉄・新田辺駅東口にエレベーターが完成・開通し、記念式典に6区・浜田さんや京田辺市議団とともに参加しました。
「あと何年もかかると覚悟していましたよ。本当に嬉しい」と話されるのは「近鉄新田辺駅東口にエレベータがほしい住民の会」の花岡会長さん。
06年2月にスタートした「住民の会」は、個人署名8351筆と、商店街や自治会などの団体署名61筆を集めながら近鉄本社と交渉4回、京田辺市や市議会全会派への申し入れ、現地調査など多彩に活動してこられました。
「高齢者や障害者、子どものいるお母さんにとって遠い踏切は不便で危険。…ふだん感じていることをお話ししたのよ」と山室良子さん(92歳 写真で私の前の白髪の方)。市議会に請願を提出した06年9月に総務常任委員会で「請願の参考人」として山室さんが証言され、その結果、全会一致で請願採択となったそうです。
その間、日本共産党にも相談があり、国のバリアフリー法との関係では?各地で実現した事例はないか?と調べたりしてきたところですが、そうしたなか、昨年2月に京田辺市が設置費用の3分の2を予算化!近鉄との調整で駅西口に続き、東口にもエレベーターが実現することになりました。
…やっぱり住民パワーってすごい!今後の各地の運動も励ますものです〜!
* * * *
さて、午後は3区・石村かず子さんとともに、長岡京で新婦人リズム小組“お世話役”のベテランママたち、武山市議も一緒に、お昼を食べながら懇談。
その後、伏見区で障害者福祉施設2ヵ所を訪問しました。
居宅サービス・介護タクシーなどの事業所理事長さんは「障害があっても人間としての尊厳が守られ、夢や願いが実現できるようにとがんばってきた。行政に『福祉とはこうやるもの』と私たちの活動で示していきたい!」と熱意あふれるお話。
もう1ヶ所では、政府のいう「職員報酬アップ」は職種制限があり事業所の“持ち出し”でやっていることや、障害者が65歳になると介護保険に移って必要なサービスが受けられない事態など、現場の矛盾がいっぱい寄せられました。
…「現行制度から」ではなく、その人を1人の人間として“丸ごと見る”、そして必要な総合的な支援がすべて受けられるように、しくみをつくりかえることが必要ですね。それこそ生存権を保障する立場で!
* * * *
夜は、石村さんとともに、民医連小児科の尾崎望先生を宿直先へ訪問。いろんなアドバイスをいただいて臨んだ先日の政府要請の結果を報告し、さらにインフルエンザやヒブ、子宮頸がんワクチン接種への公費補助を求める運動など、ご意見もいただきました。
…運動と世論が政治を動かす!「自公政権退場」で開かれた時代です。がんばるぞ〜!
10年2月17日(水)
左京区で赤ちゃんママ集会2010
「ここが知りたい!ママの政治・経済講座」〜左京区で、小さな赤ちゃんをもつママたちや“孫育て”のみなさんと懇談しました。
…うちの娘はすでに7歳になり、赤ちゃんって懐かしい〜!って感じです。
「インフルエンザなどの予防接種が、兄弟を含めてものすごく高くつく!」「子どもの医療費無料制度をもっと拡大してほしい!」「保育園に入ろうと思ったらゼロ歳の4月しかムリだと言われ、せっかくの育児休暇を返上。矛盾を感じる」などなど悩みや不安は切実。
…そうだった、そうだった!この声を国政に届けたい!とあらためて思いました。
さて、今日の会場は、こだわり自然食の「ハリーナ」さん。
ランチメニューは“鹿カツ”でした。美山町から仕入れているそうで、初めて食べたみんなも「おいしいね〜!」
…府内では農作物への鹿の食害が深刻ですが、こうやって「鹿を食べる」人を増やすのも大切だなぁ、と。
10年2月15日(月)
山城、丹後、与謝、舞鶴で地区党会議/天橋立/滋賀県長浜市“定数1”で勝利!2010
13日は山城地区で、昨日は丹後、与謝、舞鶴で地区党会議が開かれ、各会場をハシゴしてご挨拶。
午前中、少し時間があったので、天橋立の南側にある文殊山へ登りました。
…う〜ん、すばらしい眺望!
ここからの眺めは“天に昇る龍”に見える「飛龍観」と呼ばれているそうです。“股のぞき”は小学校のとき以来かな。
今回の北部行きは、夫の運転&娘も同行。娘はまだ“りょこう=おしごとについていくこと”だと思いこんでいて、大喜び〜♪
* * * *
さて、300キロを走って帰ってくると、大ニュースが。滋賀県長浜市の増員選挙、「定数1」で日本共産党候補が勝利したそうです!!
長浜市は私の故郷・彦根市の北にあり、この間「合併編入」が大問題となってきました。1月1日に合併編入された旧6町で今回の増員選挙がおこなわれ、旧湖北町区の杉本敏隆候補がみごと当選。得票率は61.3%と圧勝です。
…湖北町といえばビオトープでも有名な琵琶湖岸の美しい小さな町(写真は水鳥・湿地センターより)です。
かつて“共産党員町長”もいた地域ですが、今回の結果もきっと“合併の矛盾”の噴出だろうと思います。
小さな町の大きな勝利。すばらしい〜!
10年2月12日(金)
参院DAY〜井手町、八幡市へ/八幡で国政報告会2010
今朝は近畿一斉の参院選DAY。
早朝宣伝は、西京極駅前でかみね府議や山田市会候補、西大路七条で西脇府議や後援会のみなさんと。
…「京都の共産党の副委員長になった成宮まり子さんです」と紹介され、あぁ〜そうだった!と身の引きしまる思いです。
続いて、午前中は井手町で谷田みさお町議(↑写真)と、午後は八幡市内でひなご大介府議補選候補や6区・浜田良之さんら(↓写真)と“成まり号”で宣伝。
…日差しは少しずつ春めいてきました。が、なんといっても風が冷たい〜!
* * *
夜は、八幡での国政報告会。
井上さとし参院議員から国会論戦の様子が詳しく報告されました。
〜大企業の社会的責任を追及した8日衆院予算委員会・志位委員長の質問では、派遣労働の「専門26業務」が「禁止の例外」とされている問題で、鳩山首相から「見直しを検討する」との答弁を引き出し、さらに当日、厚生労働省から「指導監督強化」の通達を出させたそうです。
会場とのやりとりでは「老年者控除の廃止、年金は減り、介護保険料は上がり、高齢者の暮らしは本当に苦しい。一方で証券優遇税制など許せない」「企業団体献金も政党助成金も廃止すべき。受けとっていない共産党はすばらしい」「普天間基地の移設先を5月までに決めると政府は言うが、できるのか」などの質問に井上さんが1つひとつ答えました。
〜証券優遇税制は、本日の衆院予算委員会で佐々木憲昭議員が追及。鳩山首相自身が、中学生の時に“おじいちゃん”からもらった「ブリジストン株」の300万株だけでも約5600万円もの“減税”(7年間で)を受けているそうです。
さすがに首相も「あまりにも格差が助長されている。優遇税制はしっかりと議論されるべき」と答えざるを得なかったとのこと。
…しかしまあ、その金額にはビックリです。“母親からの子ども手当”もそうだけど、やっぱり“お金のある人”はふさわしく税金を払うべきだ〜!
Ps.報告会の後、一番前の席に座っていた学生さんに「共産党に入りませんか?」と声をかけたところ、「はい!」と即答。〜やったぁ!嬉しいです。「一緒にがんばろう!」と握手。
10年2月11日(木)
京都府党会議で副委員長に/なるまりネット交流会2010
今日は京都府党会議(下り)でした。
「2010年代を党躍進の時代に」と呼びかけた第25回党大会を受け、京都でどんな党活動の成長・発展をひらくのか、府知事選&参院選&いっせい地方選をどうたたかうのか、そのためにとんな党づくりをすすめていくのかetc.府内全域から出席した約900人の代議員のみなさんとともに、終日の討論でたっぷりと深めました。
あわせて、党京都府委員会の新しい体制を選出。
…私は、新たに府副委員長の任務につくことになりました。再び「日本の夜明けは京都から!」〜私自身の“成長・発展”をかけて、がんばりぬく決意です。
これまでもそうだった。けど、も〜っとがんばるぞ〜!!
* * * *
夜は「成まりネット」の交流会へ。子どもたちはいっぺんに仲良くなって大騒ぎ。ママ・パパ同士は「これからのネット解禁時代の選挙は!?」「子育てと活動をどうする!?」などなど大激論。
…おおいに盛り上がりつつ、夜は更けていきました〜♪♪
10年2月10日(水)
のりこさん行方不明。新たな路上生活の女性〜京都駅「反貧困ボランティア」1年2010
“のりこさんの異変”を感じた次の土曜日(1月30日)、のりこさんはいなくなっていました。
居場所(京都駅バスターミナル)の荷物の上にあったのは「頭部外傷後の注意」と書かれた「第一赤十字病院 救急救命センター」の書類だけ。「頭部超音波断層カルテ」「貴重品」と書かれた茶封筒に入っていました。
…頭をケガしたのでしょうか!? 〜あちこち尋ねた結果、のりこさんが金曜の夜に「頭が痛い」と唸っていたこと(タクシー運転手さんの情報)、土曜の早朝に日赤病院を受診して入院せずに帰ったことだけはつかめました。
書類がここにあるのだから一度は帰ってきたはず。でも、それ以降の行方がわかりません。
先週(2月6日)には、もう荷物はすっかり片付けられ、のりこさんの存在を示すものは跡形もなくなっていました。
「どうやって探せばいいんだろ」「もう、のりこさんに会えないのかな」と若いボランティアのみんな。
…私自身も、心が重いまま「どこかで生きていてほしい」と祈るばかり。
★みなさん、もし“神門(こうど)のりこさん”の情報があれば、教えて下さい!!
* * * *
他方、新たな路上生活の女性と出会ってしまいました。
ポルタ地下街の階段にうずくまっていたHさん。「名古屋から旅行で12月に来て、そのまま京都駅にいる」と話されましたが、どう見ても薄着!「炊き出し」のカレーを食べる姿からも空腹の様子がうかがえます。
他にも、30・40代くらいの若者が数人。言葉が話せず精神疾患と思われる人、大きな荷物を抱えてずっと歩きまわってる人、なかなかコミュニケーションが難しい。〜おまけに、この寒さ!
* * *
「反貧困ボランティア」として、路上生活者の支援を始めてちょうど1年。
…いろいろやってきたけれど、京都駅の状況はいっそう深刻で、う〜ん、なんというか、悔しい!
私たちの支援活動がいらなくなる社会に向かって、政治はもっと急ぎ足で行くべきなんだ〜!それは、そんなに難しいことじゃないはずなのに。
悔しさ、苦々しさをかみしめつつ、今日も胸に刻むのは“貧困をなくす政治を絶対につくる!”ことです。
10年2月 9日(火)
春の府市民総行動/“9の日”宣伝2010
子どもの医療費無料化や雇用対策強化などを求める「2・9春の府市民総行動」が行なわれ、昼の京都府庁前集会&デモに合流しました。
タスキを掛けての参加は、亀岡・府会議員補欠選挙の原田ていぞう予定候補。
…補選は知事選と同じ4月11日投票です。一緒にがんばりましょう〜!
* * *
また、日本共産党府委員会による“9の日宣伝”で、西山とき子元参院議員、赤阪市議らと訴え。
「仕事が大変です」と、声をかけてきたのは若い美容師さん。〜「基本給13万円であとは歩合制。暮らしていけない。残業も多くて…」とその場で労働相談になり、「ありがとう。また相談します。がんばって下さい」。
…働き方や、核兵器・米軍基地問題でも、じっと耳を傾けてくれる若者が確実に増えていると感じます。
“あなたのその願い、一緒に実現しよう”という訴えを、若い世代にもっと広げていかなくっちゃなりませんね。
* * * *
Ps.7日投開票された南丹市議選では、日本共産党の大西一三、高野みよし、仲きぬえの3名全員が当選できました。「合併4年。この町をなんとかしたい」と“保守と共産党との共同”も新たに広がり、得票を大きく伸ばすことができました。…さあ、次はいよいよ府知事選、参院選です!
10年2月 7日(日)
京都木津川マラソン/キララ商店街&新田辺駅東口エレベーター/梅小路公園に水族館いらない!2010
雪景色から一夜明け、晴天です!
「第27回京都木津川マラソン」が開催され、こくた恵二国対委員長、浜田良之6区国政委員長らとともに開会式に参加しました。
参加者は年々増えて、今年は5535人。市民ボランティアは650人にも広がっているそうです。
…会場の木津川運動公園には「NO WAR」「I LOVE PEACE」と大きな文字。そして、あれ?このアナウンスは京田辺市議の増富さんの声?
〜そうでした。“市民参加”と“平和・環境”を大切にしてきたこの大会を、日本共産党も積極的に支えているんです。
ちなみに、かつて1984年に労組や市民団体による実行委員会で「南山城新春マラソン」としてスタートした初回から、実行委員長は山村武正さん(共産党府議候補として8回挑戦)、事務局長は塩貝建夫さん(党京田辺市議)という体制だったとか。
…いよいよスタート!ランナーのみなさんの表情がすがすがしい。ご夫婦や家族連れもたくさんで、「私も来年は5キロくらいかな」と思ったりして〜。
* * *
続いて、近鉄・新田辺駅東口のキララ商店街で、商店会長さんらを訪問。
マラソン大会実行委員会のギャラリーでは、住民運動「新田辺駅東口にエレベーターがほしい住民の会」のみなさん方と、エレベーター設置の実現を喜び合いました。
…1年前、こくたさんや共産党府委員会に協力要請があった時から思えば、まさに超スピードで実現したわけですが、やっぱりカギは“住民パワー”ですね。
* * *
午後は京都市内へ。「門知事実現」をアピールする民主府政の会による一斉プラスター宣伝に、地元の右京区山ノ内で合流しました。
さらに、下京区・梅小路公園で開かれている「梅小路自然フェスタ」へ(主催:「梅小路公園に水族館はいらない」市民ネットワーク)。“ヒューマン・チェーン”にも参加しました。
…梅小路公園には、うちも娘が幼い頃から何回となく通いました。広大な芝生やビオトープ(水辺の生態系)も含め、この豊かな自然公園に1万平方メートルもの「巨大水族館」なんて、どう考えてもなじまない!
市民のみなさんとの運動をもっと広げていきたいです。
10年2月 6日(土)
南丹市議選 大接戦!/舞鶴市で国政報告会2010
朝、目覚めると真っ白な雪景色!〜京都市内はもちろん、府北部は大雪となった土曜日。
南丹市議選支援、舞鶴での国政報告会、「反貧困ボランティア」とフルに走り回りった1日でした。
南丹市では、ときどき吹雪になる大雪のなか、大西一三候補と一緒に園部町内の10ヶ所で訴え。
夕方からは八木町へ。仲きぬえ候補の地域で支援を呼びかけました。*下の写真は、4日候補者カーと“ももたろう”での訴え。
…さあ、大接戦のまま、いよいよ明日は投票日。ご支援をよろしくお願いします〜!
* * *
舞鶴での国政報告会には、こくた恵二国対委員長、吉田さゆみ5区代表とともに出席。
雪の舞う悪天候のなか100人を超えるご参加。〜ありがとうございます!
こくたさんから、「政治とカネ」や来年度予算案、沖縄基地問題など国会論戦について報告があり、私は1月29日の政府要請について報告。
雇用・失業対策、障害児ディサービスや沿岸漁業対策などで“要求実現への道筋”が見えたものの、子どもの医療費や「医療崩壊」対策、中小企業・農業支援では“民主党政権の限界”と“冷たさ”を痛感したこと、日本共産党国会議席の“値うち”を再確認し、必ず参院選で勝利しなければ!と感じたことをお話ししました。
…会場からは地域医療や農・漁業問題で質問が出され、吉田さゆみさんも含めてやりとり。
「共産党の政府要請の話は初めて知った」という方もおられ、こうやって返していく活動は大事だなぁと、あらためて感じました。
★12日は八幡市で国政報告会を予定(19:30-八幡文化センター)しています。ぜひご参加を!
10年2月 5日(金)
参院DAY「小沢氏側近3人起訴 国会が真相究明を」/あんしん医療署名/京都法律後援会/私学のつどい2010
毎週金曜日は“参院DAY”〜早朝は二条駅前で渡辺府委員長や内川中京地区委員長らと、夕方は四条京信前で原としふみ2区代表と街頭から訴えました。
“政治とカネ”問題では、昨日ついに小沢幹事長の側近3人が起訴されました。
小沢氏本人は「嫌疑不十分」で不起訴といいますが、これで“一件落着”というわけにはいきません!
起訴された石川議員も認める政治資金収支報告書への“ウソ”の記入。〜ごまかしの背景には、ゼネコンからの“ヤミ献金”があったのではないか?ダム建設の受注をめぐって“税金の還流”があったのではないか?という大きな疑惑が横たわっています。
…ここで“幕引き”を許すとなれば、それこそ自民党時代と何も変わらないじゃないの!? 国会に小沢氏を招致しての徹底究明が絶対に必要です!
* *
夜は、「あんしん医療署名」実行委員会のリレー宣伝に四条河原町(写真→)で合流。
京都法律事務所後援会の新年会(写真↓)では、知事候補の門ゆうすけさんとそろってご挨拶。
* *
さらに、私学高校教職員の「日本共産党を語る集い」へ。
…私学職場の現状や「高校授業料無償化」とともに、おおいに盛り上がったのは“いまどきの若者”についてです。
ボーナスも昇給もゼロで展望なく辞めていく若い教員。「大人っぽいことを言うわりに自我の育っていない」高校生。「派遣切り」に遭っても“自己責任”にさいなまれる路上生活の30代…。
…学校現場を大きくゆがめた教育行政の背景には、財界に“都合のよい人づくり”があるのではないか?〜と、食事もご一緒しながら語り合いました。
次回はぜひ、若い先生方もご一緒に語り合いたいものですね〜。
10年2月 3日(水)
願い重なる“節分”2010
今日は“節分”です。明日は“立春”ですが、雪の舞い散るなかで各地の節分宣伝で訴えました。
左京区・吉田神社前では「左京・民主府政の会」と一緒に、知事選挙の訴え。
吉田神社節分祭は室町時代以来の歴史をもつ行事で、毎年50万人もの参拝客が訪れるんだそうです。
* * *
夕方からは、「壬生狂言」で有名な中京区の壬生寺節分・会(え)で、中京女性後援会のみなさんと…。
こちらも、露店で豆を買ったり、厄除け鬼払い狂言『節分』を楽しみに来られた大勢の人出で賑わっています。
“1年の災厄を免れ、福徳を得る”とされる素焼きの炮烙(ほうらく)に、願い事を書く人々も。
景気の回復や安定した就職、商売繁盛、家族の無病息災などの願いが、次々と重ねられていきます。
…なんとか暮らしを良くしたい!という切実な願いに、政治もしっかりこたえなくっちゃなりませんね。
10年2月 2日(火)
リリコ日記(55)かいじゅうたちのいるところ000_ririko)リリコ日記 2010
モーリス・センダックの絵本『かいじゅうたちのいるところ』が映画化され、親子3人で行ってきました。
いたずらっ子マックスは、おおかみのぬいぐるみをかぶって大あばれ!怒ったママを振り切って家をとびだし、ボートで漕ぎ出して、たどりついたのはかいじゅうたちの暮らす島…。
リリコが保育園の頃から、くりかえし布団のなかで読んだ絵本。映画では、家族のすれちがいや愛情をおりまぜたストーリーになっていました。
ラストシーン。“かいじゅうの王さま”をやめることにしたマックスは、かいじゅうたちの“家族”を残して、自分の“家族”の元へ。待っていたのはママとあったかい夕食でした。
途中、「こわ〜い、かえりたい」と言ってたリリコ。最後まで見た後は…
まり「おもしろかった?」
リリコ「…うん」
まり「何がおもしろかったん?」
リリコ「……」
まり「かいじゅう、ケンカしたはったなぁ。どうなるんやろ」
リリコ「…しらん」
…やれやれ。感じたことを言葉にするのってムズカシイんだなぁって思っていると、しばらくたってから、「かいじゅう『ぼくたちのこと、いいやつだったって言ってね』て言うてはったなぁ。きょうは『かいじゅうたちのいるところ』よんでな〜。ぜったい!」
* * * *
Ps.映画館では、『おとうと』を見にきた石村かず子さんご夫婦とばったり。…“心を耕す”こと、大切にしたいですね。子どもも、大人も。