09年12月24日(木)
トステム綾部閉鎖問題、失業者緊急支援を京都労働局へ申し入れ2009
京都労働局へ、トステム綾部工場閉鎖問題と失業者支援について、こくた恵二国対委員長や府議団とともに申し入れました。
17日のトステム本社や厚生労働省申し入れをふまえ、「整理解雇4要件」が非正規労働者にも適用されることや、転籍には労働者の同意が必要という点について、労働局としてトステム綾部への指導をつよめるように要請。
労働基準監督課の槇野課長から「本省の表明はその通り。労働契約法には労働基準法のような調査・指導権限は定められてはいないけれど、それでも雇用確保へ努力している他社の例もある。トステム綾部の社長や工場長への徹底は引き続きつよめていきたい」との答えがありました。
…昨年12月の労働局申し入れでも感じたことですが、労働基準監督官の指導権限を定めていない労働契約法には弱点があります。けれどそうだとしても、大企業の“違法行為”を見逃すわけにはいかないのです!労働行政の出番です。がんばってください〜!
あわせて、年末・冬季の失業者支援についても要請。
この間のワンストップ・サービスでの経験もふまえて「相談者を路上に返さない」「1人ひとりへのていねいな相談・支援体制」などの改善・拡充、京都府・市と連携して緊急宿泊所を確保すること、などを求めました。
職業安定課からは「おっしゃる通り。29・30日の開催はこちらとしても路頭に迷う人を生まないためであり、府・市と連携してそうしたい」との回答がありました。
…明日はこの問題で京都府、市にも緊急に申し入れることになりました。ひきつづき全力です!
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夜は、京都保育運動連絡会が井上さとし参院議員に要請に来られ、私も同席して保育現場の実情をお聞きしました。
…保育園は子どもにも、親にとっても大切なセーフティネット!私自身の実感でもあります。公的保育を守り発展させるために、がんばります。