09年12月12日(土)
COP15へ届け!“KYOTO”の声2009
温暖化防止のための新たな国際的合意をめざしてコペンハーゲンで開催中のCOP15に呼応して、環境NGOが全世界に呼びかけた“グローバルアクションデー”。
京都議定書誕生の地、ここ京都では「クールな地球へ!京都アクション2009」と題して、約200人のみなさんと集会&パレードで楽しくアピールしました。主催は気候ネットワーク、関西の環境NGOなどによる実行委員会。日本共産党京都府委員会も実行委員会に加わって、準備や呼びかけをすすめてきたものです。
…午後2時の京都市役所前。色とりどりのプラカードや横断幕、地球型バルーン、白クマのぬいぐるみ帽(←魅力的!!)、ペンギンの着ぐるみ(新婦人)やサンドイッチマンも登場!そうだぁ、12年前のCOP3もこんな感じだった〜❤
各団体・個人による「30秒スピーチ」では、党市議の岩橋さん冨樫さんと一緒に並んで「産業界にきちんと“キャップ”をかぶせる削減協定を。企業献金をもらわないというユニークな個性をもつ政党としてがんばります〜」。政党では、社民党、新社会党、みどりも参加されていました。
ちょうどその時、コペンハーゲンにいる気候ネットワークのT氏から直通電話が!(写真→)「交渉はとても難しい段階に入っているが、日本が積極的な姿勢でのぞめば国際合意も可能」だそうです。
…鳩山政権の姿勢に世界が注目しています!〜もちろん「中期目標25%削減」は歓迎しますが、9月の国連演説の後は具体化が進まず、途上国支援「鳩山イニシアチブ」も支援額や中身は示されていません。
やっぱり必要なのは、前政権の“財界いいなり”政治からの脱却。そして「日本経団連の自主行動計画」まかせをやめ、排出量の圧倒的部分を占める大規模事業所に具体的な規制をかける公的削減協定などの“ルールづくり”です。
先日も市田書記局長が参院委員会で追及していましたが、EUなどに進出した日本企業(ホンダ、日産、トヨタ、パナソニック、NECなど)は、現地政府との削減協定には参加しているっていうんですから、日本でできないはずはない!
…大企業にしっかりと“キャップ”をかぶせて、地球環境といのちを守るしくみをつくっている欧州。まさに“メイクザルール”です。日本でも“ルールある経済社会”をめざして政治家が仕事をするとき!