09年11月26日(木)
トステム綾部工場閉鎖反対、労働者を守れ!「連帯する会」結成2009
トステム綾部の工場閉鎖(来年3月末)問題をめぐって、新たに労組を結成した労働者を支援しようと、昨夜、「トステム綾部工場閉鎖反対、労働者と連帯する会」が綾部で結成されました。
京都総評や綾部地労協などが呼びかけた集会には、北部や京都市内からも含めて100人近くが参加。私も、5区・吉田さゆみさんや、党府議団、綾部と福知山の市議団と一緒に参加しました。
主催者の京都総評・岩橋議長は挨拶で「トステムはグループ全体で利益・好調、株主配当も昨年並みに出している業界最大手の大企業だ。やむなく『経営難』で閉鎖するのでなく、海外進出戦略に立ち、国内工場を縮減して中国・大連工場に集約する方向だ。こうした暴挙は許されない」と訴え。
…まさに、不況に便乗したひどいやり方。大企業の社会的責任を問わねばなりません!
集会では、先日結成されたばかりの労働組合「全日本金属情報機器労働組合(JMIU)京滋地本機械金属支部トステム綾部分会」のメンバーが紹介され、24日に行なった第1回目の団体交渉の経過も報告されました。
分会長の片山さんは「労働組合のことは初めてですが、労働者には他府県への配転や退職を迫られるなど不安が広がっています。1人ひとりの声を大切にして会社に届け、全員が納得できるようにがんばりたい。ご支援をお願いします」と決意。私たちは満場の拍手で応えました。
…トステム綾部といえば、8年前の中田さん過労死事件を引き起こし、昨年は「派遣切り」をすすめ、そして今度は「工場閉鎖」。府や市の誘致・補助金も受けながら、大企業のこうしたやり方は許せません。
ちょうど今日の『赤旗』には、工場閉鎖を撤回させたOA機器メーカー・イイダテクニカ仙台工場で立ち上がった労働者たちの記事が出ていました。
トステムでも、工場閉鎖撤回、労働者を守るために、私たちもがんばりたいと思います!