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09年11月 9日(月)

反貧困ボランティアの“可能性”2009

 (7日のつづき)

 京丹波町から、そのまま京都駅「反貧困ボランティア」へ。

 …実は、私もお腹が減りすぎて泣きそう〜だったのですが、「炊き出し」の豚汁が少し余ったので、路上のみなさんに混じってごちそうになりました。

 すご〜く美味しい。野菜も肉もたっぷりで栄養満点!〜学生(しかも男子)のみんなで調理したんだそうです。

 さらに、嬉しいことがありました。

 Iさん(8月17日に書いた)から携帯に電話が入り、なんと“ボランティア”として駆けつけてくれたのです。〜再開したIさん、いまだ求職中だそうですが、眼をキラキラさせて見違えるようです。

 実はこの前も、路上を“脱出”したTさん(2月25日に書いた)がボランティアとして参加してくれていました。

 一緒に「炊き出し」を配りながら、「覚えてますか?2月にこの場所で助けてもらいましたよね」と言われ、え〜!とビックリ。

 〜Tさんは下京生活相談所から支援が続けられ、自立支援センターで7ヶ月間がんばり、やっと仕事とアパートを確保したそうです。「今日の野菜はボクが切ったんですよ〜」と、Tさんとても誇らしげした。

 …すご〜い、嬉しい!人間って、本当に偉いなぁって心動かされます。

 そして、この頃私が考えるのは、路上から脱出した人々のネットワークをつくれないだろうか、ということです。

 生活保護を受けても安定した仕事はなかなか見つからず、独りでがんばり続けることはとっても大変。やっぱり、励ましあい本音を言える“仲間”が必要なんです。

 …日本共産党生活相談所や「生活と健康を守る会」はもちろんありますが、もしかしたら、この「反貧困ボランティア」そのものが、そういうネットワークになれる可能性を持っている!のかも知れませんね。

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