09年9月24日(木)
京都の職人さん、中小企業の応援を〜京商連「元気市」、友労染展/西山秀尚さん 訃報2009
連休中、京都市勧業館・みやこめっせへ度々足を運びました。
20日、京商連婦人部による「商(あきない)元気市&交流会」と、青年部のみなさんの「わっとSHOW魂」。京都市内各地の民商から、業者婦人・青年のみなさんを中心に、賑やかな出店が並びます。
写真(上)は、京象嵌(ぞうがん)の実演をされている中京民商の藤一さん。
象嵌というのは、金属の生地に色の違う金属をはめ込み、色彩や隆起で表現する細工で、奈良時代に大陸から伝わり、江戸時代に京都の技術が全国に広まったそうです。
…ほんとうに細かい仕事。「目と指先が“命”やねぇ」と藤一さん。手仕事のすごさを垣間見させていただきました。
* * * *
23日は友禅労組などによる「友労染展 染住民の祭り」へ。
京友禅に携わる職人さんたちによる労働組合のなかで、作品発表の場や技術の向上を求めて毎年続けてこられた展覧会は、今年で29回目を迎えるそうです。
企画展示「明日のてんてん」コーナーもあり、珍しい「手ぬぐい」が目を楽しませてくれました。
…「技術があっても、仕事がない」不況のなかでも、前へ前へとがんばっておられる職人さんや中小業者のみなさん。
政治が動きつつあるもとで、もっともっとみなさんを応援する政治へ、がんばらなくっちゃ、とあらためて…。
* * * * *
元京都府会議員団・団長の西山秀尚さんが亡くなられ、22日のお通夜に参列しました。
私が民青同盟の専従になる前、府会議員団でバイトしていた頃から、いつもあたたかい眼差しで、若者の活動を見守って下さっていました。西山さんご自身の青年時代の話〜日本青年団協議会や民青同盟、蜷川民主府政のエピソードなど、いつもワクワクしながら聴き入ったのを昨日のように思い出します。
ご病気とはお聞きしていましたが、あっという間のことで、ほんとうに残念でなりません。合掌。