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09年8月31日(月)

衆院選、日本共産党は9議席獲得!ご支援ありがとうございました2009

 8月30日投・開票の衆議院選挙。日本共産党にご支援いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

 選挙結果は、歴史的な自民・公明与党の大敗北と民主党の圧勝。

 …私たちが訴えてきたとおり、自公政権に「退場」の厳しい審判が下されました。主権者=国民が“政治の新しいページ”をめくったのです。

 日本共産党は、比例で改選前と同じ9議席を維持。近畿では3議席を確保し、こくた恵二さん、吉井英勝さん、宮本たけしさんを当選させることができました。

 小選挙区では、「必勝区」とした京都1区でのこくた勝利はなりませんでした。

 …う〜ん、悔しい限りです!

 けれど、これからの国会では、「国民が主人公」をかかげ、“建設的野党”を実践する日本共産党の役割はいっそう重要になるでしょう。

 こくた国対委員長を先頭にした国会論戦に、ワクワクする思いです。

 同時に、国民のみなさんとの要求運動が、その存在感を大きく増すにちがいありません。

 労働者派遣法抜本改正、後期高齢者医療制度廃止、生活保護母子加算復活、障害者自立支援法廃止、医師不足対策、高校・大学の学費負担軽減と給付制奨学金創設、中小企業予算拡充、憲法守れ、衆院比例定数削減反対、etc.

 …あらゆる運動と共同をどんどんひろげなくっちゃ!と感じます。

 そして、そうした“未体験”の新しい政治プロセスが進行するもとで、7ヶ月後には京都府知事選挙、10ヶ月後には参議院選挙が迫っています。

 …新しい政治局面での新たなたたかいへ。今日からまた踏み出します。決意新たに〜!

*   *  *     *  *

★「総選挙の結果について」日本共産党中央常任幹部会の声明

★日本共産党京都府委員会の声明

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09年8月17日(月)

「派遣切り」「タコ部屋」…Iさんのひどすぎる働かされ方!2009

 いよいよ明日から総選挙本番です。

 今日は街頭宣伝の合間に、先週15日の「反貧困ボランティア」のときに京都駅で出会ったIさん(43才 愛知県出身)と一緒に、福祉事務所へ生活保護の申請に行ってきました。

 …申請そのものは受理され、ホッと一息。けれど、いろいろな話を聞くなかで明らかになったのは、Iさんのひどい働かされ方です。

 静岡県で働いていた職場はスズキ自動車。「派遣」と「期間工」を2年近く繰り返した末、昨秋に「雇い止め」に。←これっておそらく、志位委員長が国会で追及した「違法クーリング」そのものです!

 さらに大阪の建設会社では「正社員をめざすアルバイト」として寮に住み込み。けれどその「寮」とは3畳1間でいわゆる“現代のタコ部屋”の様子。そのうえ「寮費」を名目にして1日3000円(=1ヶ月9万円!!)もの天引き!そして「いよいよ正社員」という時になって「保証人が2人必要」と言われ、両親とも生き別れになっているIさんは「保証人」を見つけられず、解雇。寮からも放り出されたそうです。

 …あまりにひどすぎる!!〜大企業の「派遣切り」や大量解雇が横行するなかで、まじめに働こうとする人たち、特に「住み込み」「寮つき」などの労働条件がどんどん切り下げられている現実を、垣間見た思いです。

 ちなみにIさんは、今日もハローワークでやっと辿り着いた面接を受けに行ったのですが、それも「3日間の短期バイト」という悪条件。

 そして京都駅も、先週はまた路上生活者や新顔の方がぐんと増え、「相談したい」という方が大勢でした。福祉事務所の職員さんに聞いても、中央保護所は例年の夏にはなかったくらい満杯状態が続いているそうです。

 …こんな“日本の異常”を、正面から問い、変えていくたたかいが、総選挙なんですよね。

 残念ながらIさんたちには選挙権はありません(現時点で住民票がない)。けれど、人間らしい労働と生活を求める願いはギリギリです。

 だからこそ、私たち日本共産党は絶対に前進しなくっちゃいけない!と、あたらめて心に刻みます。がんばります!

*    *   * *       *

Ps. 少し前のことですが、路上生活を抜け出したMさんから「昨日、共産党に入ったよ」と報せをもらいました。「求職中やし、何もできんかも知れんけど、勉強していくんでヨロシク」とMさん。

 …とても、ビックリ!もちろん、とても嬉しいです〜!!

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09年8月13日(木)

“マニフェスト”de街頭トーク宣伝*かえるネット京都2009

 昨日は「かえるネット(日本共産党といっしょに日本をかえるネットワーク)京都」の若いみなさんとの街頭トーク宣伝、第2弾!

 三条河原町で、今回は日本共産党の総選挙政策(マニフェスト)のポイントを書いた「しんぶん赤旗」号外や財源論のパネル(写真)を示しながら、「財源をどうする?」や「民主党との関係は?」などの質問に答えました。

 「マニフェストにあった大学・高校の学費負担を軽く、というのはホントに実現してほしい。大学院に進学希望なので。いまの奨学金だとすごい借金になる」と私立大学の4回生。

 「私たちの財布はお金は出てこないけど、日本の国の財布は、ひっくり返したら“お金”が出てくるんですね〜」と北区で働く女性。

 「ぜひ、総選挙政策を全部読んでみたい。1冊もらえますか?」と、ずうっと立ち止まって聞いてくれていた30代男性。

 …話せばわかる!伝わる!若い世代の目線は日本共産党へ。高まる注目と期待、実感です〜!

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09年8月12日(水)

「温暖化対策」討論会A〜「高速道路無料化」「日米FTA」めぐって2009

(11日つづき)

 「温暖化対策 市民討論会」では、各党が中・長期目標と具体策について述べたのに続き、気候ネットワーク・浅岡美恵代表による“反対尋問”がありました。

 民主党に対しては「政権交代後、『目標修正』ということにならないか?」「『高速道路無料化』『ガソリン税などの暫定税率引き下げ』政策は温暖化対策に矛盾するのでは?」と浅岡さん。

 与党である公明党には「エコポイントによる大型テレビなどへの買い換えで、はたしてCO2が減らせるのか?太陽光発電についても『全量買い取り義務付け』はされていません」「自公政権と公明党の中期目標が大きく違うのはなぜか?」など。

 …さすが、問題点にするどく迫った“尋問”です。

 日本共産党の私には、@「共産党はエネルギー利用高度化法案への修正案など、私たちも考え方の参考になる良いものを出しておられる。しかしこれらが国会で多数になるにはどうしたらいいか?」、A「イギリス産業界の話があったが、日本でも産業界・企業を政策誘導するのは大変な仕事。どうしたらいいか?」とのご質問。

 …あんまり“反対尋問”という感じではないですが、浅岡さんならではの重要な問題提起です。私が答えたのは↓↓

 @について:日本共産党は、温暖化対策をはじめどんな問題でも、国民・市民とスクラムを組んで“運動と世論の力”で国会や政治を動かしてきたし、これからも動かしていこうと考えている。現に、各政党が「温暖化対策」をここまで総選挙政策に位置づけるように変化してきたのは、市民運動のみなさんがねばりづよくとりくんでこられた成果。私たちは総選挙後の新しい国会では、温暖化対策でも市民運動との連携をさらにつよめつつ、“財界・企業献金のしがらみのない政党”として独自の調査・提案をして、新しい政権に積極的に提案・リードする仕事をしたい。

 Aについて:温暖化対策が「科学の要請である」とともに「世界に広がる新しいビジネスチャンスとしても、このままでは日本は逃すことになるぞ!」というメッセージを政府がもっと発信することが重要。例えば、ドイツでは太陽光発電と固定価格買い取り制度を20年単位で位置づけた結果「25万人の雇用創出」に成功しているし、デンマークでは10年以上前から風車発電を市民が共同管理や個人所有して電力を売り、貧しい地方でも地域経済の活性化につながっていると聞く。日本でも、住宅への太陽光発電など長期展望で位置づければ、まちの工務店や電気屋さんの“仕事起こし”にもつながる。ぜひ政府が経済的インセンティブを。

 続いて、会場から次々と手が挙がり、「高速道路無料化」や「日米FTA協定」・農業政策などについても活発な議論になりました。

 それらを受けた終わりの発言。〜私は「環境破壊につながる軍事優先、大規模開発優先政治の転換」を訴えるとともに、「日本は大部分の食料を輸入に依存して“フードマイレージ世界一”だが、輸送に係るCO2排出コスト削減のためにも、農業を基幹産業と位置づけ、食料自給率を当面50%に引き上げるべき。日米FTAなど農産物輸入自由化には反対する」「クルマとCO2排出を増やす『高速道路無料化』『暫定税率引き下げ』など民主党公約のマズイ部分には、新しい国会で『ストップ役』としてがんばる」と、日本共産党の立場を述べました。

 …短い時間でしたが、なかなか濃密な討論会だったと思います。

 もっと話したかったこと〜例えば、いま原子力発電の促進に使われている電源開発促進税(電気料金に上乗せ)にメスを入れることや、京都・舞鶴にもある火力発電所とCO2排出の問題など〜もあったのですが、それはまたの機会に。

 …なにより、こういうテーマで「市民討論会」を企画された主催者、そして参加者のみなさんに心から感謝を申し上げるものです。

 「地球温暖化をどうくいとめるか」は21世紀の日本の国づくり・外交に、絶対はずせない第一級の課題。総選挙の大争点に押し上げるために、私もがんばります!!

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09年8月11日(火)

「地球温暖化対策 各党に聞く」市民討論会@〜やっぱり産業界!2009

 今日は、市民討論会「温暖化対策 各党に聞く」(主催:地球温暖化防止京都ネットワーク気候ネットワーク)に出席しました。

 今年12月のCOP15(コペンハーゲン)を目前に控えた今回の総選挙で、各政党がこの課題をどう位置づけ、とりくもうとしているのかを、市民の立場から率直に意見交換しようというものです。

 政党代表としては、日本共産党の私の他に、民主党、公明党、社民党から府議・市議さんらが出席。自民党は「出席しない」と回答したとのことで、こういう重要課題でも「責任政党」どころじゃない“無責任さ”をあらためて感じます。

*   *  *       * * 

 最初の発言で、私は主催者にお礼を述べ、日本共産党が“温暖化対策は一刻の猶予も許されない人類的課題”と位置づけていること、「2020年までに温室効果ガスを30%削減(1990年比)する中期目標」と具体策を提起していることを、日本共産党の総選挙政策に沿ってお話ししました。

★紹介したパネル(→)は、「先進国」1人あたりのCO2排出量が「途上国」に比べて突出していることを示すもの(『しんぶん赤旗』より)。

 日本はインドの10倍、アメリカは20倍。歴史的にも、産業革命から化石燃料を大規模に使って温暖化の直接の原因をつくってきた先進国、排出削減にも重い責任は当然です。

★次のパネル(↓社民党・飛鳥井さん、持っていただいてありがとうございます)は、日本ではわずか166の巨大事業所だけで全体のCO2排出量の50%に達するというもの!〜気候ネットワークが今年4月に調査・発表した数字です。

 そもそも日本では、温室効果ガスの総排出量の8割(家庭使用の電力分を電力会社排出とすれば9割)を産業界が占めています。だからこそ産業界を排出削減のレールに乗せることが、どうしても必要です。

 そこで日本共産党は「政府と産業界との間で削減目標を明記した公的削減協定を義務づける」こと、補助的手段として「国内排出量取引制度」や「環境税」の導入が必要であり、さらに、自然エネルギーの大幅活用を加速する政治のイニシアチブ発揮を提案しています。

 私は、以前、吉井英勝衆院議員と視察した嵐山・渡月橋の小水力発電と地元NPOの奮闘も紹介して、「自然エネルギー導入目標を2020年20%、2030年30%に」「太陽光だけでなく自然エネルギーによる電力全般を、全量買い入れる固定価格買取義務制度を」と、共産党の政策を説明しました。 (つづく)

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09年8月 7日(金)

五条坂・陶器まつり 始まる2009

 京都の夏の風物詩、五条坂・陶器まつりがやってきました(8月7〜10日まで)。

 川端通から五条坂まで、五条通の南北にはずらりと出店が並びます。

 “掘り出し物”の食器や花器、作家オリジナルのオブジェもたくさん。

 南側の川端から2軒目、今年も夫が出店しています。

 …小学1年生の娘も、さっそく今日から“おてつだい”で大喜び〜♪♪

 暑〜い日中よりも、電球に灯がともる日暮れからの時間帯が、風情もあっていいですよ。

 …五条坂・陶器まつりへ、ぜひどうぞ〜。

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09年8月 6日(木)

8月6日。京丹後で平和の鐘&1人だけの「戦争展」堀江保次さん2009

 8月6日。ヒロシマ原爆の日。

 昨日から京丹後入りしており、今朝は峰山町の常泉寺さんで“平和の鐘つき”に参加させていただきました。

 その足で、自宅で「一人だけの戦争展」を開いておられる堀江保次さんを訪ねました。

 堀江さんは第2次大戦中、21歳で召集されて中国戦線へ送られました。『京都民報』8/9付に、「天皇の命令の下、残酷非道なことを私はやった。中国人に銃剣を突き刺し、財産を奪い、家族を焼き払った」「私には戦争の真実を語る使命がある。憲法9条を守り抜くことが私の懺悔」と証言しておられます。

 堀江さんが保存してきた当時の資料のなかに、中国の子ども達との写真(←)がありました。日本政府による“懐柔策”で「日本語教育」を子ども達に行なったそうです。

 「賢い子らがいっぱいいた。僕は、この子らに会わす顔がないよ。申し訳なくて…」

 今年、堀江さんは92歳。

 …70年の時を経ても、自らの犯した“罪”に向き合って生きるというのは、大きな勇気のいる生き方だと思います。

 そして、そこから生まれたのが「二度と殺さない=憲法9条を守りぬく」という人生をかけた重い決意なんですね。

 堀江さん、貴重な証言をこれからも続けて下さいね。〜お身体を大切に。

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 京丹後では4会場での集い〜大宮町、丹後町・間人(写真)、年金者後援会、久美浜町・佐野〜に出席。

 共産党へのご注文や、くらしの相談など、たくさんの意見をいただきました。

 …このみなさんの思いを受けとめ、ホントに躍進・勝利しなくちゃ!と思います。

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09年8月 4日(火)

戦争展:「強制建物疎開」の爪あと/山科・山階南まちかど演説会2009

 第29回「平和のための京都の戦争展」(立命館大学国際平和ミュージアム)が始まり、今朝のオープニングに、こくた恵二国対委員長、蔵田市議と一緒に参加しました。

 展示では、五条通りの「建物強制疎開」前の町並みを復元した地図がありました。戦後60年を経て、下京区のみなさんが当時を知る方々へのヒアリング調査にとりくんでこられたんだそうです。

 復元地図には、豆腐屋さん、下駄屋さん、八百屋さん、饅頭屋さんなどの屋号がぎっしりと並びますが、当時、人々は天皇制政府の命令によって1週間ほどの短期間に「引越し」を強制されたといいます。

 …人と人のつながり、町の賑わいはあとかたもなく。京都のまちにも、戦争の爪跡は非常に大きいのですね。

* *    *  *   *

 夕方から山科区「まちかど演説会」で、原としふみ2区候補、北山市議とともに山階南学区の10ヵ所をまわりました。

 ちょっとポップな原としふみ号。遊んでいた子どもたちが寄ってきて、「原としふみさんって有名な人?」「政治家?テレビ出てるん?」「ボク、ポスター見たことあるで」…と、取り囲んでワイワイ。

 …8月は夏休みだもんね〜。子どもたちの笑顔の輝く世の中にしたい。だから、お父さん、お母さんたちはがんばるのです〜。

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09年8月 1日(土)

建築職人の“心意気”歌う〜京建労バンド「ビシャンテ」2009

 8月というのに梅雨が明けません。そのうえ今日は各地で集中豪雨の被害が…。

 私は、浜田よしゆき6区候補とともに京田辺で街頭宣伝中、三山木駅で豪雨に見舞われて全身ずぶ濡れに〜。

 福知山市三和町では62.5o/hと観測史上初の豪雨で、床上浸水や崖崩れが起き、宇治市でも大雨と突風で住宅などに被害が出たとのこと。深刻です!

 …もう、誰の目にも明らかな異常気象。〜地球温暖化の対策は待ったなし!!

*写真は近鉄・新田辺駅の“一休さん”〜市立芸大の恩師・佐野賢先生作です。

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 さて、夜は乙訓の建設後援会の集いで、石村かず子3区候補とそろってご挨拶。

 京建労バンド「ビシャンテ」のみなさんが「仕事日和」という歌を初披露されました。

♪ 建てよう 建てよう 家を建てよう

 職人技の見せどころ

 エンヤコラ ドッコイ

 仕事日和 〜♪

 ちなみに、ギターは京建労副委員長で吉田さゆみ5区候補のご主人さま。〜わざわざ京丹後から駆けつけられたそうです。

 「いいぞ〜カッコいい!」「みんなでもっと歌いたい!」とアンコールして、会場は大合唱に。

 …建築職人の心意気!みなさんの思いがいっぱいつまった歌&集会。ありがとうございます。総選挙勝利への熱いパワーをいただきました!

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