09年6月28日(日)
原としふみ候補の“紹介弁士”/野中広務氏が『しんぶん赤旗』に登場!2009
京都2区、東山と山科の演説会で、原としふみ2区候補、こくた恵二国対委員長とともに訴えに立ちました。
…今日の気温は33度。そのうえ会場は“満員御礼”で暑〜い!東山では“うちわ”、山科では飲料水が配られましたが、汗がどんどん噴き出します。
私は、原さんの“紹介弁士”として、京都大学学生時代の「水俣病訴訟」支援の活動などを、当時の原さんの「手記」も紹介してお話ししました。
「環境省を埋め尽くした『ノーモア・ミナマタ』のノボリと大漁旗と、200人の人々。…交渉では、患者さんの静かだが怒りに満ちた言葉。…切々と、時には大声を張り上げる患者さんの姿に、涙をながした。『ここにいる人たちは、患者なんです。あなた方が逃げている間に、死ぬかもしれないんです!』…さすがに、チッソ本社の副社長は、声もだせなかった」(原としふみHPより)
…原さんは民青同盟の直近の先輩。いろんな優れたエピソードは紹介したらキリがないんですが、まぁ、こういう人材は早く国会に行って仕事をしてもらわんとあかん、と心から思います。
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それにしても、昨日今日の話題は、あの野中広務氏(元内閣官房長官、元自民党幹事長)が『しんぶん赤旗』に登場!という“大事件”です。
「『宿敵』だったあなた方に私の思いを語るのも、いまの時代がそうさせる」と野中氏。
〜小泉政治への批判。海外派兵路線を突き進む自民、民主への批判と、自らの戦争体験。そしてインタビューの最後はこう締めくくられています。
「去年あたりから『蟹工船』ブームといわれ、若い人たちがまともに歴史に向かい合おうという気持ちが出ていることを非常にうれしく思い、また期待もしています。こういう輪が広がることで、日本が再び軍国主義国家になっていく道が閉ざされて、平和な国としてやっていけるスタート台に立てるのではないかと思います。そのための種を蒔いていく使命がわれわれにはあるんじゃないかと思っています」
…“平和国家への種を蒔いていく”。立場は違っても想いは通じるものがある、まさに“時代”はそういうところに来ているのだと思いました。
私たちの世代が、その種を大事に育てていかなければなりませんね。