09年5月29日(金)
「もう限界!」高学費に新入生から悲鳴〜こんな異常を変えよう!2009
学習会“講師”が続きます。昨日は南区党後援会の情勢学習会。今日は左京の新入生歓迎企画「学費ゼロへ〜日本共産党の提案」へ。
…実は、メインのはずだった井上哲士参院議員が、補正予算案めぐる本会議で帰れなくなり、急遽、代理でお話することに。
私は、総選挙 各分野政策の「教育」も紹介して、大学の高学費は“日本の異常”であり、世界では「学費は段階的に無料化する」という国際条約(国際人権規約)に沿って、授業料無料化や給付制奨学金が広がっているのに、日本では自民党政府が「受益者負担主義」で国立大学費値上げ、私学助成削減、奨学金「貸与制・利子付き」の改悪をすすめてきたことを批判。
日本共産党として、緊急に★年収400万円以下家庭の学生の授業料無料化、私学生にも「直接助成制度」をつくる、★奨学金を無利子に戻し、「給付制奨学金」をつくる、★国際人権規約「高等教育無償化」条項の批准etc.を提案していること、さらに教育予算の抜本的増額と「学費ゼロ」をめざす政治への転換を求めていることを述べて、「緊急策は1900万円、学費無料化は約3兆円で実現できる。税金使い方・とり方にメスを入れ、憲法に保障された『ひとしく教育を受ける権利』実現へ一緒に声をあげよう」と呼びかけました。とがし豊市議からも、京都市独自の奨学金制度を要求した議会論戦など紹介。
参加した学生のみなさんの実情を聞くと…
「奨学金の申し込みで“滞納者ブラックリスト化”には『同意書』を書いたけれど、卒業後に返せるかどうか不安。なるべく手をつけないようにしてる」(府立大 1回生)
「不景気の影響で親の仕事が急変し、18万円も減給に。下宿が続けられず片道3時間半かけて自宅から通うことになる。この先どうなるか…」(立命大 1回生)
「1浪して親に迷惑をかけ入学できたけれど、学費値上げが続けば、将来の子どもには自分が受けたような教育は受けさせられないんでは…と不安」(京大 1回生)
「奨学金を借り、高校から合算して大学院を出る時には1000万円以上の“借金”。バイトの毎日、弁護士をめざしているけれど高学費に夢を阻まれる」(立命大1回生)
次々と、ほんとうに深刻な声が続きます。
同時に、京都府学連・学費ゼロネットの大集会や議員請願にとりくんだ経験も出され「実態を告発する学生のがんばりにマスコミも注目し、議会も動いてきてる」と上回生からの発言も。私も「総選挙は高学費を変えていくチャンス!若者の声で政治を動かそう」と呼びかけました。
…企画後、参加してくれた新入生1人が入党してくれることになりました。「総選挙は僕にとって初めての選挙。共産党躍進のために、できる活動ならぜひ」と入党申込書を書いて、握手!やった〜!!がんばろう!未来は明るい〜♪♪
* * * *
昨日の南区後援会では、学習会の後、後援会の活動交流がありました。〜久世地域では、お食事会(私も参加させていただきました)やハイキング、バザーなど毎月楽しいとりくみとニュースの発行を続けて、会員を8年間で40人→900人以上に増やしてるそうです。すご〜い!
一方、国会では補正予算案が成立。「バラマキのツケを消費税増税」なんて政治は許せん!国会「大幅延長」で“解散フリーハンド”でしょうか!?
…早く“国民の信を問う”べきです!総選挙、がんばるぞ〜!