09年5月22日(金)
新型インフルエンザ 緊急対策・支援を近畿厚生局に要請2009
「京都市内の小学5年生が新型インフルエンザ感染」…昨夜8時半、党国政事務所にいて、たまたまとった電話は、京都市秘書課から穀田衆院議員宛てにかかってきた緊急の連絡でした。
〜さっそく穀田さんや各所に連絡をとり、続いて今朝は近畿厚生局(大阪)へ緊急対策についての申し入れに行って来ました。
すでに3ケタの感染者が出ている兵庫からは瀬戸恵子さん(比例)や味口としゆきさん(兵庫1区)、大阪から宮本たけしさん(比例)ら、近畿各県からのメンバーが参加。
申し入れ内容は、★発熱相談センター」や「発熱外来」、陰圧病床など専門医療体制の拡充、★「無保険」(国保の資格証など)の方に対して保険証を緊急発行する自治体措置の促進、医療費支援、★様々な経済的損失(施設閉鎖、行事キャンセルなど)に対する損失補てんや支援の具体化などで、厚生局の横尾健康福祉部長に対応いただきました。
特に私は「京都ではシーズン真っ最中の修学旅行のキャンセルが集中して、旅館・観光業界への影響が深刻です。国際観光旅館連盟近畿支部も『このままでは売り上げ減少、資金繰り悪化、倒産が相次ぐ懸念がある』として緊急融資やキャンセル料問題などの要望も出しておられます。国として経済的損失への保障を含めての対策を」と求めました。
国祭観光連盟近畿支部の発表(21日)によると、近畿地区でのキャンセルは延べ36万2200人(20日まで)、被害額は43億円(推計)にのぼり、とりわけ京都ではキャンセル16万8000人(うち修学旅行15万人)!さらに「キャンセル料」を受け取れない場合も多いとのこと。
…飲食業や交通関連も含めれば大変な地域経済への打撃です!相談・医療体制とともに、経済面でもひきつづき実態調査と要望の声をあげていかなければ、と感じます。