成まりブログ2009年05月
09年5月31日(日)
「核兵器の廃絶を」森清範・清水寺貫主に、こくたさんと“志位・オバマ書簡”届ける2009
昨日はこくた恵二国対委員長とともに、東山区の清水寺に森清範・貫主をお訪ねし、核兵器廃絶の問題など懇談させていただきました。
志位委員長がオバマ大統領に送った書簡と米国からの返書などを紹介したパンフレット(党府委員会作成↓)をお渡しし、こくたさんが、麻生首相や衆・参議長とも懇談したことを詳しく報告。
森清範さんは「核兵器を落とした国の大統領が『廃絶を』と言うのですから、本当にすごいことですね」と述べられ、清水寺山門での「核兵器廃絶と被爆者救援を求める“6・9行動”」(京教組女性部など)が6月9日に1000回を迎えることにも触れて「継続の力、女性の力はすばらしいですね」。
私たちは「アメリカの“変化”も、日本や各国のねばりづよい運動の反映です。いまこそ、核兵器のない世界へ、宗教界のみなさんとも力を合わせてがんばります」と決意を述べ、ご協力をお願いしました。
* * * * *
懇談後は、ちょうど“秘仏”の「御開帳」が行なわれている坂上田村麻呂を奉った田村堂や、ご本尊の安置されている本堂などを、清水寺録事・文学博士の森精顕さんにご案内いただきました。
清水寺を創建したと伝えられる坂上田村麻呂を奉った田村堂の御開帳は100年に1度!
そして、ご本尊は“清水型”と呼ばれる独特の「十一面千手観音像」で、普段は33年に1度の一般公開。〜左右には「毘沙門天」と、鎧兜を身に付けた珍しい姿の「地蔵菩薩」。「風神」「雷神」、「二十八部衆」と呼ばれる“家来”たちには、インドの仏教や土着の神々の影響がうかがえるそうです。
…本当に、圧倒される迫力です!!
他にも、本堂前の手水鉢(写真→)〜菩薩を囲んでフクロウが四隅に彫られている様式が朝鮮半島伝来のものであることや、“清水の舞台”保存のために400年先を考えてケヤキの植樹をしていること、そして東北の英雄「アテルイ、モレの碑」(こくたブログ参照)など、丁寧にご説明いただきました。
それにしても、坂上田村麻呂(758〜811)たちが活躍したのは794年の平安京遷都の頃ですから、清水寺の歴史は“平安京以前”からということになります。
…あらためて“1200年”という清水寺や京都の歴史の深遠さに、驚かされます。(つづく)
09年5月29日(金)
「もう限界!」高学費に新入生から悲鳴〜こんな異常を変えよう!2009
学習会“講師”が続きます。昨日は南区党後援会の情勢学習会。今日は左京の新入生歓迎企画「学費ゼロへ〜日本共産党の提案」へ。
…実は、メインのはずだった井上哲士参院議員が、補正予算案めぐる本会議で帰れなくなり、急遽、代理でお話することに。
私は、総選挙 各分野政策の「教育」も紹介して、大学の高学費は“日本の異常”であり、世界では「学費は段階的に無料化する」という国際条約(国際人権規約)に沿って、授業料無料化や給付制奨学金が広がっているのに、日本では自民党政府が「受益者負担主義」で国立大学費値上げ、私学助成削減、奨学金「貸与制・利子付き」の改悪をすすめてきたことを批判。
日本共産党として、緊急に★年収400万円以下家庭の学生の授業料無料化、私学生にも「直接助成制度」をつくる、★奨学金を無利子に戻し、「給付制奨学金」をつくる、★国際人権規約「高等教育無償化」条項の批准etc.を提案していること、さらに教育予算の抜本的増額と「学費ゼロ」をめざす政治への転換を求めていることを述べて、「緊急策は1900万円、学費無料化は約3兆円で実現できる。税金使い方・とり方にメスを入れ、憲法に保障された『ひとしく教育を受ける権利』実現へ一緒に声をあげよう」と呼びかけました。とがし豊市議からも、京都市独自の奨学金制度を要求した議会論戦など紹介。
参加した学生のみなさんの実情を聞くと…
「奨学金の申し込みで“滞納者ブラックリスト化”には『同意書』を書いたけれど、卒業後に返せるかどうか不安。なるべく手をつけないようにしてる」(府立大 1回生)
「不景気の影響で親の仕事が急変し、18万円も減給に。下宿が続けられず片道3時間半かけて自宅から通うことになる。この先どうなるか…」(立命大 1回生)
「1浪して親に迷惑をかけ入学できたけれど、学費値上げが続けば、将来の子どもには自分が受けたような教育は受けさせられないんでは…と不安」(京大 1回生)
「奨学金を借り、高校から合算して大学院を出る時には1000万円以上の“借金”。バイトの毎日、弁護士をめざしているけれど高学費に夢を阻まれる」(立命大1回生)
次々と、ほんとうに深刻な声が続きます。
同時に、京都府学連・学費ゼロネットの大集会や議員請願にとりくんだ経験も出され「実態を告発する学生のがんばりにマスコミも注目し、議会も動いてきてる」と上回生からの発言も。私も「総選挙は高学費を変えていくチャンス!若者の声で政治を動かそう」と呼びかけました。
…企画後、参加してくれた新入生1人が入党してくれることになりました。「総選挙は僕にとって初めての選挙。共産党躍進のために、できる活動ならぜひ」と入党申込書を書いて、握手!やった〜!!がんばろう!未来は明るい〜♪♪
* * * *
昨日の南区後援会では、学習会の後、後援会の活動交流がありました。〜久世地域では、お食事会(私も参加させていただきました)やハイキング、バザーなど毎月楽しいとりくみとニュースの発行を続けて、会員を8年間で40人→900人以上に増やしてるそうです。すご〜い!
一方、国会では補正予算案が成立。「バラマキのツケを消費税増税」なんて政治は許せん!国会「大幅延長」で“解散フリーハンド”でしょうか!?
…早く“国民の信を問う”べきです!総選挙、がんばるぞ〜!
09年5月24日(日)
「派遣切り」と路上の“就活”…Hさん28才、Mさん35才2009
午前中は京商連第48回定期総会に来賓として出席し、午後は左京区で原としふみ2区候補、とがし市議らと大型カーで街頭宣伝。
…演説でも紹介したのは、昨夜の2人の青年、夜の京都駅の“現実”です。
* * * * *
★「大分で『派遣切り』にあい、仕事を探して関西へ来たけどやっぱり仕事がない。ハローワークの混みようは半端じゃないですね」と話してくれたのはHさん(28才)。「父親が病気なんで僕に収入がないと家族が暮らしていけない。こっち来て、お金ないから1週間ほど路上で寝ましたよ。…初めての経験で、昨夜は寒くて寝られなかった」
〜彼は失意のまま、明朝の電車で大分へ帰るそうです。
でも最後に「炊き出し、ビックリしたよ。みなさん同じくらいの年齢でしょう。すごい活動、ありがとう!いつか自分もやってみたい」と言ってくれました。
…あまり力になれずに、ごめん。大分でも困った時は共産党に相談してね。
★「住民票がなく、定額給付金を口座から出せなくて困ってるんです」と話しかけてきたのはトランクを持ったMさん(35才:佐賀県出身)。「滋賀で『派遣切り』にあい、次に勤めた病院でも介護士の仕事を解雇されて4月30日に寮を出た。いまは『就活中』なんです。住所はないけど…」
〜「えっ!ご飯は食べられてる?」と聞くと、「今日はみなさんにもらったけど、明日は無いかも。…でも大丈夫。5日間くらい食べなかったこともある」
驚いて、行政の相談窓口も紹介しつつ「私たちも住居確保の相談にのってるよ」と声をかけましたが、「一度、行政の窓口に行ってみる。家族とも相談するから」とのこと。
…「明日の食事代に」と少しのカンパ、「困ったらここに…」と事務所の連絡先を渡し、別れるしかありませんでした。
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2人とも「自分は路上生活者だ」なんて認識は、もちろんありません。「仕事さえ見つかれば何とかなる!…でも、仕事がない」。〜頼るべき家族はいるけれど、文字通りギリギリ、瀬戸際です。
…これが現代の“貧困”なんだと、痛感させられます。大企業の大量解雇や政府の無策による不況の激化で、たくさんの「これまでは普通に暮らしていた」人々が“貧困”に落ち込まされ“路上”へ放り出される現実。
いつものことながら、土曜ボランティアの帰りは、気持ちが重たい。出会う1人ひとりの“現実”に、もっと力になりたいのに、なりきれない。
…だからこそ、この社会と政治をおおもとから変えないといけないんですよね!やっぱり!!
09年5月23日(土)
京建労大会/乙訓「消費税」学習会/山宣 全国交流会/反貧困ボランティア2009
午前中は京建労第57回定期大会に、穀田恵二国対委員長らとともに来賓として出席。「ガレリア亀岡」大ホールでの大会は、議案書も資料も充実!なにより「仕事よこせ」「建設労働者の生活守れ」との府庁座りこみ(2月)など、京建労のみなさんの攻勢的な運動・とりくみ、圧巻です!
午後は党乙訓地区「消費税」学習会のチューター。「GDPマイナス15.2%」の衝撃や麻生政権「15兆円景気対策」にも触れながら、消費税の「貧国促進」など悪税ぶり、増税に頼らずとも社会保障・景気対策財源は生み出せる、ヨーロッパとの比較、など、質疑応答も含めて2時間。
…今朝の4時まで準備してました。『前衛』『経済』『月刊学習』など読み返し、一番勉強になったのは私です〜!
夕方からは宇治・「花やしき」での「山本宣治生誕120年記念 全国交流会」へ。党府委員会から西山とき子副委員長と一緒に参加し、北海道や長野など全国と京都から参加されたみなさんと交流。
…生物学者、性教育、労働学校、無産診療所、そして国会議員と、生涯を通じて様々な分野で活躍し、最後は右翼のテロに倒れた山宣。
私も10数年前に民青同盟班で見た映画『武器なき闘い』(山本薩夫監督)で“山宣”に出会い、「山宣ひとり孤塁を守る…」の墓碑や生家「花やしき」を訪ねたことを紹介しつつ、「山宣の遺志を継ぎ、総選挙では必ず勝利を」と決意を述べさせていただきました。
夜10時半、京都駅“反貧困ボランティア”で「かえるネット」・民青同盟のみなさんと合流。今週もまた“新しい顔”に会ってしまうこの現実!
炊き出しのカレーを食べてもらいながら話を聞いたのは、「派遣切り」にあった28才と35才の青年です。2人とも九州出身、そして路上から「就職活動中」と言います。
…未来ある若者になんと酷い現実でしょうか!! ⇒詳しくはまた後日
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…はぁ〜、長い1日でした。時間がギリギリなのでバイク移動。しかし現在の“愛車”は90ccカブなので、スピードが出ません(以前の230ccは酷使しすぎて廃車に)。おまけに、超・寝不足!
けれど、それ以上に“悲喜こもごも”というか、いろんなことを考えさせられました。
…この不条理な現実を変えていく力、それは人間のたたかいであり、私たちのなんだ!と、また胸に刻んで、がんばります。
09年5月22日(金)
新型インフルエンザ 緊急対策・支援を近畿厚生局に要請2009
「京都市内の小学5年生が新型インフルエンザ感染」…昨夜8時半、党国政事務所にいて、たまたまとった電話は、京都市秘書課から穀田衆院議員宛てにかかってきた緊急の連絡でした。
〜さっそく穀田さんや各所に連絡をとり、続いて今朝は近畿厚生局(大阪)へ緊急対策についての申し入れに行って来ました。
すでに3ケタの感染者が出ている兵庫からは瀬戸恵子さん(比例)や味口としゆきさん(兵庫1区)、大阪から宮本たけしさん(比例)ら、近畿各県からのメンバーが参加。
申し入れ内容は、★発熱相談センター」や「発熱外来」、陰圧病床など専門医療体制の拡充、★「無保険」(国保の資格証など)の方に対して保険証を緊急発行する自治体措置の促進、医療費支援、★様々な経済的損失(施設閉鎖、行事キャンセルなど)に対する損失補てんや支援の具体化などで、厚生局の横尾健康福祉部長に対応いただきました。
特に私は「京都ではシーズン真っ最中の修学旅行のキャンセルが集中して、旅館・観光業界への影響が深刻です。国際観光旅館連盟近畿支部も『このままでは売り上げ減少、資金繰り悪化、倒産が相次ぐ懸念がある』として緊急融資やキャンセル料問題などの要望も出しておられます。国として経済的損失への保障を含めての対策を」と求めました。
国祭観光連盟近畿支部の発表(21日)によると、近畿地区でのキャンセルは延べ36万2200人(20日まで)、被害額は43億円(推計)にのぼり、とりわけ京都ではキャンセル16万8000人(うち修学旅行15万人)!さらに「キャンセル料」を受け取れない場合も多いとのこと。
…飲食業や交通関連も含めれば大変な地域経済への打撃です!相談・医療体制とともに、経済面でもひきつづき実態調査と要望の声をあげていかなければ、と感じます。
09年5月20日(水)
北部キャラバン:宮津〜伊根〜福知山で2009
北部キャラバンです!〜吉田さゆみ5区候補とともに福知山市内で大型カーから訴えました。
抜けるような青空、新緑の山々が田植えを終えた水田に映りこんでいます。
写真下は兵庫県との県境。こんなところまで大型カーで来るのは初めてのこと。
…それにしても暑〜い!夏のような日差し。
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昨日から北部入りし、夜は吉田さゆみさん宅に泊めていただきました。昨日は宮津で長林みよ市議と宣伝。〜長林さんは、近くで演説を聴いていた方に「ポスターお願いできませんか?」と次々に声をかけてポスター貼り(写真)。
「知ってる人?」ときくと、長林さん「知らない人」。
…えら〜い!長林さん、素敵です。
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昨夜は、伊根町の本庄と朝妻での「集い」へ。
吉田さんや、伊根町議の宇治さん、大谷さんと交代でお話し、私は「元気な日本共産党」への内外マスコミの注目や、志位委員長のオバマ書簡(「米政府から返書」本日付『赤旗』)も紹介して、総選挙へのご支援を訴えました。
懇談では、サルや猪の鳥獣被害、農業のことなど要望をお聞きしました。
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…久しぶりの伊根町。合併せず“小さくても輝く自治体”の道を歩むこのまちで、党の旗を掲げて奮闘する議員さんや後援会のみなさんの話に、おおいに元気をもらいました。
ただ、残念なことに“伊根の新鮮な魚”を食べる時間がありませんでした(吉田さゆみさんに「さばのへしこ」をお土産にもらいました。ありがとうございます!)。次回は必ず食べるぞ〜♪♪
09年5月17日(日)
“文化・芸術”は国民みんなの権利!〜日本共産党と語り合う文化政策懇談会2009
文化政策について語り合う集い(主催:党文化後援会)が開かれ、演劇や音楽、美術などに携わる方々と懇談しました。
最初に「文化と政治 人間の豊かさ」というテーマで辻慎一さん(党中央委員会学術・文化委員会事務局次長)が講演。
…景気悪化のもとで「お金がない」と“ナマの舞台”に触れる機会が国民や子どもたちから奪われ、国の助成も削られるなかで芸術・文化団体は大変な苦労をさせられていることや、党国会議員団が著作権保護のためにパナソニックなど録画・録音機器メーカーの責任を追及して動かしていることなど、詳しくお話がありました。
その後、各文化団体・個人からは、さまざまな意見や要望が。
「文化・演劇の仕事をするには政治のことを知らないといけない、と思って勉強してきた。共産党は誠実な党だ、もっと文化つよくなってほしい。憲法を生かした政治を切望する」(人形劇団・京芸)
「演劇鑑賞活動は、1986年『入場税』から1988年消費税導入で大打撃。さらに消費税が5%になった時には“入会者ゼロ”というほどの悪影響を受けた。文化破壊の消費税は、食料品だけなく入場料なども非課税に」(労演)
「市の図書館に民主的小説があまりない。現代の職場を告発した小説など『民主文学』で紹介しているが、『赤旗』『民報』でも文化評論をもっと充実してほしい」(元図書館司書)
「著作権や著作権料の運用を改善し、演奏家の生活が成り立つようにしてほしい」(演奏家)
「パナソニックの話があったが、音楽家の著作権を守るよう、もっと大企業に社会的責任を問うてほしい」(作曲家)
…その他、結成された「京都 映画人9条の会」の活動紹介などの発言もあり、芸術・文化分野でも共同を広げていくことが大事だとあらためて感じました。
辻さんも強調しておられましたが、“文化”は国民に保障された権利です。〜総選挙へ、この点でも“芸大出身”の1人として、がんばらなくっちゃ!とあらためて。
09年5月16日(土)
やっぱり『蟹工船』ブーム!?国会報告街頭演説会/四区宣伝/「新型インフルエンザ」対策2009
あいにくの雨…にもメゲず、一区緊急 国会報告街頭演説会で、こくた恵二国対委員長、井上さとし参院議員、瀬戸恵子比例候補らとともに訴えました。
13時スタートの京都駅前。民主党代表選挙の真っ最中とあって、マスコミ取材陣も駆けつけ、観光客も大注目!大型カーの前に、どんどん、どんどん、人垣がふくれあがります。
「がんばってや!共産党〜!!」と熱い声援は修学旅行の中学(高校?)生。他にも“ガッツポーズ”の若者たちがあっちこっちに…。
「なんか、ものすご〜く反応いいね〜。特に若者!」
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その後、瀬戸さんと私は四区へ移動して、西京区で吉田幸一候補と合流。
途中、民主党代表選挙の結果が判明。さらに「神戸で新型インフルエンザに高校生が国内感染」との重大ニュース!
…「大変や!」と兵庫から来た瀬戸さん。さっそくそれらの問題でもお話ししました。
新型インフルエンザの感染拡大防止に、行政は万全の対策をとる必要があります。が、それにしても「命を守る砦」として大切な役割を果たすべき保健所を統廃合(府内は12→8ヵ所に)し、「公立病院つぶし」や病床削減、医師削減をすすめてきた「構造改革」政治の転換は待ったなしです!
ちなみに、「愛人スキャンダル」で官房副長官を辞任した自民・鴻池氏は、インフルエンザ対策緊急会議が終わった途端に「愛人」を連れて熱海へ行ったとのこと。この人も兵庫です(←井上さとし参院議員 談。議員宿舎が隣で迷惑してるそうです)。
09年5月15日(金)
核兵器廃絶・オバマ大統領への書簡/民主党代表選挙/安藤宣夫さん逝く2009
夕方、核兵器廃絶を求める党京都府委員会の宣伝(四条河原町)に渡辺府委員長や西山副委員長らと一緒に出かけました。
米・オバマ大統領が「核兵器廃絶をめざす」とした4月5日の演説や、それを受けての日本共産党志位委員長のオバマ大統領への書簡を紹介しつつ、いまこそ核兵器廃絶へのチャンス!と呼びかけ。
2区・原さんは、前回のNPT(核不拡散条約)再検討会議への要請にニューヨークへ行った経験も紹介し、「4年前はブッシュ前大統領が核兵器廃絶に背を向けたが、いまはその米国が核兵器廃絶を呼びかけている。世界は大きく動いている!」と演説。
…ほんとうに大きな変化です!そういうとき、唯一の被爆国である日本の政府が「核の傘」、「核抑止」論にしがみつくとは、なんとも“空気の読めない”姿。
核兵器廃絶の国際交渉・国際条約に向けてリーダーシップを発揮できる日本へ。〜これも総選挙の大事な争点ですね。
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さて、民主党小沢代表の「辞任」を受け、マスコミは「後継、代表選挙」一色です。でも、そもそも辞任の発端は西松建設の献金事件なのに、小沢氏本人の辞任会見でも西松建設の「に」の字もなければ献金事件の「け」の字もなし。
“後継”とされる鳩山氏、岡田氏も、この問題での「説明」も「反省」もありません。「辞任会見」からわずか5日で、明日が代表選の「投票日」。投票できるのは国会議員のみ、とのこと。
…「ゼネコンの“カネの力”で政治が歪められたのではないか?」という国民の疑問に、民主党も答えてはいません。結局、“自民党的な古い体質は民主党も変わらない”ということが浮かび上がったのではないでしょうか。
やっぱり、企業献金もらったらあかんねん!
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中京区・西新道錦商店街理事長で、中京民商会長でもある安藤宣夫さんが13日に逝去され、今日は告別式に参列しました。
地域に密着した商店街の活性化へ、福祉の視点からの新しいとりくみなど先頭に立たれ、全国各地での講演活動など飛びまわって活躍された安藤さん。その忙しいなかで、前回の参院選でも大変お世話になりました。
…「よぉ〜」と、元気だった頃の安藤さんの面影がよみがえります。ほんとうに残念です。どうか、安らかにお眠りください。
09年5月10日(日)
京都解放運動戦士合祀追悼祭/青年「綱領」学習会2009
知恩院(東山区)の新緑美しい下、今日は第54回京都解放運動戦士合祀追悼祭が行われ、ご遺族や関係者とともに参列して日本共産党から追悼の言葉を述べさせていただきました。
京都解放運動戦士の碑は、平和と民主主義を求め、政治革新のために尽力された有名・無名の人々を追悼・顕彰するために1958年に建立されたもの。今年は新たに61人の方々が合祀され、なかには岡部伊都子さんらのお名前もありました。
追悼の言葉では、暮らしや平和をめぐって激動する情勢のもとで「遺志を受けつぎ、政治革新のたたかいを進め、総選挙での躍進・勝利を必ず切りひらきます」と決意あたらに…。
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午後は、党口丹地区の青年向け「綱領」学習会へ。受講してくれたのは、この数ヶ月のうちに入党してきた10・20代のメンバーです。「ヨーロッパでは学費無償、奨学金は給付制」という話や、中南米諸国の変化に「すご〜い!」とため息。
…「高学費や、『使い捨て』の働かせ方は世界の異常!総選挙では若者のなかに“共産党の風”吹かせよう〜!」と盛りあがりました。
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深夜23時すぎ、精華町議選で日本共産党4人全員当選、とのニュースが。
…やった〜!よかった〜!!4人の合計票は2685票。07年参院比例票149%とのことです。さ〜あ、次はいよいよ総選挙だ!
09年5月 8日(金)
精華町会議員選挙、いよいよ大詰め!2009
5日に告示され、10日の投票日が迫る精華町議選。連日、つぼい久行、佐々木まさひこ、松田たかえ、鈴木ひでゆき、の日本共産党4候補の支援へ。
景気悪化のもと、精華町でも「給与が下がり、ローンが払えない」「息子に仕事がない」「年金では暮らしていけない」と暮らしの悲鳴が。
…「この声にしっかりこたえる代表を選んでください。どんな問題にも住民の立場で“はっきりものを言い、しっかり働く”日本共産党4人そろっての当選を!」と4人の候補者カーを“はしご”しながら訴え。
★悪政にストップをかけ、住民負担を軽くするために奮闘〜介護保険料すえおき、高齢者生活支援手当など積極的に提案し、後期高齢者医療っ制度の負担軽減にも力を尽くしてきた日本共産党議員団。
他議員は全員、介護保険料や国保税値上げなどの町長提案に「賛成」。そればかりか「水道料金値上げを」と言い出す議員も。…これでは暮らしは守れません!
★暮らしを守るため、住民と力を合わせて町政を動かしてきた〜子どもの医療費無料化をねばりづよく訴え、8年前には共産党が3→4議席に前進して「就学前までの無料化」を相楽郡で初めて実現。
また、「精華病院を残して」との1万の署名運動と協力し病院の存続を実現。ゆがんだ同和行政の終結を訴え続け、13億円もあった同和予算を3千万円にまで縮減させてきました。
大企業から献金受け取らず、どんなしがらみもなく、“国民・住民こそ主人公”と86年間貫いてきた党だからこそ!〜と、『蟹工船』ブームや“元気な日本共産党”への内外の注目も紹介しつつ訴えました。
22議席に25人が立候補する大激戦。こくた国対委員長、井上参院議員も支援に入り、4人全員の当選めざしてがんばってます!
…いよいよ投票日は明後日。ご支援をよろしく!!
09年5月 2日(土)
「私は、戦争が嫌い」憲法集会で瀬戸内寂聴さん、益川敏英さん2009
「戦争っていうのは本当に酷いもの。どんな美辞麗句をつけても“人殺し”です。釈迦の教えは『殺すなかれ、殺させるなかれ』。…命の限り、私は戦争反対を貫きます」(瀬戸内寂聴さん)
「50年前に誰が、アメリカに黒人大統領が誕生することを予想したでしょうか。世界は進歩している。この先必ず、人類は戦争をなくすことができる。…“物理屋”にはいろんな理屈が大事だが、それ以前に、私は戦争が嫌いです」(益川敏英さん)
「今、9条が輝くとき 憲法集会in京都」(主催:憲法9条京都の会)でのお2人の訴えは、つよい日差しの下に集った4650人の思いと、確かにひとつに重なり合った!と感じました。
開会前には、こくた恵二衆院議員、井上さとし参院議員とともに、益川さん、瀬戸内さんの楽屋を訪ねてご挨拶。
益川さんは明日は東京の憲法集会でもスピーチされ、「憲法9条京都の会」の代表世話人にも加わられたとのこと。
憲法集会に先立ち、日本共産党「憲法宣伝」を祇園石段下で。
私も6区・浜田さんとともに、午前中の精華町支援からとって返し、昼ご飯はパスして、なんとか最後に合流。
…祇園石段下の車上から見渡すと、GW5連休の初日でたくさんの観光客。そして憲法集会をめざして歩いてくる人・人・人
…これはすご〜い!熱い激励、エールの交歓、ひっきりなしです。
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集会後の“憲法ウォーク”は西日の下、4000人の長いなが〜いパレードでアピール。日本共産党は最後尾で、市役所前まで歩き通した後は、暑さで身体はへとへと。
…けれど、大きな勇気をもらった1日でした!
さ〜あいよいよ私にも、連休(3・4日)がやってきたぞ〜♪♪
09年5月 1日(金)
五月晴れ*第80回全京都統一メーデー2009
5月1日メーデーです。まさに五月晴れ!
第80回全京都統一メーデー。「なくせ失業と貧困」「働くルールの確立を」と京都府内12会場で12000人が参加されました。
二条城前広場で開かれた全京都統一メーデーには8000人 の参加者。
日本共産党からは、こくた恵二衆院議員が連帯の挨拶をし、会場前で、井上哲士参院議員や原2区候補、吉田4区候補とそろって、参加者を激励。
会場に挨拶にうかがうと、毎年のことですが力の入ったデコレーションが楽しい〜!
京建労の伏見支部の山車「現代の蟹工船」には、なんと本物の“蟹”が貼りつけてあるではありませんか。
…う〜ん、蟹のにおい、まちがいなくホンモノです!
他にも、今年は「蟹工船」のデコレーションが目立ちます。大ブームの反映やね〜。
お隣の京建労醍醐支部の山車は「定額給付金」のご祝儀、でも、くるっと回れば「消費税増税」。
…なるほど!バラマキのツケは増税と裏表。わかりやすい!
「給付金」のデコレーションはこちらにもありました。麻生首相が大金の上にあぐら?これで選挙対策はバッチリってことかな。〜京都市職労民生支部のみなさんの作品です。
そしてもうひとつ、今年を象徴するテーマといえば、やっぱり「派遣切り」だ!
〜メーデー集会の最後に、「派遣切り」にあって労働組合(JMIU京滋地本機械金属支部ニチユ分会)を結成した労働者の方が発言されました。
「あきらめて、しぶしぶ辞めていった仲間、自分も『派遣切り』に遭うのではないかと不安を感じている仲間への“道しるべ”となりたい。正社員化を勝ちとるまでたたかいぬきます!」
…やっぱり、たたかってこそ道はひらける!たたかってこそ勇気が沸く!雇用のルール確立へ、そして総選挙へ!
集会後は、各コースごとにデモ隊を激励。私は、北コースで井上さんたちと。その後、デモ隊を追いかけて終着地点の円山公園でもエール交歓。その後は“国政事務所ご苦労さん会”へ。あ〜ぁ、メーデーは暑かった〜。