09年4月29日(水)
岡部伊都子さんの回顧展を訪ねて…2009
戦争や差別を憎み、平和を願って行動した随筆家の岡部伊都子さんが亡くなられてちょうど1年。
立命・平和ミュージアムで「岡部伊都子 回顧展」が始まり、今日は、こくた恵二衆院議員や西山とき子元参院議員、西脇郁子府議と一緒に、高杉巴彦館長や岡部伊都子さんの甥・岡部浩さんに会場をご案内いただきました。
兄や婚約者の戦死に接した思いを綴った日記、親交のあった著名人の手紙や写真、晩年まで愛用した生活の品や蔵書。そして、ことば…。
「いま生きて歩いているこの苦しい道以外に、花道なんてあるはずがない」
…凛とした清らかな生き方を貫いた岡部伊都子さん。
私は生前にはついにお会いする機会を得ませんでしたが、遺された品々が岡部さんの人柄と人生を静かに物語っているようです。
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売ったらあかん
友達を売ったらあかん 子どもらを売ったらあかん
まごごろを売ったらあかん 本心を売ったらあかん
情愛を売ったらあかん 信仰を売ったらあかん
教育を売ったらあかん 学問を売ったらあかん
秘密を売ったらあかん こころざしを売ったらあかん
大自然を売ったらあかん いのちを売ったらあかん
自分を売ったらあかん 自分を売ったらあかん
*岡部伊都子 回顧展 〜5月31日(日)まで
立命館大学国際平和ミュージアムにて