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09年3月31日(火)

桜咲く。暮らしにも春を!2009

 あっという間に3月も終わりです。肌寒い日が続いていましたが今日はかなり気温が上がり、桜の開花もいよいよ本格的!

 昨日は中京区の朱七支部、今日は山科区の陵ヶ岡支部と一緒に、『しんぶん赤旗』『京都民報』購読のお願いに歩きました。

 「妻の入院費が払えなくて、人生で初めて借金してしもた。年金は2人で月8万円。日々の暮らしが大変で…」と70代のご夫婦。

 「3人の子どもを育てた後、事情があって孫を引き取り育てている。大学の学費が高くて高くて、貧乏してるんです」と60代の女性。

 「介護保険料って、なんであんなに高いの!?私らこの歳まで介護の世話になったことないのに。国会へ言いに行ってやろうかと思うくらい」と80代のご夫婦。

 …歩けば歩くだけ、暮らしの苦しさ、大変さが寄せられます。

 「西松の献金何億円だなんて、自民も民主も、そんな政治家に私らの気持ちわからへん!」「やっぱり共産党や。がんばってや!消費税上げんといてな」

 …いまの政治への怒り沸騰!企業献金を受け取らない日本共産党への期待もひしひしと。「政治を変えたい」の願いあつめて、さあ総選挙です!

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09年3月29日(日)

残念!下京市議補選、もりの修一さん30.9%獲得するも…2009

 本日、投開票された京都市議下京区補欠選挙。もりの修一さんは当選できませんでしたが5481票(得票率30.9%)を獲得しました。みなさんのご支援、ありがとうございました。

 …とっても残念ですが、それにしても投票率が30%にも足らなかったことが気になります。

 当選したのは下村氏(無所属・自民党推薦)ですが、自民党は「政権には逆風がある」と言って政党名を名のれず、公明党の全面協力を得ても有権者全体からすれば1割強の得票しか得られませんでした。

 さらに自民、民主陣営とも政策論争は避け、「門川市政を守る」「共産党に議席は渡せない」と大騒ぎ。

 …これだけ深刻な不況のもと、 こうした姿は有権者の眼にどう映ったのでしょうか。低投票率に“政治不信”という“無言の批判”があらわれているように感じます。

 国保や子育て、介護、中小企業支援、etc.〜暮らしを守る政策を、日本共産党・もりの候補だけが一貫して訴えました。声が届いたところでは手応えは大きく、07参院比例票と比べても、投票率低下のもとで日本共産党は得票を102%へと前進させました(自民+公明は67%、民主は46%)。

 …けれど、力不足も痛感します。

 伝統的な古い町並みと、高層マンション・ビルが混在する街、そして「京都駅」=周辺の大型店出店ラッシュ、京都の玄関口であり、行き場をなくした路上生活者の住み家になっている巨大なターミナルをかかえる街、下京区。

 …そのすべての人々に、日常から結びつく力、ネットワークを持った日本共産党に、脱皮していかなくっちゃなりません。それも、急いで!

 さあ、次は総選挙です!〜また、がんばるぞ!

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09年3月28日(土)

「派遣切り」…Yさんの場合。2009

 「来週、保護所を出てアパートに移れることになったんです。お世話になりました!」…あふれる喜びが電話口からも伝わってくるようなYさん(52才)からの電話。

 こちらも嬉しくなり「『おめでとう』って言ったらいいんですよね? おめでとう!!」

*   * *     *

 …Yさんと初めて会ったのはちょうど3週間前のことです。

 「鈴鹿のホンダ関連会社で『派遣切り』にあい、仕事を探しても探しても見つからない。はずかしながら5日前から京都駅で夜を明かしてきましたが、お金もなくなり、もう限界」と肩を落とすYさん。「共産党に頼れば何とかなるかも…」と電話帳で調べてうちの事務所を訪ねて来られたんです。

 お昼前だったので私のお弁当を“半分こ”し、すぐに西脇いく子府議と連絡をとって一緒に下京福祉事務所へ行き、生活保護を申請。「早く仕事を見つけて働きたい。そのためにアパートを」とのYさんのつよい願いがあったので、いったん中央保護所に入所となったものの、「一刻も早く保護支給、居宅確保を」と西脇府議からも再三、福祉事務所に要請していました。

 その間、Yさんは毎日、保護所からハローワークに通って旺盛な“就職活動”を展開。「まだ仕事は見つかりません」「面接、だめでした」と“報告”をくれていました。

 …「3週間でアパート確保」という結果に「よかった!」の思いとともに、やっぱりYさんのような事例に、もっとすばやく総合的に行政が対応しなければ!と痛感します。

 「派遣切り」に対して、名古屋市中村区ではNPOと連携しての緊急宿泊所確保や、福岡市でも数日での保護支給・居宅確保など、スタートしたと聞きます。

 京都市でも緊急宿泊所として、中央保護所に加えて旅館の一時借り上げが始まり(3月中旬〜)、これ自身は私たちが繰り返し要請してきたことで、重要です。

 …けれど同時に、「派遣切り」で仕事も住まいも突然失った方々には、その日からの生活・住居支援、再就職支援などが不可欠です!〜そうした対応を求めていきたいと思います。

*    *  *      *

★動画「雇用問題と日本共産党」ぜひご覧ください↓↓↓

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09年3月27日(金)

下京区市議補選。ほんとうに“守る”べきものは…2009

 連日、下京区市議補選の応援です。昨日から3日間、党女性後援会のみなさんと一緒に“公園ぶらぶら対話&メガホン宣伝”。

 子育てのお父さんお母さんが多い公園やスーパー前で、もりの候補の政策ビラを配りながら支持をお願いしました。

 「小学校の給食費、値上げになりましたね〜。うちはこの春から2人分だし…。議会で自民、公明、民主がみんな賛成したなんて知りませんでした」と6歳と8歳の子どもを持つお母さん。

 「子どもの医療費無料制度って、そんなに自治体によって違うんですか!?」と1歳半の子どもをバギーに乗せたお父さん。3年前に下京区のマンションに移ってきたそうで、「教えてくれてありがとう。妻も一緒に選挙行きますね」

 「もりのさん?この人に入れようなって妻と話してたんです」と6歳の子どもを遊ばせていたお父さん。「民主党にはガッカリや。共産党しかない。やっぱり福祉を良くしてもらわないと」

 …対話すれば、手ごたえはバッチリです!

*      * *   *  *    *

 さて、選挙戦はいよいよ最終盤。先の市議会で「国保料10億円の値上げ」「保育園の予算5億円カット」など市民負担増を強行した自民と民主は「門川市政を守れ」「共産党に議席を渡さない」などと“反共のオンパレード”です。

 …ほんとうに“守る”べきは、市民の暮らしやいのちのはず。なのに、その政策をまったく語れない政治家と政党。“ていたらく”とはこういうことを言うのでしょう。

 「国保料値下げ、保険証とりあげストップ!」「子どもの医療費無料化小学校卒業まで!」「消費税増税ストップ!住宅改修制度で仕事おこし」「後期高齢者医療制度廃止!」

 〜もりの候補の政策が光ります!いよいよ明後日が投票日。

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09年3月22日(日)

路上にあったか連帯のネットワーク!!…泣きそうです2009

 午前中、下京区補選・もりの修一候補の応援に入り、午後は「なんでも“連帯ひろば”」第4弾に向かいました。

 九条診療所に到着するなり、「昨夜のOさんが待っとるで」とスタッフから声がかかります。

 Oさん(50才)とは、昨夜、京都駅の「反貧困ボランティア」(主催:かえるネット京都、民青同盟)で出会いました。

 「千葉でとび職の仕事をクビになり“タコ部屋”を出たのが1週間前。2日前に京都にたどり着いてお金が尽きた。初めてこんなとこで泊まって、全然寝られなかった」と話すOさん。けれど「ごめん。明日まで待ってね」と寝具代わりのオーバーとセーターを渡して別れるしかありませんでした。

 今日の“連帯ひろば”で相談を受け、明朝、生活保護の申請に行くことになったOさん。しかし「2日間の路上泊でヘトヘト。風呂に入りたい。アトピーがひどくて…」と小さな声。

 …今夜、泊まる場所がありません!〜実行委員会にもお願いして、あちこち探してもらったのですが。

*     *  * *   *

 「Oさんのこと、なんとかなったか?」と声をかけてきたSさんは、昨夜のボランティアにも協力してくれました。アパート暮らしだけれど、空き缶の値段が激減して家賃2ヶ月分滞納中…。

 「Oさん、助けてあげられる?」と心配顔のTさんは、15年働いた弁当屋で大ケガをして1年前に辞め、そのまま仕事が見つからず半年前からポルタ(京都駅地下街)で路上生活中。

 「何とかしてあげて。福祉事務所には送って行くから」というHさんも、元路上生活で、今日は“相談者”です。

 結局、泊まり場所は元ホームレスのSさんが、友人のYさんに頼みこんでくれました。Yさんも最近、路上生活から抜け出して1部屋のアパートを借りたばかり。

…泣きそうです!みんな、自分も“大変”なのに他人のことをこんなに気にかけて。優しい人ばっかりやん!〜人間って、こんなにあったかいモノでしょうか!?

 今日の“連帯ひろば”には93人が訪れ、ボランティア登録は66人だったそうです。〜相談者、ボランティア、明確な線は引けません。みんなが連帯!あったかいネットワークが広がります!

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09年3月20日(金)

下京区市会議員補欠選挙、もりの修一さん立候補2009

 下京区市会議員補欠選挙が本日告示され、日本共産党のもりの修一さん(党下京生活相談所長)が立候補しました。

 …朝8時45分の第一声です。届け出順位は「1番」。さい先いいスタート!

 もりの候補は「3500件の生活相談にのってきたが、『派遣切り』や不況で営業がたちゆかない、高すぎる国保料が払えないなど、生活相談だけでは解決できない苦しみが渦巻いている。だからこそ政治を変えなければならない。勝利へ全力をつくす」と力づよく訴え。

 こくた国対委員長は「献金疑惑の自民・民主にくらし守る政治は期待できない。雇用破壊や景気悪化に苦しむ市民に、さらに負担増を押しつける自民・公明・民主に審判を!下京からくらし守る新しい政治を」と呼びかけました。

 …私も、この間のかえるネットや民青同盟との京都駅“反貧困ボランティア”では、もりの所長の党下京生活相談所にお世話になりっぱなし!

 苦しむ庶民に寄り添う“菩薩”と称されるもりのさんを、どうしても市議会に送り出さなければ!と痛感します。

 投票日は29日。ぜひみなさんの大きなご支援を!

Ps.ちなみに、実は、もりの修一さんとは同じ滋賀県立彦根東高校の出身です。…その母校、この春、56年ぶりの選抜高校野球大会出場に湧いている真っ最中!これもさい先いいぞ〜。彦根東もがんばれ〜!!

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09年3月18日(水)

リリコ日記(50)ほいくえんの先生すごい000_ririko)リリコ日記 2009

 …インフルエンザで保育園を1週間もお休みしたあとのことです。

 「ほいくえん、いきたくないな…」とリリコ。

 「え〜っ なんで!?いっぱいお休みしたやん。もうすぐ卒園式やん!保育園行くの、あとちょっとやん!」と、なんとかかんとか言って、送って行きました。

 「リリちゃ〜ん、おはよ〜」「元気になった〜?」とクラスのみんなに迎えられ、どうやら“ニッコリ顔”が戻ったようす…。

*     *  *  *    *

 お迎えのときに、担任の先生が声をかけてくださったんです。

先生「リリちゃん、久しぶりに卒園式の練習して、ちょっと思い出したなぁ」

リリコ「うん」

先生「ドキドキしたけど、もうわかってきたもんなぁ」

リリコ「わかった。ちょっと、ぶるぶるってしたけど…」

 …そうかぁ、リリコ“きんちょう”してたんや。

 あらためて、保育園の先生ってすごいなぁって思いました。

 毎日まいにち、5年間も通った保育園。私たち保護者も、数えきれないぐらいたくさんのことを教えてもらい、育ててもらった保育園。

 …先生、あとちょっとで“卒園”です〜

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09年3月15日(日)

精華町演説会で井上参院議員“代理”/四区リレー街宣“コウイチ・共産党”人気です!2009

 今朝は府南部、精華町の演説会へ。迫る解散総選挙と前後して、こちらは5月に町会議員選挙です。現職の松田たかえ、鈴木ひでゆき、佐々木まさひこ、坪井久行さんそろっての再選を!と訴えました。

 …実は、メイン弁士のはずだった井上さとし参院議員が「NHK日曜討論」に出演することになり、急遽、私が“代理弁士”に。

 “冷や汗もの”って感じでしたが、西松マネー問題や雇用・経済危機打開など30分ほどお話ししました。

 「成宮さんがんばっとるねぇ〜、ようわかったよ〜」と車椅子の男性。ありがとうございます!〜駆けつけた浜田よしゆき6区候補も一緒にパチリ!

*     * *  * *       *

 午後は、吉田幸一4区候補のリレー街宣に合流。西京〜右京区で、府市会議員や後援会のみなさんも一緒に賑やかに宣伝。

 「コウイチ知ってる、がんばれ〜!」「共産党、応援してま〜す」と自転車の中・高生から次々と声がかかります。

 …“コウイチ人気”も大したもんだ〜。それに“共産党”も。

 やっぱりこれは“蟹工船ブーム”そして“躍進の予感”でしょうか!?

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09年3月13日(金)

3・13重税反対統一行動/京都職対策連40周年「労災認定のたたかいは人を優しくつよくする」2009

 今日は第40回目の「3・13重税反対全国統一行動」。府内では昨日・今日、23ヵ所で5500人が集会やデモ、税務署への集団申告にとりくまれました。

 私は中京区集会で“講演”。西松建設献金問題について話した後、「日本経済3つの改革」と話し出したのに、途中で時間がなくなってしまい「2つ」しかしゃべれず。

 …「失敗、失敗」と頭をかきつつ、デモをみなさんと一緒に途中まで。

 「路上生活者の話は身につまされたよ〜。わしもな、友禅の職人やったんやけど、仕事がなくなって空き缶集めをしとるんや。1s100円超だったのがいまじゃ35円に下がり、こないだ60s集めたのに2000円にしかならなんだ!こんな状態が続けば、路上に放り出される年寄りは増えるよ」と70代の方。

 「『派遣切り』の話は他人事じゃないですね。私も実は、2月に『雇い止め』にあって、いまは貯金で食いつないでます。本当にひどい世の中だ。総選挙も下京補選も、がんばらないかんね〜」と40代の男性。

 …ほんとうにそうですね!「消費税増税反対!暮らしと雇用を守れ!」とシュプレヒコールしながら、“反撃のたたかい”をもっともっと大きくする決意をあらためて。

*     *  *   * *      *

 夜は京都職対連の40周年と退職される清水良子さん、新しく専従になられた芝井公さんを励ますつどいに、西山とき子元参院議員と出席しました。

 「中居カローシ裁判」の中居百合子さん、中田衛一くんのご両親、「下中自殺過労死裁判」の下中喜代美さんの懐かしい顔。

 さらに、さまざまな“たたかう人々”に出会う場となり、「労災認定のたたかいは人を優しく、つよくする」という清水さんの言葉が印象的でした。

 こういう情勢だからこそ、労災・職業病対策がますます重要ですね。清水さん20年間の専従活動お疲れさまでした。また力を貸して下さい!芝井さん、期待してます〜

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09年3月 8日(日)

西松マネー、民主・小沢氏にも自民・二階大臣にも。小池参院議員が追及2009

 …いやぁ〜、見応えがありました! 6日参院予算委員会での小池晃参院議員・政策委員長の“西松マネー”をめぐる疑惑の追及。

 民主・小沢代表への偽装献金と同じ構図で、二階経済産業大臣にもパーティー券代838万円分が渡っていた。そして自民党の政治資金団体・国民政治協会にも。

 民主・小沢代表の公設秘書逮捕に端を発した西松建設の違法献金事件は、民主・自民の「2大政党」を巻き込んだ“大疑惑”に発展ってところでしょうか。

 西松建設は年間1千億円近い公共事業を受注し、そのカネを小沢氏などの政治家に“還流”させていたのです。元々は国民の税金じゃありませんか。

 …小池さんも強調していましたが、やっぱり企業・団体献金の禁止、政党助成金の廃止しかありません!

★小池晃参院議員の追及(3月6日参院予算委員会)はこちら↓↓↓

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09年3月 7日(土)

志位委員長おおいに語る!日本経済改革〜京都の経済人と懇談2009

 「志位和夫が語る 日本経済改革〜講演・懇談会」…会場の西陣織会館(上京区)には、中小企業経営者や金融機関、自治体関係者など250人もの“経済人”のみなさんが参加され、2時間を超える熱い懇談会となりました。

 最初に、会場主でもある西陣織工業組合・山崎清一郎副理事長から“歓迎”のご挨拶と渡邉隆夫理事長のメッセージ〜「永田町では何千万円単位の献金が問題になっているが、われわれ伝統産業・中小企業では職人の工賃は時給150円から200円台。業界ごと経営危機に瀕している。政治に具体的支援を求める…」が紹介されました。

 これを受けて、志位委員長が約1時間講演。「『ルールなき資本主義』をただし『ルールある経済社会』をつくるのが私たちの大目標です」とした志位さんは、「日本の墜落するような景気悪化の原因は3つある」として、@人間らしい雇用のルールの確立、A「外需頼み」から内需主導への転換、B「外資頼み」の投機市場からの脱却、という3つの角度から“経済改革”の方針を縦横に語りました。

 …私は志位委員長の後ろで聴いていたのですが、特に「内需拡大に中小企業が担っている大切な役割」というくだりには、みなさんのうなずく顔が印象的!

★志位委員長の講演〜内需拡大に中小企業が担っている役割★ 

@大企業と比べて中小企業経営者は「利益の最大化」よりも「雇用の確保」「社会への貢献」を重視しており、中小企業支援こそ最大の雇用対策。

Aもうけが他府県の本社や他国に吸い上げられたり、投機に回る大企業とちがい、中小企業のもうけは地域経済に還元され波及効果も大きい。

B中小企業の持っている高いモノづくりの技術力は、日本経済の「資源」であり、長い伝統的・文化的財産。

C中小企業は環境でも経済でも地域社会に大きな責任を果たしている。

 ところが、国の予算では、中小企業予算は1社あたり4万5千円なのに、米軍「思いやり予算」は米兵1人あたり811万円なんだって!〜「思いやる相手がまちがっている!大切な役割を果たしている中小企業にこそ手厚い支援を行なうべき」と志位さん。

 …会場からは大きな拍手が寄せられました。

 続く懇談では、西陣織業者やタクシー業界、中小企業経営者のみなさんから次々に質問や意見が出され、志位委員長とこくた衆院議員とやりとり。

 「伝統産業職人の工賃と仕事おこし」「金融ビッグバン(規制緩和)とアメリカ経済の借金・過剰消費体質への“依存”」「投機市場の規制と資本主義の限界」「大量生産・大量消費を是とする資本主義と、中小企業の新しい役割」etc.

 …とても知的刺激に満ちた、ワクワクするようなやりとりは圧巻!そして「いまの問題提起を受けて、私たちの政策を発展させましょう」(志位委員長)など、まさに党の政策とは、こうやってみなさんとの意見・要望と響きあってつくられるものなんだと実感しました。

 最後に、志位さんは渡邉・西工理事長との懇談で「虚業から実業が栄える日本へ」と揮ごうしたことを紹介し、「ものづくりを忘れ、“虚業”に走ることがどれだけ危険かを見せつけたのが今回の危機。地に足をつけ“実業”でがんばる中小企業・ものづくりを応援する政治へがんばりましょう」としめくくると、満場の拍手が寄せられました。

*      * *  *    *   *

 …今日のとりくみにむけて、たくさんの経済団体や経営者を訪問してきましたが、“政策でこれまでの立場を超えて一致できる”〜そういう時代に来ているんだなぁ、とあらためて。

 もっともっと、この“ワクワク”を広げていきたいと思います!

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09年3月 2日(月)

京都駅でKさん(73歳)を“拾う”⇒生活保護申請へ2009

 先週末(28日)の京都駅“反貧困ボランティア(主催:かえるネット・民青同盟)”には、総勢25名もの若者たちが来てくれました。すばらしい〜!

 …それはよかったんだけど、解散した後、ちょっと大変なことに。

 大きな荷物をしょってよろよろ歩いてくる“おじいちゃん”が1人。声をかけると案の定、「朝から何も食べてない、泊まる所もない」とのこと。「炊き出し」の残りを食べてもらって話を聞いたんですが、補聴器の電池が切れていてコミュニケーションがむずかしい〜。

 ようやく、このおじいちゃん=Kさん(73歳)が2月13日に吹田のアパートを「立ち退き」で追い出され、電車を乗り継いで「放浪」し、警察に保護され福祉事務所で電車代をもらって、昨日京都にたどり着いたことがわかりました。「生活保護を申請したい。借金があるから自己破産の手続きも」とKさん。

 週明けに保護申請に同行する約束をして、さて…。

 「この人、寝るモノ何も持ってないで。毛布もダンボールも」といつもの“案内役”Sさん、う〜ん、さすが眼がするどい!聞くと、Kさんは昨夜初めて路上で過ごし、ほとんど眠れず(ムリもない!)体調も悪そうで、このまま放っておくわけにはいきません。

 …困ったぁ〜、どうしよう!?

 “頼み”の党下京生活相談所はすでに市議補選事務所になっていて宿泊はムリ。私の車にKさんとSさんを乗せ、深夜の京都駅付近をあっちへ行ったりこっちへ行ったり。

 やむなく、Sさんが奥さんに頼み込み、Sさん宅で2泊お願いすることになりました。Sさん、すみません〜!

 *     * *     *   *

 週明けの今日、下京区福祉事務所でKさんと待ち合わせて、生活保護を申請しました。高齢や体調のこともあり、中央保護所に入所させてもらって生活保護の受給を待つ方向へ、比較的スムーズに事が運びました。息切れがひどいので病院に行こうということも。

 …中央保護所へKさんを送り、ホッと一息。いろいろと考えつつも、中央保護所を後にしました。はぁ〜。

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 こうした“反貧困ボランティア”の活動を、昨日は一緒に行動した中京・朱七支部や、西京革新懇、南区女性後援会の集い(おひなさま集会:写真)で紹介し、たくさんのカンパを頂きました♪♪ 〜府委員会事務所にも「お米」などが続々と届いてます。

 …とにもかくにも、みなさんのあったかい心に感謝、感激でです!

 夜のニュースでは「麻生首相が定額給付金受け取りを表明」とのこと。「消費刺激策であり、受けとって直ちに消費する」らしいです。あ〜ぁ、何の説得力もない。

 …それよりも、給付金がホームレスの方々にちゃんと届くようにしてくれ〜!京都駅の“おっちゃん”たちに!失職し放り出された若者たちに!

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