09年2月20日(金)
ホームレス“元・旅役者”M井さんの場合…〔つづき〕2009
(18日のつづき)
「抽選ハズレ」のM井さんの面談に、再び同席。
「今日は生活保護を申請します。この年齢で路上に放置できません」とつよく申し出た結果、中央保護所の「緊急枠」を確保してもらい、申請が受理されることになりました。
この後、M井さんは保護所に入り、食事やベッドなどが提供されることになります。生活保護の支給は早くても2週間はかかり、それを待って党下京生活相談所・ぶんちゃんらと一緒にアパートを探すことになるでしょう。
「ありがと。ありがと」とおじぎをくり返すM井さん。市職員さんに私たちからもお礼を言って、福祉事務所を後にしました。
…ぶんちゃんと一緒に、保護所に向かうM井さんの小さな背中を見送りながら、「よかった!」という思いと「このままでは、とてもダメ!」という思いが、交錯します。
福祉事務所にはまだ「抽選ハズレ」の大勢の方がおられ、職員さんも本当に大変そう。〜“限界だ”ということが私たちの目にもわかります。
…やっぱり、必要なのは“政治”なんです!!行政がいのちや暮らしを守る責任を果たすべき。
少なくとも緊急に「中央保護所の拡充や宿泊施設の確保」「生活保護申請→即日支給→アパート確保への支援」など、この現実を見てやる気があればできることがあるはず!
府・市会とも連携して、対策を求めていきたいと思います!(★写真は2/11「なんでも連帯ひろば」の炊き出し)