09年2月16日(月)
上京ワークハウス創立25周年おめでとう!2009
昨日は「上京ワークハウス創立25周年記念 狂言会」(同志社大学・寒梅館)に娘と夫と一緒に行ってきました。
上京ワークハウスは、たった1人の障がいのある青年からスタートしてこの25年間、知的障害者の共同作業所として歩みをすすめ、いまや堀川商店街の「蒸しまん&カフェ まんまん堂」でもおなじみです。
…現在のワークハウスで働く約40人の仲間のみなさんがステージいっぱい合唱を披露され、とっても胸をうたれました。
そして「狂言会」は、ご存知、茂山家一門。茂山千之丞さん、茂山童司さんたちの「濯ぎ川(そそぎがわ)」「素襖落(すおうおとし)」に大笑い!
…「濯ぎ川」の「恐い女房」役の童司さんを観るのは2(3?)回目なのですが、前よりも一層「わわし(恐ろし)い」迫力が増しているようです。
娘のリリコ(6歳)も、話の筋はよくわからないようですが「なかなか!」「なかなか!」というセリフがえら〜く気に入った様子。
…やっぱ、ライブっていいよね〜♪
メッセージ
先日の上京ワークハウス狂言会にまいりました。
開演から終演まで、前席で大声をあげている障害者さんがいました。司会者も関係者も介助者黙認でしたね。
有料の会です。鑑賞どころではなく、苦痛でした。
何故対処していただけなかったのでしょう。
改めて、福祉従事者と関係者の社会性の欠如と視野の狭さを認識致しました。
障害者の皆さんにとって、生きていく上で困難な現状にあることは理解できますが、障害者が健常者とともに社会生活を円滑に送って行くには、障害者であることを主張し、居直ることではないと思います。
ワークハウスの皆さんの様に、積極的な皆さんがいらっしゃる一方で前記の様な方も多くいらっしゃる。そのことで、体調を崩す病人が多くいます。
私は不安神経症患者です。
狂言は愉快で、楽しみました。が、一方で観客席の障害者さんの大声に恐怖心が膨張して行きました。
今後、このような会には行けません。帰宅後、パニック発作を起こしました。
世の中には、目に見えない病と闘い、生きている人間いるという事実を知っていただければと思います。
私達は、手帳を持たない障害者なのです。
投稿者: 匿名 | 2009年02月19日 06:20