09年2月11日(水)
春よ来い!なんでも“連帯ひろば”〜画期的に広がった連帯の輪!2009
「ありがとう!健康相談を受けて、病院に診てもらうことになったよ〜」「いい寝袋がもらえた。あんたらが声かけてくれたおかげや」「東京の『派遣村』にいて、京都まで自転車で来た。生活保護を申請したい」「雇い止めになって3ヶ月、こんな食事は久しぶり。なんとか仕事を見つけたい」…
切実な声、声、声。そして「なんとかしたい」という熱い思いがあふれた「春よ来い!なんでも“連帯ひろば”」。
…先日、京都駅で呼びかけたホームレスの“おっちゃん”たちの顔もあり、嬉しくなりました。
1月に続く2回目の今回は、実行委員会主催で、会場の民医連・九条診療所(南区)と川端診療所(左京区)には113人が食事や相談に来られました。
…1月よりも“前進!”を感じたのは「生活・労働相談」件数が5倍に広がったこと。私たちも「生活保護、住所がなくても受けられるようにがんばって変えてきてるし、申請しましょうよ」とホームレスのみなさんに“説得”し、明日は集団で申請に行くことになったそうです。
もうひとつは、ボランティアが300人に広がったこと。若者や民医連医師、自由法曹団からは中村和雄弁護士の姿。共産党からも、こくた国対委員長や国政候補、府・市会議員が参加。会場には、リンゴやお米、チョコレート、衣類・毛布などの支援物資、カンパは19万円以上になったそうです。
…なかには、相談を受けた後に「小生、長い人生を歩んできて、こんな有難い温かい事は初めて。何かの役に立てて下さい」と手紙と5000円を届けてこられた方も。
「自分自身も大変だけど、同じ境遇の人々を支えたい」という“連帯の輪”。胸が熱くなります。
同時に、相談内容は深刻!「南区の製造大手で11月で『雇い止め』にあった」という青年は、ハローワーク前でもらったビラを手に伏見から歩いて来たといいます。「(炊き出しの)牛丼、ゆで玉子、こんなご馳走は久しぶり…」と驚いているのでよく聞くと、収入は両親のわずかな年金のみ、毎日の食べ物にも事欠き、おまけに長時間労働のせいで精神を患ってしまったというのです。
すぐに石村和子さん(3区候補)と党伏見相談所に連絡をとり、あらためて現地で相談にのることになりました。
…たくさんの相談は1つひとつが大変です。どういう対策がいるのか、次はどうするのか、実行委員会のみなさんと一緒に“突破”していかなければいけない!とあらためて。