09年1月 1日(木)
京都労働局が派遣先・派遣元企業への「要請・指導」を強化2009
新しい年を迎えました。
…今年は総選挙の年。“人間を人間として大切にする政治”へむけて“人間回復のたたかい”を大きく広げていきたいものです。
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さて、今年のお正月は実家の滋賀県・彦根市で、元旦から雪が降りつづきます。
インターネットを見ていて、京都労働局ホームページの報道発表資料に、重要情報を見つけました。
12月26日に第2回京都労働局緊急雇用対策本部会議が開催されたそうで、その「確認・決定事項」のなかに「派遣労働者の契約打切り等の事案が発生した派遣先・派遣元事業所に対する雇用維持に向けた要請・指導を、京都府と連携・共同して実施しているところであり、必要に応じて京都市とも連携して実施する」とあります。
すでに派遣先6社+派遣元19社に対して「要請・指導」をおこなったとのこと(12/27のブログに書いたのは企業関係者からの情報です)。
さらに「大型倒産、大量整理解雇等の事案が発生」すれば「離職予定者の就労支援に止まらず、雇用維持等に向けた人員削減の必要性、解雇回避措置等の確認指導を実施する」といいます。
…重要です!!〜私たちは「厚生労働省12/9通達にもとづき、企業への指導強化を」「ジャトコや三菱自動車など『派遣先』への雇用確保の指導を」と、京都労働局への申し入れ(12/11)をはじめ、労働局や京都府にくり返し要請してきましたが、それがいよいよ具体化されつつあるのです。
特に「派遣先」にも、というのは大事なことですね!〜「派遣先は関係ない」とは言わさないぞってことですから。
さらに、京都など関西6府県の労働局長連名で、日本人材派遣協会の関西地域協議会会長に対して「雇用維持」を求める要請文書も出されたとのことです。
…雇用でも地域経済でも「企業の社会的責任」が果たされることが必要です。今年こそ、大きな一歩をふみだしましょう!!