08年12月14日(日)
「学費ゼロ大集会」/乙訓かえるネットの“美味しい”つどい2008
ノーベル賞の益川敏英氏が賛同されるなど、マスコミでも大きく注目された「学費ゼロ大集会」(主催:学費ゼロネットと京都府学連)に参加しました。
集会では高学費に苦しむ発言が次々と。「学費が年間233万円で、さらに年間25万円の値上げ。奨学金の720万円の“借金”を返せるのか不安」(立命大生)、「昼ご飯はおにぎり1つでおかずなし、という友達がいる」(高校生)、「上の子の学費を払うのに精一杯。下の子にも大学に行ってほしいけれど家計は限界」(お母さん)…ほんとうに、切なくなります。
この後、京都橘大学の碓井敏正教授の記念講演やアピールウォークもあり、日本共産党からはこくた恵二衆院議員が連帯のごあいさつ。
…“高学費は日本の異常”。告発し、社会問題にしていくことが、いまの経済危機のもとでますます重要ですね!〜私も、みなさんと一緒にがんばる決意をあらためて。
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学費集会を途中で抜けて、「乙訓かえるネット」のつどいへ。
元某有名ホテルのパティシエをしていた菓子職人さんの“指導”の下、みんなでシュークリームをつくって食べようという若者の“美味しい企画”。私は、ちょうどできあがったところに到着して「いただきま〜す」。…ラッキーです!
本格的なシュークリームをほおばりつつ、話し合ったのは“若者の働き方”のこと。派遣で働いていたという人をはじめ、みんなの職場の実態も出してもらいながら、「いまの大企業の『非正規切り』はしょうがないのか?」「非正規労働者にも権利はあるのか?」「そもそも金融危機ってなんなの?」「ほんとうの景気回復はどうしたらいい?」etc.と話し合いました。
…あらためて感じたのは、「自己責任」論を抜け出すことの大切さ、です。「自分が悪い」「しょうがない」と泣き寝入りしてる若者がいっぱいいるはず。もっともっと、こういう場を広げていきたいですね。