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08年12月 3日(水)

お母さんのメールと、『蟹工船』流行語大賞トップ10♪2008

 (宇治支援のつづき)

 「(就学援助が)打ち切られたため、子どもは給食の代わりにおにぎりをもっていくと言っています。また、家計が苦しいのであれば修学旅行に行かないと言っている。中学の子どもも高校進学をあきらめて働くと言います」

 …今年4月に実施された改悪のあと、あるお母さんから寄せられたメールです。

 これを読んだ宮本しげおさん(当時、日本共産党市議)は、「小さな子どもやお母さんにこんな思いをさせるのは許せない!」と、市議会でメールをとりあげ、現職市長に改悪撤回を求めました。

 一方の現職市長は「安易な個人給付で“お茶を濁す”のでなく…」と「就学援助の改悪撤回」や「子どもの医療費無料化拡充」を求める声に背を向け続け、「子ども無保険」と大問題になっている“国保証とりあげ”でも府内有数。京都市などでは子どもへの保険証交付を次々と「決断」しているのに、「現状のまま」といいます。

 …1人のお母さんの思いにも心寄せてがんばる宮本さんか、言い訳・開き直りを続ける冷たい現職か。〜ここには天と地との開きがある!どうしても、子どもたちやママ・パパにあったかい宮本市長を誕生させたい!と思うのです。

 そんな選挙戦はいよいよ終盤へ。相手陣営は政策を語らずに、「共産党はダメ」という話ばかりです。

 …古いなぁ〜。「共産党はダメ」ではなく、いまや時代は「共産党ブーム」ですよ!「08年流行語大賞」では『蟹工船』が「トップ10」に入賞しました。戦前の日本共産党員作家・小林多喜二が描いた世界が、80年の時を超えて現代日本でブームになって読まれている“意味”、わかるでしょうか〜?

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