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08年11月19日(水)

秋の府市民総行動/自・公と民主「迷走同士のぶつかりあい」2008

 「秋の府市民総行動」(主催:実行委員会)で、先日の京都市に続き、今日は京都府に対する要請行動がおこなわれ、お昼の集会・デモに合流しました。

 …今日の京都はこの冬一番の冷え込み!「朝出る時には雪がチラついとった」という北部のみなさんも含め、「雇い止めを許すな〜」「中小企業を守れ〜」「消費税増税は許さないぞ〜」と元気にシュプレヒコールしながら歩きました。

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 さて、臨時国会はここ数日、また新たな動きがありました。

 麻生首相と小沢・民主代表との党首会談。…小沢氏が「2次補正の提出を。出さなければ参院でテロ法案などの採決に応じない」と言いだし、麻生首相は「努力中だが、いつ提出できるかは言えない。テロ法案とは関係ないじゃないか」と応えたとのこと。

 それで昨日、民主は参院のすべての委員会で「審議ストップ」戦術に。麻生首相は「テロ特措法案」「金融機能強化法案」の衆院での「60日再可決」に言及し、政局は一転、会期大幅延長説が大勢となっています。

 …「いったいどうなるんだ?」という問い合わせが今日もたくさん寄せられました。見通しをあれこれ言うことはできませんが、事態の本質は“自民・民主 迷走同士のぶつかりあい”(市田書記局長)ということでしょう。

 ★市田書記局長の記者会見(17日)の動画↓↓↓

 麻生政権が、「給付金」で国民から総スカン!支持率急落で「迷走中」なのは言うに及ばず…。

 同時に、民主党も2次補正を「要求」するけれど、それは「給付金バラマキ」の具体化であり、「3年後の消費税増税」とセットでいま最も評判の悪いシロモノじゃありませんか。「景気対策にもならない」と民主も批判してきたはず。

 それなのに、小沢氏は、2次補正が出ればテロ特や補正予算案の「採決」にも応じる構えだといいます。どちらも、国民の利益に反する中身であることはあきらかなのに、です。

 …いったい、民主にとって、「政治の中身」とは何なのでしょうか!?

 結局、「対決姿勢」を演出しても「対決の中身」がないからこうなるのでしょう。民主は当初、「法案審議に協力するから、早期解散をお願いする」という態度で「1次補正予算」に賛成し、テロ特法案の衆院通過にも協力しました。

 “国民ないがしろで、なんいがなんでも「政局」優先”という、民主党の党利党略ぶりが、再び浮かび上がってきた格好ですね。 (つづく)

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